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特定容積率適用地区ってなんですか?
特例容積率適用地区ってなんですか? 利用されていない建築物の容積を他の建築物に移転することができるって、具体的にどういう事ですか?
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- dr_suguru
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回答No.1
特定街区とは、都市計画で定められる地域地区のなかの一つで、市街化の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われる地区について、その街区内に対する容積率、建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定める街区のことを言います。 この特定街区に指定されますと、基準法60条の規定により、一般の容積率制限、建ぺい率制限、絶対高さの制限、斜線制限、日影規制、高度地区、高度利用地区内での制限を受けなくなります。 これは、特定街区のような大規模な街区単位の建築行為は都市機能のバランスとか周辺の環境に対する影響とかが一般の建築の場合と違ったものがあり、一敷地単位で考えられる基準法上の形態制限をそのまま適用することは必ずしも合理的ではないからです。 特定街区では、公開の空地を多く生み出し、また、地域の指定されるよりも高い容積率、一般の基準以上の建築物の高さの建築物をつくることができます。 具体例としては、 霞ヶ関ビル、浜松町の貿易センタービル、新宿副都心の京王プラザビル、新宿住友ビル、池袋のサンシャインシティ、横浜ランドマークタワー、クィーンズスクエア横浜など なお、特定街区は、都道府県(市町村)の都市計画審議会の議をえて都市計画決定されます。