- ベストアンサー
内閣改造前の推薦やアピール
先日の内閣改造の際、テレビや新聞では~派から何人、~派は増えた・減ったという話をよく耳にします。 派閥の会長の方々も「申し訳ない」とか「派遣会社の社長になったようだ」とか色々なことをおっしゃっていました。 参院の矢野氏も後で「来れば説明できた」と抗議をしたようですが、改造の結果でいろいろ言うのなら改造の前に派閥として「この人は農林水産行政に詳しいから」と推薦したり、自分から「政治資金に関する噂は事実ではないから」「これだけ政策に通じているから、この大臣に」とか直接アピールや説明をすればいいのにと思ったのですが、なぜ実際にそういったことはしないのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
当選6回以上の未入閣議員に付き、派閥側から推薦名簿が出されるのが小泉前総理の前までは恒例のことでした。 しかし、実際は推薦議員が有能な方ばかりであるわけでなく、農林行政に詳しいから農水大臣になどの推薦はせず、それは総理に委ねられていました。だから、お飾りの大臣ばかりでした。 小泉氏は派閥を一切無視し、1本釣りで大臣を選んでいました。これは画期的な事で実力のある人材を配置できました。 つまり当選回数に関係なく大臣が選ばれたのです。 ただ、政策通の人材だけ登用すると、当選回数が多くても大臣になれない人材が増え、自民党内の不満も凄いことになると思います。 なお、参院議員は衆院議員と違い2名の枠が以前からあり、今回も舛添氏と泉氏の2名が入閣しました。矢野氏の場合は自民党参議院代表幹事が推薦していたので最有力でしたが、安倍総理は蹴りました。
その他の回答 (1)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
おっしゃる方式は、古典的な自民党の派閥均衡型政治です。 その方式では、首相としての独自性を発揮できない、既存の政治体制を改革できないということで、派閥に相談せず、一本釣りをしたのが小泉首相です。
お礼
回答ありがとうございます。 派閥政治のデメリットを考えるとやはり小泉首相の改革によって良くなったといえるんですね。
お礼
回答ありがとうございます。 今までそのような推薦名簿が出されていたとは知りませんでした。勉強になりました。推薦が有能な人間を選んでしているのであれば今までの制度でも良かったのかもしれませんが、当選6回以上の未入閣議員といった選び方では有能な人間が選ばれるはずもありませんね。 確かに、当選回数に関係なく実力のある人間を首相自ら判断して大臣に選ぶのは良いことですが、自民党は非常に大きな政党ですし衆参合わせれば400人近い国会議員がいるわけですからその中から首相一人で有能な人間を選ぶというのは大変なことだと思います。というより、400人の顔を把握するだけで大変なことでしょうが。選ばれなかった人間の不満なども沈めなければいけない、首相という仕事の大変さは並大抵のものではありませんね。