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板金屋さんはボデー?ボディー?
板金屋さんの看板を街で見かけると、「○○ボデー」 と書いてあるのをよく見かけます。でも、正確には ボディーではないでしょうか? 何か特別な理由とかがあったら教えて下さい。
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#3です。 「「ィ」の音と言うのは以前の日本語にはありませんでした」と書いてしまいましたが「そう表記しなかった」という方が適切だったかもしれません(無論発音も表記のそれに準じていましたが)。 日本語の表現として「ア行」を拗音のように小さく書く(ァィゥェォ)というのは今では当たり前のように使われていますがその歴史はまだまだ非常に浅いのです。 以前は外国語を「外来語」として日本語に取り入れる際、今「ディ」と書き表すようなものについては「デ」もしくは「ヂ」などとしていました。 質問者さんも写真の「フィルム」のことを「フイルム」と発音していたり、そう発音している人を見かけたりしませんか。 こういうのも「フィルム」という言葉が定着した頃には「fi」の音を「フィ」とする習慣がなかった為そうなったものが、もう名詞化してしまっているので「フィルムのほうが妥当なのでは?」と質問者さんのように疑問を持った方があってもそう簡単には変わらないのです。 「フェルト」を「フエルト」と言ったり「ファン」を「フアン」と発音するようなことも同様です(勿論発音だけでなく以前はそう表記していたのです)。 「ビルヂング」とか「キャンデー」などという表記も実際にはそういう風に発音する人はもうあまり多くはありませんが、固有名詞などになっているとそのまま残っていたりするものです。 そういえば「デジタル」という言葉は現代風外来語にした場合「ディジタル」としたほうが綴りからしても妥当のような気もしますし、実際に「ディジタル」と発音される方もありますが、一旦「デジタル」が名詞化して定着してしまった為もはや動かし難いものがありますよね。 言葉とは得てしてそういうものです。 「ボディ」がいつ言葉として板金業界に入ってきたかわかりませんが、その当時はまだ「ディ」と表記する手法がなかった為(もしくは最初に取り入れた人の頭の中にそういう手法がなかったのかもしれません。「デジタル」の場合などこちらの可能性のほうが高いのかも)に「ボデー」となり、それが名詞として定着しているので板金業界では敢えてそのままなのではないかと考えた次第です(ある種業界用語ということが出来るのかもしれません)。
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- mapato
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こんにちは。 「ィ」の音と言うのは以前の日本語にはありませんでした。 今でも「ディズニーランド」を「デズニーランド」と発音するようなお年寄は多いと思います(方言を除いて)。 ですからまだ「ィ」の音が無い時代に入ってきたものはそのままの発音が残されていることがあるのです。 例えば帽子に「ハンチング」というのがありますが、あれは「ハンティング」と同じ言葉なのに日本語の固有名詞化してしまっている為「ハンティング」に直したりしません。 「ィ」の音以外でも例えば「ストライキ」は決して同じ言葉の大半が「ストライク」と読まれるようになっても(区別の意味も含めて)変わりません。 そういうことで板金業界では最初に「ボデー」としてしまった為にその慣習でそのままにしてあるのではないかと思います。 業界の人(?)にとっては「ボデー」と言ったほうが板金らしいと思われているのではないでしょうか。
- ben1151
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例えば、「鈴木」さんが、板金屋さんを開業したとして、すでに、存在してる、「鈴木ボディー」さんとの混乱を避けるために、「ボデー」に、したとかも、考え得ると、思います。 「ビルヂング」なんかも、そうじゃないかと、思っています。
- inaken11
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私の憶測だが、水は「ウォーター」とよく言われるが、実際は「ワラ」に聞こえる。 「ボディ」も「ボデー」に聞こえるんじゃないかな。 http://caruso.naturalvoices.com/demos/ このページの下のボックスに英単語を入れると発音が聞けます。
お礼
確かにボデーに聞こえますね~。 おもしろいサイトをご紹介いただきありがとうございました!