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喪主ではない妹の立場は?
- 父が亡くなり、喪主となった兄夫婦と相談しながら葬儀を行いました。妹は故人の娘であり、いくら香典を出しても満中院の品はもらえないでしょうか。
- 四十九日の法要には2名参加しようと考えていますが、お供えにはいくらぐらいを持っていけばよいのでしょうか。
- 父が亡くなっても母はまだ元気ですが、香典は母のものでしょうか、それとも喪主である兄夫婦のものでしょうか。
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曹洞宗の僧侶です。 現代ではイエ制度は法的には廃止されていますが、冠婚葬祭の基準は依然としてイエ単位で考える事が多いようです。 mi-yu-さんが他家に嫁がれているということであれば、実際に血縁の妹(あるいは娘)であっても、喪主家とは別のイエの方と考える事になります。であればこそ、実家の葬儀に香典を出されたという事になります。 また、基本的に葬儀に出す香典は喪主に宛てられたものですので、それがどのような経緯、関係で届けられたものであっても、いわゆる「おかえし」の品の心配は喪主がすべきものです。 (1)について‥‥ご実家に対して、婚家の立場から香典を出されたmi-yu-さんには、他の参列者の方と同じように喪主から「満中院の品」がおくられるのが一般的な対応と思われます。 また、たとえ「mi-yu-さんの婚家との付き合いで香典をくれた人」であっても、その香典が喪主のものになったのであれば、その「おかえし」の品は喪主が手配しておくるものです。 (2)について‥‥斎席と引き物があるのであれば、斎席のお膳分×人数+引き物分+本来のお供え分、とお考えになると良いのではないでしょうか。 だいたい、 お膳分10,000円×2人=20,000円 引き物分10,000円 の計30,000円に、本来のお供え分20,000円を加え、 合計50,000円くらいとお考えになってはどうでしょうか。 (3)について‥‥香典は喪主に宛てられたものですので、喪主がお兄さんご夫婦であれば、お兄さんご夫婦のものということになります。 ただし、冠婚葬祭の慣習と実際の会計関係の間には、すこし違いがあって、現在では「喪主」とは、葬祭の費用を実際に負担した人、という意味合いもあり、葬祭費の全部または一部をお母様が負担したのであれば、相当の額をお母さまにお渡しするのが一般的と思います。
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- nekochacha
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初めに、四十九日は【満中陰】といい、坊主のいう満中院でもないです。 また、のしに書く場合に満中陰、その志という意味でのしに【満中陰志】と書き ます。四十九日を満中陰志と思っている方もおられますね。 1)私本人は故人の娘なのでいくら香典を出しても満中院の品はもらえない ものでしょうか。 いいえ、実の娘であっても夫の姓に嫁いでいますので夫の姓に対して満中陰の 品はお返ししないと旋主の恥になります。 2)四十九日の法要には2名参加しようと思っているのですが、いくらぐらい お供えをもっていくとよいのでしょうか。 四十九日の法要は、死者の冥福を祈る意味もありますが、旋主が集まって頂いた 皆様に食事などを盛大に振舞い施す意味もあります。 金額は、御繕料、お飲み物を考え3万円(2人で2万円+1万円)包み、それに 御供もします。因みにのしは、【薄墨】で「御仏前」や「御供」と、書きます。 3)父が死んでも母はまだ元気でいます。その場合香典は母のものでしょうか、 それとも喪主である兄夫婦の物なのでしょうか。 兄上さまはお母さんの代理でしょう。またこれまでご両親と同居しておられた なら、旋主のお兄さんが管理するでしょう。別居の場合でも今後、お母さんの お世話も考えなくてはならなくなるし、これもまたお兄さんの管理の範囲に入 るのではないでしょうか。 質問者様は実の娘であっても、ここはぐっとご辛抱なさってお口を閉じられて おられるのが賢明と思います。
お礼
ありがとうございます。ぐっとこらえて口を慎もうとは思っているのですが・・。理不尽な言動を耳にし目にししていますと、なかなか我慢するのは難しいです。nekochachaさんをはじめとして私に回答をくださった方々すべてにこの欄をおかりして御礼申し上げます。
- kaputun
- ベストアンサー率14% (127/864)
(1)嫁いでいらっしゃるなら、貰わないとおかしなことになってしまいます。 というのも、香典は夫名ではないですか? つまり、夫親族への礼節を欠いているということになってしまいます。 また、その兄弟各個人のつきあいの範囲内のものは その各人で満中院の品などを考慮しますが、 実際の負担は香典を受け取った者が、 また実際の手配を誰が行おうとも名目上の送付者は喪主となります。 (2)家の格によってまちまちですので、必ず親族に相談しましょう。 四十九日でも大きい法要を行う場では、一般的な金額では恥をかきます。 目安としては、香典として包んだ額(葬儀負担金額ではない)以下 であると認識しておけば大丈夫でしょう。 (3)相続税の問題からお考えになったほうがいいかと思います。 基本的には親が受け取ったほうがいいですが、 次の親の葬儀まで何年も間が空きそうにない場合などは、 子が香典を受け取ったほうがいいでしょう。 以上、葬儀でてんてこまいした者からのアドバイスです。
お礼
ありがとうございました。kaputunさんも葬儀を経験されたのですね。今までは父がおりましたので親戚等の葬儀には一般的な額の香典を預ければよかっただけでした。でも今回その父の葬儀になると、兄弟でもいろいろ考え方の違いや、今までは感じなかった雰囲気等々あって、いやになってしまいました。
- pekomama43
- ベストアンサー率36% (883/2393)
兄はいませんが、貴方と同じ嫁いだ者です。 1)について 満中陰志(院ではありません)については、集まった御香典の額によっては「身内なんだから良いよ」で済ませるところもあるでしょうし、きっちり半返しをされるお宅、最低限の3分の1で済ませるお宅など色々です。(私が実家の父を亡くしました際は「要らない」と言っておきましたので、同居の義両親宛にのみ届きました) 2)について 会食費として二人で1万円~2万円 粗供養の品として一家庭5千円程度(いずれも自分や自分の周りの相場です) ↑が最低限でも必要な費用ですから、3万~5万(お財布と相談で)包んでいかれたら宜しいかと思います。 3)について お香典で葬儀費用を賄い、残った場合、喪主が与りますが、それは喪主のポケットマネーになるのではなく、満中陰志の費用やそれ以降も続く仏様関連の費用に当てられます。(喪主はお兄様と言う事ですが、お母様もご健在とう事ですから、どの程度喪主として実権があるのかにも依ると思いますが・・・)
お礼
ありがとうございました。特に(3)の回答はなるほどそうか・・と納得しました。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
坊主ではありません。葬儀を出すほうの立場からです。 >私は喪主ではないので、香典も高額しました… 世間の一般的な慣習が、よくお分かりになっていると思います。 >私の家との付き合いで香典をくれた人への満中院の品は自分で考えておくようにと言われ… もちろん、誰にどの程度のお返しをしたらよいかを考えるのは、あなたの役目と言えるでしょう。 しかし、その原資はあくまでも喪主のポケットから出してもらいます。 香典が余ったのであれば、喪主の元に残っているでしょうし、余りはしなかったとしても喪主の責務でお返しするものです。 >(1)私本人は故人の娘なのでいくら香典を出しても満中院の品はもらえない… そんなことないですよ。 葬儀を出したのはあくまでも喪主夫婦、あなたはお参り客の立場でした。 >(2)四十九日の法要には2名参加しようと思っているのですが… 親戚間での冠婚葬祭で、迷ったら 1万円と決めておくことです。 呼ばれた結婚式と、近い親戚の香典を除いて、あとは何があっても 1万円を包んでおくのです。 今回のような法事を初め、呼ばれていない結婚式、少々遠い香典、家やお墓の新築、病気や災害の見舞い、出産や入学などなど、とにかく 1万円を基準にして、あとは適宜増減を考えるのです。 と言うことで、実質の御仏前 1万円に、会食 2名分と粗供養 (引き出物) 1組分の実費相当を加えると、3万は必要ということになります。 ほかに、「御供」として 2~5千円の範囲で、個包装された菓子箱か飲料などものを持っていきます。 葬儀は、故人の娘とのことでかなり多めに出されたかと思いますが、今後の法事はそれほど多く包む必要はありません。 >(3)父が死んでも母はまだ元気でいます… 喪主夫婦のものです。 とはいえ、喪主が生活費に使ってしまえばよいというのではなく、今後の法事やお墓の費用、お寺とのおつきあいなどに充てることになります。
お礼
ありがとうございました。葬儀を出すほうの立場からのご回答でしたので、よくわかりました。
お礼
ありがとうございました。いろいろ冠婚葬祭のサイトを見てみたのですが、どれも「知りたいこととなんだかちょっと違うよなあ。」という感じで頭を悩ませていました。初めての肉親の葬儀で、わからないことだらけでしたので・・すっきりしました。