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「渡辺」のたな・べ」か、「わた・なべ」か。読み方は、「わ
「渡辺」という苗字がありますが、この読み方は、「わたな・べ」なのでしょうか、それとも「わた・なべ」なのでしょうか。 私はなんとなく前者だと思っていたのですが、渡辺姓の友人は、生まれてこの方後者だと思っていたそうです。 実際のところはどうなのか、ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。よろしくお願いします。
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最初のご質問からは少し離れますが、「渡辺」の由来について。 私も、「わたのべ(渡の辺)」から「わたなべ(渡辺)」になったのではと思います。 この「渡の辺」の「渡」とは、「渡し場」の意味だと思います。つまり「渡の辺」は、「渡し場のほとり」という意味ではないか、と。 『広辞苑』には、「渡辺」は、地名と姓氏の両方が載っていますが、そのうちの地名の方には、 わたなべ【渡辺】 古代・中世、摂津の淀川河口辺の地名。今の大阪市北区南部・中央区北部の辺り。渡し・港・橋(今の天満橋・天神橋の間)があり、交通の要所。中世武士団の渡辺党の本拠となり、また南北朝時代しばしば戦場となった。国府の渡し。渡辺の渡し。渡部。 とありますので、やはり「渡し場のほとり」ということなのではないかと思います。 姓氏の方はこの地名からできたのでは、という説もあるようです。 ↓信頼される情報かどうか分かりませんが……。 http://tokuyamagic.jugem.jp/?eid=71 というのがありました。
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学問的解釈としてはANo.1さまの解釈が正しいと思いますし、 履歴書などで『ふりがな』を振る場合などの実際的問題では、ANo.2さまのおっしゃるとおりだと思います。 私は、渡の辺(わたのべ)が(わたなべ)に転じたのではないか、と思います。同じような形態で山辺(やまべ、やまのべ)と言う言葉もありますね。そうすると『の』は『辺』のほうにくっつくと考えるのが自然に思えますね。
お礼
回答ありがとうございます。 「渡の辺」はありそうですね。そうすると、「渡」がどのようなものかが気になるところです。 私は、渡部(わたりべ)なんていう職業が昔あったのではないかと思っています。 それがなまって渡部(わたなべ)になり、「部」に「辺」の字が当てられたとか。完全な想像ですが。 どちらにせよ、「わたな・べ」の方がしっくりきますね。 ありがとうございました。
- haru1540
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近所に渡辺さんは数名いますが、「わた・なべ」だと思います。 元々「なべ」は「邉」や「邊」でした。それの略字として「辺」を使われている人が多いようです。
お礼
回答ありがとうございます。 私が10人程度に質問したところ、7人が「わた・なべ」だと答えました。 「わた・なべ」の方が一般的なのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- k-f3
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この漢字は「熟字訓」とか「当て字」とされて「渡辺」は2文字で「わたなべ」と読みます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%9F%E5%AD%97%E8%A8%93 http://www.geocities.co.jp/Bookend/3241/Nandoku.htm
お礼
回答ありがとうございます。 熟字訓というものがあるのですね、知りませんでした。 確かに、「わたなべ」は切らない方がいいようにも思われます。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 「渡し場のほとり」という説はかなり有力ですね。 そうすると、やっぱり「わたな・べ」ということでしょうか。 すっきりしました。 どうもありがとうございました。