ハローワーク職員です。
国家公務員、地方公務員ともに、雇用保険は適用されませんが、退職金が少ない場合のみ、その差額を支給することがあります。
雇用保険は、退職時の年齢と、連続して掛けた年数によって支給日数が90日になったり、300日になったりします(平成13年4月から改正されますが…)。
当該公務員の方が退職されて、退職金が支払われた場合、その退職時の年齢・勤続年数を、一般の雇用保険被保険者相当に当てはめ、退職金の方が多ければ支給は何もなし、少なければ、その差額を支給するのです。
なお、雇用保険を掛けていないので、教育訓練給付は該当しません。
仕事探しについては、たとえ在職中であっても、ドクターストップでもかかっていない限り、どなたでもバックアップさせていただきますので、お気軽にお越しください。
現在の雇用失業情勢は、以前まだまだ厳しいものがあります。
私たち公務員は、つぶしが利きにくく、退職はいつでもできますので、在職中にしっかり今後のことを考えておかれてはいかがでしょうか。
民間企業さんへの就職については、やはりハローワーク職員は色々情報など持っておりますので、お気軽にお越しください。
また、最近はインターネットで登録する民間の求人・求職サービスも進んでおりますので、アンテナを張り巡らして、色々お調べになってもよろしいと思います。
国家にしろ地方にしろ、私たちが採用になった影で、どなたかが試験に落ちてしまっていますので、中途退職はもったいないと思います。
そこまで立ち入る権利は私たちにはありませんが、窓口にお越しになる求職者のみなさん、「公務員はうらやましい」と皆一様におっしゃいます。
ベンチャーでも起こされるのなら素敵なことですが、老婆心ながら、退職は最後の手段になさり、何とか職場に留まり、国民・市民のために尽くされる喜びを是非思い出していただきたいと思いますが…。
お礼
お礼がずいぶん遅くなり、申し訳ありませんでした。 私は体調を崩し、入院をしたり、自宅療養をしております。休職が長引いているため、精神的に色々と圧力をかけられており、精神的に疲れてしまいました。 それで、このたび退職することにいたしました。 公務員はクビにはなりませんが、精神的な圧力はかなりのものでした。こういう方々ばかりではないと思いますが、とてもいやな思いをしました。 食べて行くためには、色々と耐えなければいけないことも多いとは思いますが、限界もあります。 詳しい説明と励ましの言葉をありがとうございました。