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一般的な硬さって?

どうも、初めて質問させていただきます。 S○○Cや黄銅、アルミニウムなどの素材に一般的な硬さというものは存在するんでしょうか。 ショア硬さやロックウェル,ビッカース,ブリネル,等の試験結果が、妥当であるのかわからなくて困っています。 知っている方や、参考になる所を知っている方が居ましたらどうかご教授ください。

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回答No.2

硬さについての唯一的な規定はありません。 一口に「硬さ」と言っても、それは、耐摩耗性や引っかきに対する抵抗、弾性係数、破断強さ、粘り、脆さ、展延性等々の基本的な物性が、複合的に関連した集合体です。そこで、一般に硬さとは、材料の塑性変形に対する抵抗を表す一つの尺度という、漠然とした定義になります。 結局、硬さという概念に対する物理的に厳密な定義がないため、試験方法が多岐にわたり、硬さの種類も多くなっており、各々がJISで規定されている次第です。 実際は、材料の大きさや形状に合わせて、試験方法を選択することになりますが、各々の試験方法には一長一短があります。例えば、ブリネル試験は、圧子が比較的大きいので、1回の試験で大きい範囲の平均硬さを測定できるものの、試料に窪みが大きく残ります。また、ロックウェル試験は、測定上の熟練が不要で、試料に残る窪みが比較的小さく、ビッカース試験は、浸炭層や薄板の測定にも適しています。 まずは、コストや効率性等も考慮して、使用目的に合った試験方法を選択し、それに統一することが肝要でしょう。 あとは、近似的な硬さの換算表があるので、これを適宜に目安として運用することになるでしょう。

参考URL:
http://www.fujimfg.co.jp/benri/hard.htm
Shards
質問者

お礼

返答ありがとう御座います。 「硬さ」と一言に言ってはその定義が大きすぎてわかり辛いという事ですね。 最初の返答でも書かせて頂いたんですが、 S45C等の「ある素材」のショア硬さ、ブリネル硬さ、等は平均値があるのでしょうか。 質問の内容が曖昧すぎて申し訳ありませんでした。 換算表、ありがとう御座います。参考にさせて頂きます。

その他の回答 (2)

回答No.3

No.2です。 金属材料の硬さについては、各々のJIS規格に何種類かの硬度が併記されています。ただし、これは参考値という位置付けで、「○○~○○」とか「○○以下」という大まかな表記になっています。 金属材料は、熱処理を施して所定の硬度を確保するため、ナマの材料の状態では、参考値にとどまるのです。 金属材料に熱処理を施して、機械要素部品(例えば、ボルトやナット等)になったものは、上限値と下限値が明記された硬さの規格として記載されています。 なお、ネット上でも、JISのデータベース検索にて、JIS規格の内容を閲覧できますが、コピーとペーストはできないので、 参考URLにJIS検索の入り口のページを貼ります。

参考URL:
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
Shards
質問者

お礼

追記回答本当にありがとう御座います。 お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 本当に助かりました。 此度はありがとう御座いました。

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.1

「硬さ」という概念が曖昧すぎて、工業的に利用できないために、種々の試験方法があるのです。 これらの試験方法は、それぞれ「硬さ」の定義をしている、と考えることもできます。 「硬さ」のある一面のみを捉えることで曖昧さを排除しようとしているので、当然「硬さ」のある一面しか表していません。 だから妥当かどうか考える必要があります。 ある素材をこれから使おうとする時、その素材のどんな特性を重要視するのかによって、どの試験方法によって定義された「硬さ」を採用するのが妥当か、が決まるわけです。

Shards
質問者

お礼

アドバイス、ありがとう御座います。 ただ「硬さ」というだけでは範囲が大きすぎるという事でしょうか…。 例えばS45Cのショア硬さの平均値、というものはあるんでしょうか? とにかく、参考にさせて頂いてもっと調べてみます。 ありがとう御座いました。

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