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生徒の育て方
私は今大学生です。私が高校時代にやっていた部活動は、先生と生徒との衝突が激しく、部員がどんどん減っていくような部活でした。生徒が先生の期待に応えるために一生懸命練習し、がんばっているけれども、先生からしてみれば自分の理想にほど遠いようで、すぐに怒っていました。それに耐えきれず部活を辞める生徒も多く、中には胃潰瘍になったという人もいました。先生に怒られるのが怖くてなかなか積極的にすることができず、それを見て先生がまたいらいらして怒る・・・というような繰り返しでした。私も怖くてびくびくしていました。 そんな先生に、よく「どうやったらそれぞれの力を伸ばすことができるんだろう」と、訊かれます。ほめてのばすことをすればいいのではないかとは言ってみても、「ほめて、力が伸びればいいけど、次にやらせたときにまた元に戻ったり、別のところができなくなったら、それでもほめてあげないといけないのだろうか」というようなことを言われました。それに対してどう答えればいいのかわからずに困ってしまいました。 このまま先生が今まで通りの指導をしていると、部員が入らなくなり、廃部になってしまうのではないかと思います。それを阻止するためにも後輩たちに自信をつけさせ、先生に良い指導をしていただきたいのですが、生徒の力を伸ばす、生徒が部活を苦にならないようにするにはいったいどうすればよいのでしょうか。
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- jirafu2003
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部活動は精神的にも大変です。しかし、褒めるといっても達成感のない活動は、存続できません。教員のわがままの発散にしか見えない部活動は、継続で来ません。達成感や練習試合などで、アドバイスする、ビデオ撮影やその他の具体的なミーティングなどが重要です。時には、怒られることも必要ですが、生徒は達成感の無い生徒には、技術力の向上にはなりません。データ分析、ビデオなどの視聴から反省会などを工夫したらいかがでしょうか。先生は忍耐も必要です。
- vose
- ベストアンサー率100% (1/1)
私の高校時代のテニス部の顧問の先生と似ていますね。 その先生は人柄が悪いわけではなく、しょっちゅう叱っているわけでもなく、生徒のことを褒めたり、雑談をしたり、アンバランスな先生ではなかったと思うのですが、どうしても私はその先生の存在が苦痛で部をやめました。他の生徒も辞めたがっていて、現実に同級生の12中8人位が辞め、また地区大会でベスト4のなかで3席を独占するほど実力のある三人の先輩もすべて辞めました。 悪い先生ではなかったのに、どうしてあれだけ苦痛だったのだろうと今にして思えば不思議なのですが、ひとつ思い当たるとすれば、先生は部の方針や練習時間などすべて自分でいつの間にか決めてしまって、生徒の意見をまったく聞こうとしないことが原因だったのかもしれません。先生は強引なタイプではないし、癖の強い先生でもありませんでした。それでも先生を疎んじるようになったのは、仕切事はすべて先生が決定しちゃって生徒は従うだけ、先生の言いなりのままになっている嫌気が部にあったと思います。 貴方の部の顧問の先生はそういったように生徒の意見に耳を傾けないで、指示を出すことのみに専念してしまうタイプの方ではないでしょうか。「部をこれからこうしよう」と明確に路線がご自分の中で定まっているようなので生徒に物事を決定させようと配慮することもしなさそうだし、そういうタイプの先生ではないかなぁ・・・と思ってしまいます。 会社での上司と部下の関係でもそうなのですが、仕事への要求が厳しいとか甘い以前に、部下の意見を聞かずに物事を自分で決めて先へ先へ行ってしまう上司は嫌われますし、部下の話をよく聞いてくれる上司は好かれます。そしてそのことは部下が仕事を続けていくか、やめてしまうかの原因の大きな要素となる気がします。
生徒は1人1人人格を持った人間ですから、考え方や方向性が違うと思います。楽器の技術云々を抜きにして話し合いが必要だと思いますよ。 先生の情熱は、生徒さんには伝わってないと思います。 だから生徒さんの中で不満や、苛立ち、恐怖などが出てきて、悪循環を招いてる気がしますね…。 先生もその指導方針が変えられないなら、もっと自分の考えを生徒に言うべきじゃないでしょうか?全国大会に行きたい生徒さんのために厳しく指導されている先生の思いが全く生徒さんに響いていないんですよね。 言葉の厳しさには傷ついたりしますが、でもちょっと不器用なだけで私たちを思って言ってくれていると分かれば、先生についてくる生徒さんは必ずいると思います。 その厳しさに耐えられない生徒さんは元々「全国には行きたいけど、無理はしたくない」程度の考えだったのでは?とも思えます。 あと、褒めることだけだったら、ダメですけど、褒めることは必要ですし、ダメなところを指摘するだけでは結局生徒さんはストレスをためるだけです。努力したところが認められないと、やっぱりモチベーションが下がってしまいますよね。 先生の理想は高くて、全然ダメ!て思ってるのかもしれないですけど、そこは先生が譲歩すべきところじゃないでしょうか。 生徒さんはプロじゃないんだから、間違えたり、出来たことが出来なくなったりします(気持ちの変化によっても起こると思いますので)でも、練習をした分良くなった部分は絶対あると思うんです。 そこを、先生が見逃さずに「ここは良かった、次はここをこうしたらもっとよくる」と具体的に指摘してあげることが大事だと思います。 あと、先生の理想を押し付けることで、生徒さんの演奏、個性が消えちゃってたらそれは音楽としてどうかな?って思います。教えすぎ、マニュアルすぎ、じゃ指導は出来ないと思うんです。 生徒さんは高い目標を持ってるようですし、じゃあそれをかなえるためには「どうしたらいいか」を考えさせることも必要じゃないですかね?高校生なんですよね?考える力は十分にあります。方向性がずれたりしたら、先生がちょっとアドバイスをしてあげる。勿論先生はストレスが溜まると思います^^;でも考える機会を奪ってしまうのがいいことだとは思えません。 折角のすばらしい情熱を持った先生ですので、もっと器用に振舞えると良いですね。褒める・怒る・ほっておく(て言うと、ちょっと誤解されそうだけど、見放すわけじゃないです)ことも大事だと思うので先生にそう言ってみることは出来ないでしょうか?
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
ほめれば成績が上がるなら、誰も苦労しません。全員が金メダリストか世界チャンピオンです。要は、技量、力量ですから。 で、指導者は、それを見極め、個別に力加減を変えていくものです。全員に同じことを課すのは、バレーボールなどの集団競技だけだと思います。 で、まずは指導者が信頼を得て、どんなにきつくても、それを守れば花が開くと思わせるべきです。高橋尚子と小出監督、野村監督と古田捕手などみたいに。 まあ、文科系だから、そもそもそんな叱責自体がナンセンスなような気もするのですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、おっしゃるとおりです。ほめるだけで成績が上がるわけではありません。ただ、あまり叱ってばかりいると行動が起こしにくいのではないかと思い、そのように考えたんです。 生徒一人一人は力量も違いますし、全員に同じことを課すのはおかしいので、個別に目標などを立てて指導していければいいですね。 先生と生徒の間で信頼関係があまりないような気がするので、まずはそこから作り上げなければいけないと思います。
- dqpq05
- ベストアンサー率33% (361/1089)
>生徒が先生の期待に応えるために一生懸命練習し、がんばっているけれども、先生からしてみれば自分の理想にほど遠いようで、すぐに怒っていました。 >熱血で自分の考えを突き通そうとされる先生ですので、生徒の考えと先生の考えが衝突し、喧嘩になったり怒ると感情的になり、言葉にもの凄く攻撃性が表れてきます。 生徒が出来ないから怒るんですか?考え方の違いで衝突するんですか? どちらなのでしょうか。両方なのかもしれませんね。 考え方の違いは、とことん話し合う以外にはないですよね。 出来ないから怒る件について。2種類あります。 「技術的に出来るのにやらないから怒る」のは普通のことです。 ただし、「技術的な理由で出来ないのに怒る」という場合は間違った指導法です。この場合、怒ってもしょうがないです。先の回答でも書いた通り、講師の出番です。講師が来るまで保留すべきでしょう。 「どう身体を使えば吹けるのかわからないのに、吹けないことを怒る」というのは間違いです。気持ちでは楽器は吹けません。「吹けたような気になる」だけです。 非常に熱意のある先生なのですね。 その先生をサポート出来るメンバーが是非とも欲しいですね。 質問者様たちOBでも良いのではないでしょうか。 せめて、楽器の技術的な手助けをOBが出来ませんか?(教えるということ。)
お礼
またもご回答ありがとうございます。 先生が怒る理由は、「技術的にはできるはずなのに、それをやろうとしないからもどかしくなって怒る」だと思います。 生徒の方は怒られるのが怖くて萎縮してしまうため、できないのではないかと思います。 先生は熱心なのですが、情熱的すぎてやけどしてしまう・・・という気がします。言葉が鋭く、女子生徒が多い部活のため、傷つきやすいのです。 衝突するのは、生徒ができないのもあるかもしれませんが、今後どのような部活にしていきたいかということについて、考え方の違いでよく衝突します。あとは、部活のやり方についてです。先生にここを変えてほしいといっても、「俺の信念は曲げられないんだ」といって、喧嘩に・・・ 自分のわかる範囲で教えてあげられればいいのですが、私もまだまだわからないところがたくさんあり、教えてあげられないことが多いと思います。見ていると、私たちの世代よりもはるかにうまく、どこを教えてあげるべきか・・・という感じです。私もサポートはしてあげたいです。 部員は辞める人が多く、OBの数もとても少なく、地元に残っている人も4,5人しかいません。また、ほとんどのOBがその部活(というより先生でしょうか・・・)をあまり好きではなく、たまに行く分にはいいけど、実際のところあまり行きたくないようです。 難しいですが、先生を何かサポートできればと思います。
- dqpq05
- ベストアンサー率33% (361/1089)
コメントを拝見しました。 何といっても、顧問の「楽器・音楽に対しての」能力不足だと思います。 専門家の講師などは呼べないのでしょうか? 音楽系の部活の顧問は全てをやらないといけない分けではないんです。 顧問がしなければいけないことは、生徒の環境を整えることです。 このことは顧問にしか出来ません。しかし、楽器をより良く教えるのは顧問以外でも出来ます。繰り返しになりますが、楽器を教える講師には出来ない、「顧問にしか出来ないこと」があるんです。生徒たちのために苦労して、専門家の講師を探してくることだって顧問の立派な仕事ですよ。 全国大会を目指す生徒をサポートしたいと思うのであればなおさらです。 質問者様は問題を少し混ぜて考えてしまっているかもしれません。 生徒の気持ちを理解することに関しては、教師は得意分野でしょう。それに、この顧問は生徒のことも良く考えている方と感じます。 しかし、楽器を教えるというのは「ほめる・怒る」ではないんです。 ほめようが怒ろうが、物理的に正しい奏法に持って行かない限り、良くなることはありません。「昨日できたのに今日できない」という原因は正にこれです。 その顧問の先生は、自分のやれること(能力)と、自分のやるべきことをよく考えた方が良いと思います。 本当に嫌な表現ですが、具体的な方法(この場合楽器の指導法)無しに、どんなに純粋であっても気持ちだけでは生徒に指導できません。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございます。 先生は、自分が知っている専門の先生(たとえば大学教授など)を呼んで指導を頼まれています。外来の先生方は忙しいので、滅多に機会はないのですが、指導はしていただいていました。 自分のやれることを常に考え、行動されているのですが、熱血で自分の考えを突き通そうとされる先生ですので、生徒の考えと先生の考えが衝突し、喧嘩になったり怒ると感情的になり、言葉にもの凄く攻撃性が表れてきます。 先生も一生懸命で、気持ちはあるのですが、なかなか生徒とうまくいかないんです。
- hkinntoki7
- ベストアンサー率15% (1046/6801)
この先生は何のために部活を担当されているのでしょうか?全国大会に出場することで自分の評価を上げようとされている様な気がします。生徒の技量に応じて個々の目標を設定することで良い指導ができるようになると思います。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 先生は学生時代に音楽系の部活をしており、その音楽のすばらしさを生徒と分かち合いたい、良い時間を過ごしたいと思い部活を作られたみたいです。 先生は全国大会などは正直どうでもいいが、生徒が全国大会などを目指してがんばっているので、それをかなえさせたいためについ力が入ってしまい、今の現状に至っているようです。 個々の目標を設定するというのは良いですね。目標を少しずつクリアしていくと自信もつくと思いますし。
- dqpq05
- ベストアンサー率33% (361/1089)
「そういうことを聞いているのではない」と思われるかもしれませんが、こういう見方もあるので参考程度に聞いてください。 その先生は正しい指導が出来ているんでしょうか? 部活の顧問というのは、指導方法を外部から評価されることがないので、自分が間違っていることに気付かないことが多々あります。 >生徒が先生の期待に応えるために一生懸命練習し、がんばっているけれども、先生からしてみれば自分の理想にほど遠いようで、すぐに怒っていました。 吹奏楽部などでよくありがちな状況ですね。 その顧問は問題点を的確に指摘出来ているのですか? 顧問の理想 ↓ 生徒の実情 ↓ 「顧問の理想」と「生徒の実情の違い」の見極め ↓ 「顧問の理想」に近づけるための問題点の洗い出し ↓ 問題点を改善するための方法の検討 ↓ 以後トライ&エラーの繰り返し まず顧問の感覚が「まとも」で、顧問の理想が「まとも」であるということが大前提になってしまいますが、その上で、上記のような指導が必要になります。 >どうやったらそれぞれの力を伸ばすことができるんだろう 専門的な能力が不足しているのではないでしょうか? 高校の部活動って、専門的な知識と能力がないと出来ないものです。(このことは冷静に考えれば分かると思います。) 必要最低限の専門的な能力があれば、怒鳴り散らす指導をしなくても生徒の能力は伸びます。 客観的な視点で見つめ直すと、その顧問の専門的な能力はどの程度ですか? 補足をお願いします。
補足
ご回答、ありがとうございます。 客観的に見ると、まだまだ経験が浅く生徒の気持ちを理解できていないところが多いと思います。そして、先生の理想がもの凄く高すぎて、生徒が一生懸命がんばっていることをわかってはいるものの、「ここは良かったよ」などと、ほめることはなくまずだめ出しをしてしまっています。そのたびに「また怒ってしまった・・・」と、後悔するといった繰り返しをしています。 専門的な能力もあまりないかもしれません。音楽関係の部活ですが、先生は専門的にそのことを勉強したわけではなく、学生時代の趣味から音楽に興味を持ち、独自に勉強をしてきたというところでしょうか。 しかし、とても熱心で専門的に勉強をしてはいなけれども、ある程度の知識はありますし、「もっといろいろな勉強をしてみんなと良い時間を過ごしたい」といって、講習会に出たり本を読んで日々勉強されてるみたいです。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
教育は相性ですから褒めずに指導する方法もあるとは思いますが、仮に「褒めて伸ばす」ことに限って言えば、「褒められるところを見つける」ことにこそ指導者の力量が試されるではないかという気がします。 つまり、未熟な生徒や弟子としては、怒られて潰されて、すっかり自信をなくして自分の長所が見えなくなっているわけですよね。でも、人間って、一見すると後退したようでも何かしらの進歩が潜んでいたりするし、逆に後退することこそが悔しさというバネになって次に進歩できるかもしれませんよね。 そういう点に気づいてあげて、助言してあげられるといいのかもしれないなと、教育にはとんと疎いものの、長年、ダメ親やりながら足掻いている身として、ふと思いました。例えば、うちの子には「元に戻っちゃったけど、あなたには、この間、あんなことができたような素晴らしい力があるのだから、絶対に次は進める」というようなことを(もう少し言葉を変えて)言ったりしています。 いずれにしても、言葉掛けのタイミングって、とても大事ですよね。先日、メキシコ五輪で銅メダルをとらせた監督のことをテレビでやっていましたが、勝ったときには何も言わず、負けたときには励ましたそうですね。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございます。 >例えば、うちの子には「元に戻っちゃったけど、あなたには、この間、あんなことができたような素晴らしい力があるのだから、絶対に次は進める」というようなことを(もう少し言葉を変えて)言ったりしています。 なるほど、このように言葉をかけてあげれば衝突することも少なくなりそうですし、私もそのように声をかけられれば嬉しいと思います。 指導者の力量、言葉かけのタイミングなど難しいところもありますが、先生もまだお若いので経験を積まれて良い部活を築いていっていただきたいです。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 指導というのもなかなか難しいですね。 話し合いをし、先生の思いを生徒たちにわかってもらうということをすれば少しは状況が良くなるかも知れませんね。 ほめる・怒る・放っておくということは大事ですが、それの加減というのも難しそうですね。先生に機会があれば言ってみようと思います。