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クジラの噴気孔について
クジラの噴気孔はどのような進化を経て今のような場所になったのでしょうか? 哺乳類はほとんどの場合顔の中央にありそれが背中(頭部の後?)にあるクジラは、進化をたどりながら移動したとしたら脳の部分をどう越えたのか等、友人と話しをしていて行き詰まっています。 よろしくお願いします。
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クジラの骨格をよくみるとわかりますが、脳頭蓋を鼻骨は越えていません。無理矢理後頭の方へ押しやられた形をしています。 古鯨類メソニクスの骨格から、初期のクジラ類Prozeuglodon、そして、現在のクジラに至る頭蓋骨の変化をみていくと、前顎骨(ヒトでいう上顎骨)が極端に長くなっていきます。それに押しやられるように、外鼻孔、鼻骨ともに後方へ押しやられていきます。眼窩も変形縮小して、前頭骨もぐにゃりと変形していくようです。ヒゲクジラもハクジラも頭部の変形は似たような形ですね。 つまり鼻の下をビロ~ンと伸ばして、鼻を上に向けて、おでこから後をギュウっと押しつぶすとあんな顔になるようです。 余談ですが、マッコウクジラの角張った頭には脳油とよばれる油脂が含まれており、遠距離の反響定位に使われるようです。 参考文献 E.H.Colbert & M. Morales Evolution of the Vertebrates 築地書館
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- no-hitomi
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はじめまして、no-hitomiです。 あまり、詳しくは、ないですが、すべての鯨が頭の上に、噴気孔があるわけでは、ないですよ(^o^)丿、すごい進化した潜水のプロの、マッコウ鯨は、潜水にすぐれた頭の先に、片側によりありますよ!!
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早速の回答ありがとうございます^^ そうなんですよね、マッコウは少し違う場所なんですよね。 機能は鼻で肺とちゃんと繋がっていて・・・ で、何故その位置までどうやって移動していったのか・・・ タイムマシンがあったら一番調べてみたいと思う今日この頃です。
お礼
わかりやすいお答えありがとうございました。 早速友人にも知らせたところ納得してくれました。 ありがとうございました。