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サブプライムローン問題と日銀利上げの関係
最近、よくサブプライムローンのニュースを聞きます。 その中で、日銀がサブプライムローン問題を不安視し、利上げ判断が難しい、とありました。 両者はどう関係があるのでしょうか? この辺、素人なもんでできればわかりやすくお答いただければありがたいです。よろしくお願いします。
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私も素人なのであまり詳しいことはお答え出来ないのですが、 基本的に「中央銀行が政策金利を上げる=その国の平均株価が下がる」 という流れがあります。 金利が上がると、今まで株式等に流れていた資金が預貯金や債券などにシフトする流れが起きることが多いからです。 いわゆるリスク逃避の流れですね。 日銀金融政策決定会合で利上げするのかが決定されるのですが、それが今月22、23日に行われます。 先月の段階では、ほぼ間違いなくこの会合で利上げが発表になると言われていました。 しかし参院選での与党の惨敗、そしてこのサブプライムローン問題の再燃で、市場はかなり混乱しています。 特に株式市場は世界同時株安の流れになりつつありますし、10日にはECB、FRB、日銀が揃って大量の資金供給を行いました。 これはかなり異例な事だそうです。 日銀金融政策決定会合までにどういう状況になるかは分かりませんが、少なくともこの状況で利上げを行うことは市場をさらに混乱させることに繋がりかねないでしょう。 あと、円キャリートレードの解消懸念だとか、いろんな思惑が重なって利上げしづらい環境だと言えるのかもしれません。
お礼
やっと、サブプライムローン問題の最中に利上げを行うと経済が混乱する理由がわかりました。 ありがとうございました。 とてもわかりやすい解説でした。