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相撲が何故国技なの?(相撲ファンに質問)
こんばんわ。 表題のとおりですが、「相撲が国技」なんて誰が決めたのですか? 人気、国民への浸透度、競技人口の多さからいったら間違いなく「野球」が国技でしょう。(その野球も最近は凋落傾向ですが) 「相撲は国技」というこれまで誰も疑問に思わなかったが、そういわれれば「何故?」というこれまで置き去りにされていた疑問が昨今の 「朝青龍問題」「若手力士リンチ殺人事件」などの問題の根底にあると思います。 私個人の考えは日本相撲協会の「公益法人」というこれまでの既得権益を剥奪・解体し、民間法人として、他のスポーツ業界と同等に真に国民レベルの「常識」と「信頼」を得られるような組織に作り直すべきです。 相撲ファンの方はどう思われますか?
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- bouhan_kun
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日本で公に国技と認定された競技はありません。また、国技の定義については諸説あります。日本古来の競技として国技相当と言われているものには、相撲、剣道、柔道(空手も含むことがある)がありますが、その中で興行として古来から確立しているのは相撲のみ、あとの2つは武道と考える方が多いでしょう。(柔道については、プロ化が何度か試みられましたが、流行りませんでした)それら2つも、中心的な団体は公益法人となっていますが、興行を行っているという点では、相撲が唯一です。そういう意味で、人気稼業である珍しい法人であるといえます。(そういう意味では野球機構もそうですが) で、確かに一時期(最近年では若貴時代)よりは人気がありませんが、それなりに固定フアンがいます。そういう方、特に高齢の方は、土俵上の戦いが主で、周囲のゴタゴタはどうでもいいことです。ですから、基本的には廃りこそすれ、消滅はしないでしょう。 協会の体質という点においては、各方面から非難があがっています。管轄が公的な官庁であることからも、あまりに非道であれば、許認可の取り消しなどもおきえるでしょう。 TVやマスコミは、この期に乗じて、悪いねたをあげつらっています。それが彼らの商売ですから。そういうのに惑わされてもどうかと思います。
- mat983
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正しくは国技ではありません。 国技館という名称になったため、国技と見られているだけです。 正式には日本に国技はありません。 下記サイトを参考にして下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%8A%80 国技が相撲であるという考えが広まることになった起源は、1909年(明治42年)に両国に初めて相撲常設館が完成した際、それが「国技館」と命名されたことであるとされている。これは3代尾車親方(大関:大戸平廣吉)が命名委員会(会長:板垣退助)に提案し、了承されたものであるが、それは6月2日に行なわれた開館式で作家の江見水蔭が執筆した披露文に「相撲節は国技である」という内容が書かれていたことにヒントを得たということに過ぎない。 その後、国技=相撲という考えは国民の間に浸透していくことになるが、国の機関によって正式に国技と認められたことはない
お礼
ご回答ありがとうございます。 丁寧、かつ詳しい情報をありがとうございました。 しかし、 日本相撲協会は文部省直轄の「公益法人」ですよね。 公益法人であるがゆえに数十億円の減税処置やHNKの独占放映権などの、つまり「既得権益」をしっかりと握っていると聞きます。 つまり彼らは他のプロスポーツと同等の条件での「市場原理」の中で 戦っているわけではないのです。 これはいかがなものでしょう? この「市場経済社会」の論理からすると、「顧客の論理」を見失い 「既得権益(労せずして利益を得ること)」に安住する組織はジャンル を問わず、必ず腐敗・崩壊します。 私は相撲ファンではないですが、かなり過激な改革を施さなければ 10年後に「相撲」というスポーツは消滅すると思います。