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変額保険
変額保険は定額の生命保険より利率が高いので、保険料は定額終身保険より安い という記載をみました。 この文章のいみがわからないんです。 おしえてください。
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「変額保険は定額保険よりも予定利率を高く設定しているので、 変額終身保険は定額終身保険よりも保険料が安くなる」 ということですね? 変額保険・定額保険の違いを説明すると話がややこしくなるので、 とりあえず、予定利率の異なる2種類の保険・・・ということで説明します。 保険契約は通常、長期にわたるため、保険料を算定するときに、あらかじめ 保険料を積み立てられることによって得られる運用益(利子みたいなもの)を 見込んで、その分を、保険料から割りびきします。 このときに、年あたりどれくらいの利回りで運用益を見込むか、というのが 予定利率です。 で、予定利率によって保険料がどのように変わるかですね。 話を単純化するために、すべての保険加入者が40歳として、 全員が80歳で死亡するという終身保険を考えます。 保険料は加入時に一時払いしてしまうとします。 保険会社は保険料を40年間運用して、その成果を死亡保険金の支払いにあてれば よいわけです。 保険会社が年利2%で運用した場合、保険料は40年で2.21倍に増えているでしょう 3%であれば、40年で3.26倍に増えているでしょう これは逆に言うと、保険会社は、 予定利率2%では「死亡保険金の2.21分の1」+「儲け」 予定利率3%では「死亡保険金の3.26分の1」+「儲け」 を保険料とすることになります。 儲けをなくしてしまうと、死亡保険金が100万円の場合、 予定利率2%では45万2890円、 予定利率3%では30万3556円 が保険料ということになります。 ※変額終身保険は死亡保険金が保証されていることが多いので、 その場合、単純に予定利率だけで定額終身保険との損得比較が簡単にできますが、 変額有期保険の場合だと満期保険金が保証されていないので、 単純に予定利率だけでは定額養老保険との損得比較はできないということに 注意してください。
お礼
ご回答たいへん有難うございます。