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先物取引について教えてください
先物取引をしようと思います。 2限月と6限月は決済までの期間が違うとのことですが取引に関して はどう違うのでしょうか? 2限月のほうが期間が短いのでハイリスクハイリターンと考えて 良いでしょうか?
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- U-Seven
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商品先物取引について歴史的なことを知っておいた方がよいです。 基本的に商品先物取引は業者(卸業・商社・メーカーなど)の売買価格のヘッジとして発達してきた物です、現物渡し・現物受けが基本です。 それをあたかも金融商品として投資の対象にしているだけです。 >今回は東京原油の先物を想定しています。 >当月以外なら2月限も6月限もリスクは同じならば決済期間の短い2月限で取引するのはなぜでしょうか?? 東京原油の6月限はまだ発会していませんが?・・・。 先限の2008年4月限は今月2007年11月2日に新甫発会しています、来年の4月にもっと値段が上がっていると予想すれば買いを入れておきます。 実際に価格が上がってもその分は現在の価格で原油を手に入れることが出来ます。(ヘッジ) 逆の場合も売りでヘッジを行います。 単にその限月だけではなく需給に合わせ限月毎に建玉を持っていますので、 業者は実需動向を見ながら、その後の先物価格の推移などでヘッジとして買った(売った)枚数を増減しています。 ですからどの限月でも売買は行われます。← (以上は業者の場合での説明です) ただ原油の場合は物が国内にありませんので差金決済になりますが、ゴム・貴金属・穀物などは現物の受け渡しが行われます。 >決済期間の短い 通常私たちが取引しているのは現物が欲しいわけではなく、売買差益を狙っているだけですので決済はいつでも出来ます。 デイトレで5分後に決済も出来ます。 仮に1週間以内に決済すると考えれば、納会日近くの当限以外ならばどの限月でも1週間の取引期間はあります。 他の条件を考えなければ、どの限月でも良いわけです。 また、すでに先限の時に建玉を持っていれば、いずれ期近に回ってきますのでそれの手仕舞いもあります。← 期間は関係が無いです、いつ納会を迎える限月なのかということが重要なのです。← 実物を想定して考えてください、2月限は2月に現物を買う(売る)商品、4月限は4月に現物を買う(売る)商品、ということです。 限月毎に違う商品、季節商品と考えれば良いです。 価格の変動要因が限月毎に微妙に異なります、期近は前日比プラス、期先は前日比マイナスという値動きも良くあります。 >期間が短いのでハイリスクハイリターンと考えて >良いでしょうか? 別のリスクが高くなります。← 1日あたりの出来高を見て貰えば分かりますが、11月16日東京原油4月限は4765枚、たいして1月限は138枚しか有りません。 指値が通らない、手仕舞いたいときに売買が成立しない、結果的に不利な価格で約定せざるを得ないなど。 値動き的にはローリスクローリターンです。(ロー、でもないですけれど、比較上で) 思惑では値段が動かない、すでに需給に沿った市場価格に近づいていますので、先限ほど値動きはないです。 ◎東京原油『11月限』 11月7日終値:63580円 11月16日終値:59860円、7日から3720円の下落。 ◎東京原油『4月限』 11月7日終値:61900円 11月16日終値:57030円、7日から4870円の下落。 しばらくは毎日の結果を記録して値動きの傾向をみてはどうでしょうか。 商品によってもまた違います、貴金属は季節性がないので変動幅は似たような物です。 色々です。
- pon-san
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日経平均先物か商品先物か分かりませんが、とりあえず、商品先物で説明します。 日本の先物市場では先限が多く取引されているので注文を出しても約定しやすく、指値に近い金額で約定しやすいです。 当月限は定時増証拠金が付いて値幅制限が無くなるのでもっともハイリスクハイリターンです。 それ以外の限月はどの商品も値幅制限があり、リスクは一緒ですね。 さや取りのような取引をしないのであれば普通は片建てですから、約定しやすい先限が普通でしょう。
補足
素早い回答ありがとう御座います。 今回は東京原油の先物を想定しています。 当月以外なら2月限も6月限もリスクは同じならば決済期間の短い 2月限で取引するのはなぜでしょうか??
お礼
ありがとうございました。 結構複雑ですね。 もう少し勉強します。