- ベストアンサー
お彼岸の盛り塩について
お彼岸の盛り塩について教えて下さい。いつ、どこに塩をまけばよいのでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
曹洞宗の僧侶です。 お彼岸に盛り塩をするという習慣はあまり聞いたことがありません。 「盛り塩」は中国の習慣では”招福”のおまじないですし、日本では”お清め”のような意味で置かれる事もあるようです。 また、風水などではいろいろな意味づけがされているようですが、しょせんは単なる”おまじない”です。 お彼岸は年に二度、御先祖さまの行跡をしのび、自分の生き方を反省しようという仏教に関係づけられた習慣ですので、特に「盛り塩」を必要とするようなものではありません。 何か霊感商法や占い商法をやっているテレビタレントさんのお話で、そのような事を聞いたような気もしますが、端的に言って、そういう話には何ら根拠がないと考えられてかまいません。
その他の回答 (1)
- mapato
- ベストアンサー率69% (493/705)
こんにちは。 関西の一部などでは伊勢神宮の近くから塩もしくは砂を持って来て地鎮祭の時に土地の四隅などに盛る習慣があるそうです。 また静岡の大江八幡宮では廻船の模型を担いで練り歩く「御船神事」の際、沿道の家々では門口に藁灰をのせた盛り塩を置くとか。 しかし何れにしても神道の行事でお浄めや邪気を祓う為に用いられるもので、私もお彼岸に盛り塩を行うというのは聞いたことがありません。 料亭などでされる盛り塩は#1の方も仰っているように「招福」と「お浄め」の為のもので、俗に「貴人を乗せた牛車を止まらせる為に牛の好む塩を盛ったのが由来」などと言われます(貴人は中国では皇帝、日本では殿様であったりします)。 お彼岸は特段お家にどなたか(神様にしろ貴人にしろ)をお招きするというものでもありませんので盛り塩はあまり必要ないように思います。 ひょっとしたらどこかの地方でそのようなことをする独特の習慣があるのかもしれませんが、一般的にはしないと考えて良いのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。