- ベストアンサー
バイオエタノールと水素エネルギーの精製コスト
二酸化炭素削減のためにバイオエタノールが使用される ようですが、なぜ水素エネルギーを使用しないのでしょうか? また、精製にかかるコスト面なのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ANo.2のご回答が最も大きな理由ですが、それに次ぐ理由として、ではどうして水素を利用するかという手段も確立されていなこともあります。燃料電池という話がありますが、国が過去長年にわたり膨大な研究費を投入し、自動車会社をはじめ企業も相当の研究費を投入してきましたが、実用に供する燃料電池を積んだ車の開発はまだまったくみえてきていません。特に実用にたえる寿命と、耐環境性という点ではほとんど手がついていなく、コストにいたっては二桁のコストダウンが必要といわれているようです(車載用の燃料電池は億円単位だそうです)。 また水素をどのように社会に流通させるか(皆様はご自宅のとなりに水素スタンドを建設するという計画にご賛同できますか?)なども全く目処が立っていないようです。 その点バイオエタノールは、現用ガソリンエンジンの小改良で利用が可能ですし、流通もガソリンに準じた形ですみそうなことから、インフラ整備まで考えれば水素エネルギーとバイオエタノールではコスト的に相当差があるようですね。
その他の回答 (2)
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
水素に関しては、どうやって製造するか、どうゆう供給をするかと言う使用前の問題があります。 自然界に単独に存在するものではないので、何らかの分離により得ることになりますが、化石燃料等炭素と結びついた炭化水素から作り出す場合は、残りの炭素は二酸化炭素になってしまいます。水は水素と酸素に分解するので、その反応単体では二酸化炭素は発生しませんが、そのためのエネルギーをどうやって得るかが問題となり、通常発電による電気分解では二酸化炭素排出が却って増加する事が判っています。 後半の供給については、水素が最も軽い分子である為、取り扱いが難しく(圧縮保持350気圧・液化温度零下260度)、新たな供給インフラを造らなければならないと言う問題があります。
- wbfmm793
- ベストアンサー率20% (33/158)
精製に掛かるコストですが まだ水素は有効な開発が進んでいない(光触媒で海水から日光で水素を作りだせそうですけど) タンクの大きさや容量の問題 本体(利用機器)の価格の問題 安全性の問題(ガソリンと大差無いと言われているが) しかしバイオエタノールの食料価格高騰も問題になっているので水素自動車の開発などが進んでいくと思いますよ
お礼
ありがとうございます。 未開発でしたか!スペースシャトルなどは液体水素が燃料と 聞いた事がありますが、安全性にも問題があるのですね。