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市場の読み方にていて

試験の練習です。 価格は市場経済の中で、重要な役割を果たしている。 市場の読み方はどれですか。 Aいちば   Bしじょう 辞書を引いてどちらも同じ意味ですが、正しい答えはAではなく、Bです。 どうしてですか。日本人の方はお教えてもらいませんか

みんなの回答

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

明治時代、19世紀の後半に、西洋の考え方を日本語に翻訳するときの基本的な法則があります。 日本語に翻訳したのは、当時の日本の知識人です。 当時の日本の知識人の知識のバックボーンは「中国古典」となります。彼らは、子供のころから四書五経などを暗唱していました。 なので、学術用語や西洋伝来の概念では、中国風読み(=音読み)が使われ、江戸時代から使われていた言葉に漢字を当てはめると、日本風読み(=訓読み)となります。 日本語の表記問題に関して書かれた書籍で、以下のようなことが書かれていました。 「明治時代に、中国古典から概念を引っ張ってきて当てはめたために、同音異義語が膨大に増えた。もし江戸末期に日本語をローマ字で表記するようにしていれば、できたかもしれないが、明治期の同音異義語の大量発生以降では、ローマ字では日本語が通じなくなってしまっている。実際に表音表示の表示体系に変えてしまったのが、ベトナム語である」 とかありました。 市場 この場合、古来商品を売り買いする場所としての市場「いちば」は いちばと読み、経済学という西洋伝来の考え方を表記するときは市場「いじょう」と読むことになってしまいます。 実際には、東京の魚市場(うおいちば)である、築地市場(つきじしじょう)のように、慣用でバラバラの場合もありますが。地名でも青物市場(あおものいちば)と読む場合もあります。

zhuanyouhe
質問者

お礼

長い回答ですよ:)  本当助けになります、どうもありがとうございました!:) 中国語同様であるようにすばらしいよねー!

  • root16
  • ベストアンサー率31% (43/138)
回答No.2

「しじょう」の語源を探す必要がありますが、 見つかりませんでした。 もしかすると、アダムスミスの国富論の 「market」の翻訳として「しじょう」が 生まれたかもしれません(明治期には良く 当て字や新語が作られました)。 しかし、翻訳文を見ることができなかったので、 確認することはできませんでした。 ↓国富論の翻訳史 http://d.hatena.ne.jp/akamac/20070329 参考↓経済の言葉と経済学の用語 http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/koten/bn/won-kotoba.html

zhuanyouhe
質問者

補足

語源を確認できないが、 その意味をわかるともういい^^

回答No.1

辞書によっては同じ意味になりますが、実際は読み方が違えば若干意味が異なります。 いちば 売り手と買い手が存在する都市の広場のこと。 物や場が存在する しじょう 経済用語:人々が交換を可能とするメカニズムのこと 財、サービスの価格決定などのように競り人が存在しない。 つまり、物理的に場が存在しない 出展:ウィキペディア つまり【いちば】は【しじょう】の一形態です。 この場合、設問は経済全体での話をしてますので、答えはBの【しじょう】となります

zhuanyouhe
質問者

お礼

ご返信してくれ、どうもありがとうございました^^  しじょう とは いちば(supermarketなど) より微妙の差があり、抽象的ですね。