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詐欺事件
先日スペインにて友人が詐欺にあいました。スペインの某有名バンクから連絡があり、定期預金が満期になったので引き出してほしいとのこと。彼は銀行員のいわれるがままにスペイン語でかかれた書類にサインしたところ、その後、銀行員は退職、お金はすっからかんになってしまいました。プロの詐欺集団であったと思われますが、わけのわからない書類にサインしてしまった落ち度は本人にありますが、有名銀行の銀行員を信じきっていたため、サインをしたというところで、銀行に責任をもっていくことはできないものでしょうか。どなたかスペインの法律に詳しい方はいませんか?
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スペインの銀行に預金していたということですがそのご友人のスペイン語能力はどれほどなのでしょうか? 「わけのわからない書類」の内容も問題です。仮にその「書類」に「自分の預金をその銀行員に譲渡するので代理人とする」と言った内容であれば「詐欺」は成立しにくくなるでしょう。 その銀行員が「職務を利用して」であり、「わけのわからない書類」が不当なものあるいは正当性に疑問があるもの、であれば銀行にも責任はあるかと思います。 そうでなければ「いわゆる振り込め詐欺」と同じで、その退職した銀行員個人にしか請求できないでしょう。 退職する前に銀行員という職務を利用して、であれば監督責任を銀行に問えるかと思われます。 いずれにせよ日本でスペインの法律に詳しい人は少数でしょう。 スペインの法律に詳しい弁護士に相談された方がよろしいかと思います。
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- onbase koubou(@onbase)
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「振り込め詐欺と同じ」と書いたのは「振り込め詐欺と同じで、騙した人間と騙された人間の問題であって銀行は関係ない」という意味です。 どうも「よく読めもしないスペイン語の書類に言われるままにサインした」ということのようなのでご友人にも過失があるように思われます。 というか「譲渡する」という書類にサインしたのであれば「詐欺」の立件すら難しくなります。スペインの銀行に預けておいてスペイン語が読めなかった、という主張は厳しいでしょう。 しかし「偽弁護士」が出てくる段階で「銀行員」も「偽銀行員」もしくは「元銀行員」だったのでは? いずれにせよスペインの警察に被害届とスペインの弁護士を雇いましょう。 全財産に近い資産をスペインの銀行に預けていたのであればそれくらいのつてはあるはずです。
お礼
銀行に問い合わせたところ、実際に彼に連絡のあった銀行員はサイン後日、退社しているそうなので、その時点で働いていたことは間違いはないそうです。それにしても、彼の落ち度であることは確かです。 さきほどスペイン大使館へ問い合わせをしたところ、彼は米在住(市民権所有)により、FBIの管轄へとなるとのことでした。でもFBIも何もできないとは思います。ご丁寧に回答いただきありがとうございます。今はどんな小さな情報でもアドバイスでも大変ありがたく感謝いたします。
お礼
私も「振り込め詐欺」であると確信しています。そしてその書類が「譲渡」するものであったとも思います。しかし最悪なことに、彼はその書類のコピーを全くもっておらず、グルであった偽弁護士が持っています。その偽弁護士とはおそらくそのうち連絡がとれなくなるでしょう。 銀行員もいまごろ南の島あたりでしょうか。。。 やはりスペインの法律に詳しい弁護士を雇ったほうがいいですよね。 ただ、彼の財産、弁護士を雇うお金もなくなってしまいましたので、こういう形でアドバイスを頂いておりました。 しかし、その銀行を信頼し預金していたのにも関わらず、銀行員に騙されてしまうとは、何を信用すればよいのかもうわからないですね。 的確なアドバイス、本当にありがとうございます。