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『ウシジマ君』の記述の解説

はじめまして、もみじ2号といいます。 ある記述について内容が理解出来ず困っています。 『闇金ウシジマ君』という漫画があります。サラ金や風俗等の社会の厳しい側面を描いた漫画です。その中に、こんな台詞があります。 「…秩序を守るための露骨なタテ社会で生きている。一人じゃ生きていけないから仲間をつくって身を護り、少しでも優位になるための嘘に恥はなく、毎回違う昔話にも無関心。…」 私は、縦社会を理解出来ずに損をしてる、と思う時があります。この記述は縦社会を理解するのに役立つと感じたのですが、どうもピンときません。特に、仲間を作る事と身を護る事がどう結びつくのか、どんな嘘をつく事がどう優位になる事にどう結びつくのか、という2点が分りません。 この記述について教えてください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • sakehac3
  • ベストアンサー率31% (31/100)
回答No.1

ウシジマ君、私も読んでますよ、 えっと、たぶんの解釈ですが。 一人じゃ生きていけないというのは、寂しいということでしょう、身を守るというのは寂しさから身を守るということで、 「タテ社会を生きていけないから」という意味ではないと思います。でも、寂しさ紛らわせなので仲間という程深くもない、 でもそんな集団の中でも優位に立ちたい、だから例えば「俺は昔空手やってた」とか、「高校、大学はエリートの出身」だったとか言って、 まぁ簡単に言えば一目置かれたい訳です。 でも、考えることはみんな一緒な訳で、その嘘か本当かわからない自慢話(昔話)もみんな突っ込まれるとボロが出てくることはわかっているので自分も突っ込まれたくないので突っ込まないし、 かといって興味がないので適当に返事をする(無関心)なわけです。 まあ、質問者様も実際に経験があるかはわかりませんが、 職場や部活の先輩と知り合って最初の頃くらいに「昔はワルだった」とか「5対1のケンカで勝った」とか武勇伝の様な話をされたらどうでしょう? あなたは「さすがに5対1はないでしょ?」とか突っ込みますか? 本当かもしれないけど明らかに嘘くさい。 実は嘘の話しで、そこを突っ込んでしまい嘘を暴いてしまったらその先輩には嫌われてしまい、職場(部活)でも仲間ができず孤立してしまうかもしれません。 それなら一番無難な手はやっぱり話に適当にあいづちを打つことでしょう、その話が嘘だったならその先輩はそれ以上突っ込まれても困るからそれ以上に詳しくは話そうとしませんし、その先輩の話を聞いてあげたことで先輩との関係も悪くならないしその場は保てるでしょう。 本当にあった自慢話なら信じてほしいから「信じてないだろ?」とか言ったりしてもっと詳しく話すでしょう? 例え、うわべの付き合いの集団の中でもうまくやっていきたいと思いながらも一目置かれたいのです、 ちなみに違う解釈として、「寂しいから生きていけない」じゃなく「縦社会で生きていけない」ということだったとしたら、 縦社会ゆえに上司から理不尽なことを言われたり、一人で受け止めるには辛いから同僚などと話して上司の悪口を言ったりして「自分だけじゃないんだ」と辛さを共有したりする為に仲間を作って身を守る、ということでしょうか。 以後の「優位になるため」は同じです、結局、人は同じ位置にいる集団の中でも優位に立ちたいんです。上に上がりたい、けど上がれないなら今いるとこで少しでも上の立場の存在になりたい。ということでしょうか。 すべての人がそうではありませんけど。

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