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死刑執行「自動的に進むべき」
ふーん、こんな考えもあるのかとこのニュースを見て思いました。 確かに裁判所が死刑の判決を出しても、法相が判を押さないと効力を発しないというのもおかしな話です。 だとすると、法相個人の判断でどうにでもなるという事で、恣意的に運用する事も可能なのですから。 このあたりの手続きについて、どの様な考えが他にあるのか教えてください。
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- jamiru
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昔、皇帝が指一本動かすだけでたくさんの人が首を刎ねられたからでしすよ。 他にも軍隊でも上官が指を動かすだけでとかね。 権力者に簡単に他人の死を操作できないようにする為のシステムです。 という原則であって、勝手に自己の主義主張で判を押さないのは職務怠慢です。 仕事はその判決に誤りが無いかをチェックするのが仕事です。 こんな仕事をサボる連中が増えたから戒める為に「自動的に」と刺したのだと思いますよ。 本当はちゃんと仕事しろよ!!と言いたかったのを日本語独特の遠回しな表現をしたまでです。 文章通りに反応する連中は勘違いしていますね。
- nn4n
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懲役刑(禁固刑)でも刑務所の仮釈放があるので行政側の裁量はある程度あるのかなとも思います。(死刑囚は拘置所ですが) 法務大臣がその件で訴訟されているうわさも聞きませんし・・・ フセイン元イラク大統領みたいにあまりに短期間に死刑になるのも逆の意味で恣意的ですね。 すぐに死刑にしないのは人間は間違いを起こし冤罪があると思います。 下記NHKのクローズアップ現代の8月29日の放送ではアメリカ死刑囚124人に冤罪のとあります。もちろん社会の違いはありますが驚きの人数です。 日本の司法制度のなかで2点ほど問題があります。 1つはアメリカの冤罪が見つかった原因はDNA鑑定にあります。 アメリカは、警察検察が押収した証拠はすべて明らかにして弁護側が見ることができ保存の義務があります。しかし日本は検察が選択した証拠のみ提示すればよくその保存も明文化していません。 もう1つは警察の取調べが密室でいこなわれ誰も見ることができないことです(最近踏み文字をやらせた警察官がいましたね)ビデオで録画するなど可視化が必要です。 単純に死刑にするしないの議論ではなく冤罪をなくす議論と実行がないと前に進まないと思います。
- 参考URL:
- http://www.nhk.or.jp/gendai/
お礼
なるほど、 やはり、どうもこの免罪をめぐっての考えも一つの軸になりそうですね。 回答、ありがとうございました。
昔からさまざまな宗教書、哲学書などが、人間が人間を裁く事を問いかけている。 それほどこれは、軽々しくは語れない問題だ。殺された遺族ならともかく、無関係なもの達が、魔女狩りのように殺せ殺せと喚くのはどういう理由によるのか。いつから日本人はこんな猛々しい民族になったのか。もちろん、極刑を受けても仕方がない犯罪者がいる事は否定出来ない。 私は、正直なところ死刑制度に賛成でも反対でもない。あらためて、今考えているところだ。ちなみに、私が住んでいたオーストラリアは、すべての犯罪に死刑を廃止しているが、治安はいたってよろしい。 という事は、その国の治安は死刑制度には関係ないという事になる。
お礼
えー、 たぶん、誰のために、何のために刑が執行されるのかという問題でしょう。 例えば、被害者遺族が減刑嘆願に名前を連ねる事もあると聞きます。すると、刑の執行は遺族のためだけではない様です。被害者本人に成り代わってという考えもあると思いますが、死んだものは生き返りません。ですから、主には周りの多くの関係者を納得させるためなのでしょう。たぶん。 わたしは案外に、政治家や官僚はこおいった点ではしっかりとした判断を持って、死刑制度を存続させている、と思っています。その国にはその国の事情があります。死刑の制度があるから…(以下略)
- alidon
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基本的には現行の制度は間違っていないと思います。 裁判所が死刑判決を出しても、法相が判を押さなければ執行できない。 これは、法制度その物の根幹に関わる物で、もしもこの部分が無ければそれこそ司法が暴走しても誰も止められません。 不当な裁判の結果、勝手に死刑を執行する・・・現実には他国でも有りますし、日本だって過去には例外ではありません。 この危険を少しでも減らすための制度です。 また、個人的には司法という組織と、法相という個人・・・立場は立場ですが飽く迄も一人の人間です・・・の死に対する重んじ方は、一人の人間の方が重みを感じるのではないでしょうか? 組織として、規則に則ってさっさと人の命を奪う事・・・これも世が世ならば、いえ、現在の日本だってありえる事です。 だから、組織たる司法に一任するのでは無く、法相たる立場の人間が最終決済を下す・・・これで良いと思います。 実は、私は死に値するような者を生かして更生させることなど少しも必要とは思っておりません。 寧ろ、それが受刑者にとっての安楽であったとしても、さっさと命を奪ってしまう方が良いと思っています。 死刑に成るほどの犯罪を犯して於いて、人間性だの人権だの、更生だのととんでもない。 さっさと殺してしまえ! これが本音です。 ただ、残念ながら、何処まで行っても人間のする事ですから、その判断が絶対とは言いきれない。 死に値するのかどうか・・・本当に犯罪を犯したのかどうか・・・なにか致し方の無い理由が有ったのかも・・・云々・・・。 だから、悪人を死刑にする事は賛成ですが、それでも死を与えることには慎重に成らなければ成らない。 其れゆえの手続きなのだとも思っています。 そして、その責任を受け止めて、毅然と法と向きあい、自らの覚悟を改めて命の重さを軽んずること無く、其れでも死刑の執行に同意する判を押す・・・これが法相の法相たる所以であり、責任であり、存在意義です。 死刑を確定するのが嫌だから・・・判断しないで執行できるようにシステムを自動化する・・・? そのほうがよっぽど非人間的であり、間違っています。 死に値する悪人は殺さねば成らない。 しかし、その責任を追うのは同じ『人間』で無ければ成らない。 当たり前の事だと思いますが、今の世の中はあまりにも・・・これ以上は様々なものに対する罵詈雑言になりそうなのでこの辺で(笑)
お礼
最終的に個人があーだこーだと試行錯誤しながら決定を下す、 というプロセスは大切なのかとも思います。 それと、たぶんに日本的な決定方法になっているのはもしかすると天皇制とかと絡んでくるのかも。 えー、それは、その、
- sarasachan
- ベストアンサー率34% (51/148)
>自我の消滅という圧倒的な事実の前に苦悩し、恐怖しない人はいないでしょう。 では、被害者はいかがでしょう? 死刑囚がそのような恐怖におののくに至った理由は、他人をこのような恐怖におとし、命を奪ったという事実があるからではないですか? 質問に対する直接の答えではありませんし、おそらく削除されるでしょうけれど気になったので書かせていただきました。
補足
世の中は案外に不条理にできている様です。たぶん。 だから、どうだっていう事もないのですが、
何故皆さん人の命を取る事にそんなに、積極的なんでしょう。 たとえ、犯罪者であっても、人の死については厳粛であるべきです。その為に二重の網があると私は思っています。 #3の方の言われたこと、わたしはよく分かります。 自我の消滅という圧倒的な事実の前に苦悩し、恐怖しない人はいないでしょう。 それだけで、充分償ったかどうかは私ごときには言えませんが、少なくとも更正への道は開かれていなくてはなりません。それが文明国家の証だと思います。ヴィクトル ユーゴーの『死刑囚最後の日』を読む事をお進めします。
お礼
実は、そのあたりもこの問題に絡んでくる事柄だと思っています。 残念ながら、中には棒にも箸にもかからない救いようのない悪いヤツというのも存在するようです。世の中には。 更正などはなから望みのない輩です。 そんなヤツはすぐに殺してしまえ、というのもちょっと違うと思うので問題はややこしくなるのですが。
- phj
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#5です。 「自動」という概念に誤謬があるようなので、補足します。 行政は、国会で決められた法律に基づき、公務員が処理を行ないます。これは法律に基づいた権限により、またそこから逸脱することなく、法律に書かれている以上のことをしてもいけませんし、それ以下でももちろんいけません。 この辺が公務員という仕事の厳しいところで、恣意的な裁量権もありませんし、原則的にストも出来ないということになります。 しかし何が何でも法律が出来たらその通りというのは、逆に無茶苦茶になる要素を含んでいます。 たとえば、社会保険庁です。彼らは個人的には法律違反に近いこともおこなっていますが、全体として見たときに法律を当てはめれば悪いことはしていないのです。 例えば氏名の不明なデータについては、元々が申請主義(法律に書いてある)ですから、申請者が名乗り出ないのが悪いということになります。 またデータをコンピュータに入力するときには、きちんと労使で交渉し文書でノルマを決めその通りに実行しただけです。そこで不備になってしまうデータの責任については、法律のどこにも書いていませんので、別に問題ないのです。 法律を杓子定規に、自動的に運営するというのも、これまた具合の悪いものなのです。 ですので、どんな場合でも判断と責任を取る人が必要で、だからこそいろいろな意味を含むとはいえ「自動的」という発言は問題視しなくてはならないのです。
お礼
匙加減、ってところでしょうか。 確かに、ものごとちょうどいい「ころあい」というのがありますから、
- komimasaH
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補足です。 投稿してから、他の投稿を読ませていただいて、どうも 死刑は法務大臣が命令して実行するという法律が あるということを、どうもお分かりになっていない向きも あるのでは、と感じました。そういう法律があるんですねぇ。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~DD2/Rumor/death_penalty.htm
- komimasaH
- ベストアンサー率16% (179/1067)
過去に実際にいましたね。絶対ハンコを押さなかった 法務大臣が。お坊さんでした。小泉内閣の杉浦さんも 就任時信念によりハンコは押さないと発言して、問題になりました。 鳩山氏の発言が問題かどうかは、彼が刑法を変えるつもりなのか? と委員会で聞けば、すぐ撤回するでしょう。さっそく、麻生氏の お仲間の欠点が露呈しましたね。女性タレントのおっかけ(奥さん)、 趣味は蝶々の収集。ちょっと気味がわるい。
- water-cooled
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この発言は問題ですね。 大臣は「客観的な判断」で刑が執行されるべきという主張のようですが、 それならば、大臣が「客観的な判断」で判を押したらいいだけなのです。 つまり大臣である自分は客観的な判断のできない愚か者ですと言っているようなものです。 もし、粛々と執行するとした場合でも、現場で執行することを決断する人は必ず必要なはずです。執行するだけでも大変な心理的な負担なのだから、決断は最高責任者たる法務大臣がするのが妥当ではないでしょうか。 もし、あやまって死刑の執行がなされたら誰が責任をとるべきでしょうか。 このような重要な判断の責任をとれるのは、法務大臣であり、すなわち間接的に彼を選んだ国民だけでしょう。 どうやら、自分の発言の愚かさに気づいて発言を撤回されたようですが。
お礼
そうですか、撤回されましたか。 でも、代々の法務大臣にとってはたいへんな重荷なのでしょうね。 回答ありがとうございました。
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補足
そうですか、 何か耳の痛い話です。私も ちゃんと仕事をしている自信がどうもないもので、