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荒俣宏『帝都物語』の読む順番。
今『帝都物語』を読んでいて、『新帝都物語』も買ったのですが、 調べてみると他に『帝都物語異録』というのと、『帝都幻談』というのが出ています。 これらはどの順番で読むべきなのでしょうか?? もしてかして『新帝都物語』は他の三つを読んでいないと楽しめない感じですか・・・??
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帝都物語しか読んだことが無いですが、内容をちらっとしらべてみました。 『帝都物語異録』 帝都物語の解析書 『新帝都物語』 帝都物語の前日談になる幕末期の話 『帝都幻談』 帝都物語の前日談になる江戸時代の話 で、本編の『帝都物語』自体は、明治末期から昭和73年までの話になります。 好みによるかもしれませんが、読む順番としては、『帝都物語』→『帝都幻談』→『新帝都物語』と発売された順番がベストではないでしょうか。 時系列順に、『帝都幻談』→『新帝都物語』→『帝都物語』の順でもいいかもしれません。 『帝都物語異録』は、原作者の荒俣宏先生のほかに、何人かで書かれている解析書ですので、一番最後でも良いと思います。
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- koganei2000
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「帝都物語」に限りませんが、シリーズ作品は外伝などがあっても刊行順に読まれた方が良いと思いますよ。 「風の大陸」「銀河英雄伝説」「無責任シリーズ」「グインサーガ」など、どれも本編以外に補足的な外伝があるシリーズ作品ですが、刊行順に読んでいって問題のある作品はありません。 でも、時系列順に読もうとすると大変な場合があります(短編集だと一冊の中でも時系列的にバラバラになるので)。 本編内に挟まる物語で補足的に書かれた作品なら、著者の方もこの順で読んで貰えると楽しめるということを後書きで書かれる場合もありますが、そういった場合以外は、刊行順に書かれているのですから、リアルタイムに読まれることを検討した上で書かれた順番と同じ順に読んだ方が著者の意図した仕掛けなどにニヤリとしながら読み進めることも出来ます。 作品の完結後、外伝で補完されたお話でニヤリとさせる構成をするケースが多いですし。時系列で読むにしても著者の方の意図していることはあまり無いと思います。 時系列というのは、その作品が好きでもなかなか実現するのは大変で、結果として刊行順に読んで問題のない場合は労力的に楽な方をとる方が無難と言うことを、幼少時から四半世紀の読書生活で自分の体験的に学びました。