「金輪際」の使い方
「金輪際」という言葉について、語源や意味などは、調べて判りました。
仏教用語で「この世の果て」、端的には、「絶対に」という意味みたいですが、
「金輪際」に、時間的な意味や限定は含まれているのでしょうか?
例えば、
「金輪際、君とは口をきかない。」
のような使い方はよく目や耳にします。この場合、絶対(今後共、未来に向かって、永遠に)~しない、という意味ですよね。
しかし、先日、古い書籍の中で、
「金輪際、○○ということは、あったためしが無い。」
のような、過去の時間も含めたものも含めた文章を見ました。
私個人としては、このような過去の時間を含めた使い方を見たことがなかったので、違和感を感じたのですが、教科書的にこのような使用方法はOKなのでしょうか?間違っているのでしょうか?
あるいは、言葉の使用方法の変化で、このような使い方もOKになってきているのでしょうか?
国語に詳しい方、宜しくお願い致します。