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医学生です。将来、医師として高収入を得るには・・・
初めまして。 このような場を利用するのは初めてですがどうか質問させて下さい。 当方、現在とある大学の医学部に通う学生です。学生生活も半分を過ぎ、そろそろ将来についてもなんとなくですが考えたりしています。 そこで、思ったのは「もしお金を稼ぐとするとどういう道を歩むべきなのか?」「医師としての技術を磨いたとしてどれくらいの報酬があるのだろうか?」「はたまた言葉は悪いかもしれないが守銭奴になるとどれくらい稼げるものなのか?」ということです。無論、今現在は何も決めていませんし、どちらかといえば大学に残ろうと思っている(=収入は低いかもしれないことを覚悟している)のです。 しかし、逆にとことん高収入を目指すとなるとどんな道があるのか皆目検討もつかないというのが正直なところです。そこで、皆様の知識をお教えいただければと思います。 なおここでの「高収入」ですが、一般に考えうる開業医さんの平均年収(つまり3000万円前後)よりも高額ということでお願いします。 できれば具体的な内容での回答(実際に稼いでいる方の実例やこういう道もあるなど)、お待ちしております。
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呼吸器内科医です。 ある程度の収入を得ようと思ったら、やはり開業でしょうね。しかし外科を専攻されるのであれば個人で開業すると手術は困難でしょうから実際には内科をすることになります。ですので、開業をされるのであれば、内科、小児科、精神科、皮膚科などの設備投資が少なくてすみそうな科の方が現実的だと思います。しかし都市部では診療所の数も多くなってきて経営が苦しい診療所も多いと聞きます。 開業以外では大手の美容外科に勤めるという方法もあると思います。実情は知らないのですが、雑誌の求人では年収3000~5000万円ぐらいになってますね。知人が大手ではないのですが一時期雇われ院長をしていました。年収3000万円の契約だったそうです。しかしその後すぐに経営母体のクリニックの経営不振でリストラされたそうです。 最後の方法ですが、アメリカで外科医をするという方法もあります。アメリカの勤務医の平均年収は、外科医で30万ドル、内科医で15万ドルとの事です。アメリカは日本と違って手術の診療報酬から経費(材料費、人件費など)を引いたものが医師の収入なので、評判がよく手術件数が多ければ収入も大きくなります。外科医を目指すのであればこういった道もいいのではないでしょうか? ちなみに日本では医師は年功序列の給与制なのでたくさん手術しても、医局でボーっとしてても卒年が同じならほぼ同じ給与ですよ。 大学病院ではアルバイトもあるので若干事情は異なりますが、アルバイト先も医局がコントロールしているので同期でそれほど差はありませんね。 私は現在、海外の大学で研究員(ポスドク)をしていますが年収は3万ドルです。勤務医時代の貯金がないとちょっと苦しいですね。 普通に勤務医をするのであれば収入はそこそこあります。しかも診療科での差はほとんどありません。No.1の方のおっしゃるように、収入以外の待遇なども考慮されるといいと思います。参考になれば幸いです。
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- ishi_noshi
- ベストアンサー率63% (197/308)
医学生のうちから「異常な金儲け」を考えているのですね。 借金でもあるのでしょうか。 是非もう一度なぜ医師を志したか考えてください。 皆さんやんわり回答していますが、はっきりいってそのような考えの方は医師には向いておりません。 もっと効率よく金儲けできる職種に方向転換をお勧めします。
お礼
回答有難うございます。 >是非もう一度なぜ医師を志したか考えてください これは僕以外の医学生でも多くの方がそれほどの理由はなかったのではないか?と思います。親が医者というケースが多いわけですが、それじゃあ理由とはいえませんし・・・。 確かに医者に向いていないかもしれません。しかし、この後に及んでた学部に転部するわけにもいきません。それに医者に対する漠然とした憧れだけは持ち続けていますし。また、医師という立場を生かした仕事もあると思いますし。
- morisato13
- ベストアンサー率45% (30/66)
はじめまして. 日本では,技術にはお金が支払われません.保険制度の名の下に,どんな名医が手術をしようが研修医が手術をしようが得られる診療報酬は同じです.それが国民の考える平等な医療なのです.ですから,技術を磨いて日本で屈指の名医になっても保険診療内の勤務医では収入はたかが知れています. お金を稼ぎたければ自由診療です.いわゆる美容形成外科に代表されるように,保険診療外の治療はいわばこちらの言い値ですから,いくらでも高く設定できます.一部の美容形成外科医が大もうけしているのはこれですね.まあ,軌道に乗らないと簡単につぶれてしまうらしいですけど.美容形成外科に勤務するのもそこまで高収入を約束してくれるものではないようです. No. 5さんがおっしゃるように,アメリカでのし上がるのは日本では考えられない高収入を得る道ですね.アメリカで外科系の教授をしていた医師が最近日本に帰ってきて母校の教授になりました.給料の話をきいたとき,大学側は年収を提示したのですが,その医師は「それは月収か?」と思ったそうです.まあ,アメリカは日本とは比べ物にならない実力社会,訴訟社会ですからそこで生き抜くタフな精神力と実力が必要ですけど. 余計なお世話かもしれませんが,そこまでお金にこだわるなら医者はやめたほうが良いかもしれませんよ.そのような医者は患者さんのためにもならないし.医者はコストパフォーマンスも最低だし,儲からない仕事です.諦めて下さい.もちろん,一般平均よりは収入を得られますが,命を預かるのだからそれは当たり前ですよね.たいして儲からないから,外車に乗ったりしてささやかな贅沢をするわけです.本当のお金持ちは自分で運転などしないものですからね. ではどうするか?医者以外の仕事を考えてはいかがでしょうか?例えば,会社を興してはいかがですか?私の知人に,医学部を卒業後,医療関係の人材派遣やコンサルタントをする会社を興した人間がいます.医学部卒業なので人脈もあり,相当儲かっているようですよ. まあ,以上参考までに.
お礼
御回答ありがとうございます。 やはり日本の医療は世界一というのは患者さんにとってであって、医師にとってではないです・・・よね。激務の勤務医が薄給で開業医が美味しい思い。若干話はそれますが、医師会は開業医の僻地医療の義務化には反対なのにこれから医者になる若手には僻地を義務化させようとする。納得いかないことが多すぎます。 さて、医者以外の仕事ということですが、実は一度考えたことがありました。一部の外資コンサルでは医学部卒の学生を採用しているという話を聞いたので。また最近では医者向けのIT企業の中にも医者が経営者だったりするケースが増えてきているのでそういった方法も一つかなとも思います。 お金に拘って医者をやめる、というよりも僕としましては、医者としても収入の面でも拘るとなるとどの程度まで可能なのか?ということが興味があります。そうなると・・・やはりアメリカなど、日本とは医療制度そのものが異なる地域で働くという手段が一番なのかもしれませんね。
- masu0514
- ベストアンサー率32% (10/31)
以前、地方都市で不動産の営業をしており、50代前半の医師のお客様が二人いました。 A氏、公立系病院脳外科の診療部長→年収約1800万円 B氏、私立系形成外科の医師で、スポーツドクター→年収約5000万円 B氏はプロチームの遠征にも同行されていました。 ご参考になれば幸いです。
お礼
非常に簡潔かつ具体的な回答、参考になりました。 ありがとう御座いました。
- m1917
- ベストアンサー率29% (51/172)
やりがいとか現実的な話ではなく、高収入ということに特化した回答をします。 収入を重視するなら開業しないとダメですね。 同じ外科でも勤務医と開業医では50歳代で3倍ぐらいの開きがあるそうです。 あとは、美容整形など保険診療外の好き勝手な価格が付けられる科を選ばないと飛びぬけた高収入は望めません。 ただし、開業医は評判が命ですから何科にしても腕がないと最悪の事態になる可能性があります。 また、開業にも大きなお金がかかりますからその辺も考慮する必要があります。
お礼
早速の御回答ありがとう御座います。 やはり開業ですか・・・。残念ながら実家が医者でもなく、普通の家庭ですので開業はかなり厳しそうです。 できれば開業医以外の道で高収入を得るような方法が知りたいですが、何かご存知でしょうか? 下の方の回答にも書きましたが、大学入学当時から現在に至るまで外科志望の気持ちはあります。ただ外科は一人前になるまでに15年くらいかかるので、それまではなかなか恵まれた生活とも言い切れないとも思い、このような質問をさせていただいたわけです。
- myuzans
- ベストアンサー率34% (128/367)
経済学部出身のものです。現在不眠症で精神科のクリニックに通院しています。 儲けるための学問の中にマーケティングというものがあります。 儲けを得るために重要なのは新規顧客をリピーターにすることです。マーケティングの法則の中に新規顧客の開拓コストは既存顧客の維持コストの5倍かかるというものがあります。 これを私の主治医に置き換えると、まず、精神科のクリニックなので、レントゲンとかCTスキャンなどの高額な医療設備が必要とされません。もし、レントゲンをとる必要がある場合、懇意にしている総合病院を紹介してくれます。 また、昨年、私が整形外科に通院したとき、医療費は総額で診察代700円でしたが、いつも通院しているクリニックの診察代は「通院精神療法」というのが、一週間に3600円取れるので、もろもろそろえて5000円になります。一方、患者側が支払う医療費は公費負担制度があるので、利用しやすいものとなっています。 また、精神科のクリニックの患者はまずリピーターになりますので、耳鼻科のような季節的な変動に悩まされずにすみます。 精神科医になれとはいいませんが、マーケティングの観点から見た場合、理想的な業種と思います。(私の主治医はいつも高額納税者番付の上位に入っています。慶応大学法学部を退学してから地方国立大学に入り直して大学病院の助手を経て開業されたすごい経歴の持ち主です)
お礼
素早いご回答、感謝します。 精神科とは異なりますが、実家の近くに皮膚科の開業医さんがいますが、いついっても医院は患者さんがいて(立地がよく、近くに競合相手がいない)、なおかつスタッフも殆どいないので人件費も医療設備もかかっていなさそうなので、「ここは実はかなり儲かっているのでは」と思ったりしていたところでした。 個人的には経済や金融の分野にも興味があるので、myuzansさんの意見は参考になりました!
- koukunn
- ベストアンサー率9% (14/141)
勤務医で3000万円は、それ相当な実績のある 医師かあるいは、特別な技能のある(主に外科医)に限られますね。 お金が欲しければ、やはり科目を吟味することですね。 そしてやはりいい場所での開業でしょう。 大学の教授の場合給料はそこそこでしょうが 待遇はいいものですよ。 ほとんどの人はなれませんが。 あなたも働き出したらある一定の収入があれば 後は待遇が大切だと実感するでしょう。 学生は収入がゼロだからお金が多ければ多いほど いいと考えがちですが働き出したらそれだけでないと わかりますよ。ある程度はないといかんが。 勤務時間とか世間の評判や尊敬度合いとか いい経営とか、または医師としての学術的な問題と名声とか。。 お金以外の要素がたくさんあります。
お礼
早速のご回答、有難う御座います。 現在のところ、外科しか眼中にないといったところです。しかし、やはり外科で特定の領域の専門医になるには自分の大学に残るのがいいのかな、とも思いながら、しかしそうすると医局員ということで大変な生活が待っているのも現実です。別にすぐにお金を稼ぐとかそんなつもりはありませんので構わないといえばそうなのですが。 ちなみに開業は今のところ考えていないのですが、やはり仮にこういう道を選ぶ場合には避けては通れない道なのでしょうか・・・。昔のように銀行から借りた資金を数年でペイできるご時世とも思えないので開業はあまり考えていません。 なんだか意味深(?)なご回答、ありがとうございました。
お礼
初めに、医師の方からの御回答、有難う御座います。 大学で雑誌の医師求人広告などに目を通すことが多く、美容外科の年収が目に留まることが多々あります。あと、眼科とか。 アメリカの外科医は年収も多いが訴訟のための保険費用も多いと聞きます。それでも実力(とコネ?)があればかなりの高所得になるとか・・・? >ちなみに日本では医師は年功序列の給与制なのでたくさん手術しても、医局でボーっとしてても卒年が同じならほぼ同じ給与ですよ。 そうなのですか!知りませんでした・・・。参考になります!