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京都で犬のてんかん薬フェノバールを安く処方してくださる獣医さんをおしえてください。
最近 京都の蹴上近郊に越してきたものです。 我が家にてんかんを持った犬がいるのですが、フェノバールとグリセリンを服用し、どうにかてんかん発作を抑えています。 今 一日10~15錠飲ませています。 関東から引っ越してきたのですが、今までの獣医さんですと 一錠100円でしたので、3万円以上の薬代がかかっていました。 先ごろ また服用数を増やす事になりそうで(引越しなどの環境の変化の為だと思うのですが;;)金銭的にとても大変になっています。 少しでも安くわけてくださるところがあればと思いまして質問させていただきました。一錠100円以下のところを教えていただければありがたいです。 よろしくお願いします。
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- kirichan8
- ベストアンサー率62% (55/88)
初めまして。 私もANo.1の方やANo.2の方と同様の意見です。まずはフェノバールの用量が多すぎると思います。これではいつ肝臓がやられてしまってもおかしくない状況だと思います。この場合にはてんかんの薬の種類を変更するなどの処置があってもよいと思います。てんかんの治療薬は何も、フェノバールひとつではありません。下記のサイトにもあるように何種類もあります。ここまでの投与量にしなければ発作がおさまらないのであれば... ・先天的な脳の奇形がある ・脳腫瘍(この場合はたとえ薬を服用していても徐々に発作がひどくなる) ・他の病気でてんかんのような発作が起こっている などが考えられます。もうひとつ、疑問に思ったのはグリセリンを服用している点です。大学病院にも出入りしていますが、MRI検査や脳波検査等を受けて、「てんかん」と確定診断を受けた患者さんにはグリセリンはまず出しません。これは脳神経の分野では水頭症に対する治療薬であり、てんかんの治療薬ではないからです。(但し重積発作やの群発発作を起こした場合に、単発で投与することはあるが、常時服用ということはまずない:下記サイト参照) 水頭症の発作も場合によってはてんかん発作のように見えることがあります。逆にグリセリンは一種の利尿剤に含まれますから、体の中の水分を排出させます。つまり、血液が濃くなってしまうのです。ここにたとえ通常量であっても投薬が行われると、過剰摂取したのと同じような状況になります。ただでさえフェノバールは肝臓にかなり負担をかける薬として広く知れ渡っています。それに輪をかけて大量に摂取しているのですから、肝臓の悲鳴が聞こえてきそうです。 どちらにしても、Ano.2さんに言うとおり、 ・きちんとフェノバール濃度を測定してもらい、正しいかを見る。基準値以上であるのであれば、他の疾患を考えなければならない。 ・大学病院などでMRIや脳波の検査等を行ってもらい、きちんとした確定診断をつけてもらう。 金銭的な不安も確かにわかりますが、今のままではてんかんなどで亡くなってしまうと言うより、薬の副作用で亡くなってしまう可能性が高いと思います。MRIは全身麻酔が必要ですが、確か10万前後で行えると思います。 うまくコントロールがついて天寿をまっとうできる子もたくさんいます。ぜひきちんと確定診断をつけて正しい対処をあげてください。 下記に大学の脳神経の先生が書いた飼い主さん向けのてんかんのテキストを貼っておきます。とてもわかりやすいので参考になれば幸いです。 また、余談ですが、フェノバールの投与はいきなり次の日から全く服用しない...ということをしないでください。1ヶ月くらいかけて徐々に投与量を落としていきます。そうしないと、今までにフェノバールで抑えられていた発作が急に血中濃度が下がることによって、重責発作、全般発作として悪化して出てくることがあるからです。
- arry_k
- ベストアンサー率80% (57/71)
獣医師です。 No.1の回答者さんと同様、ちょっと気になったのでコメントさせて頂きます。 1日最低でも10錠飲んでいるという事はフェノバールは1錠中30mgですから300mgとなります。 通常、フェノバールの使用量は体重1kgあたり最大でも10mg程度です。 300mgという事は体重30kgのイヌに使用する量を与えているという事になります。 薬剤としてはかなりの過量投与という印象を受けます。 その他の薬剤を併用する事は試みられたのでしょうか? 今回の場合は、薬用量をむやみに増やす前に、CT、MRIなどの精密検査を受けて、きちんと確定診断を付けてみてはどうでしょうか? 幸い関西には大学病院や規模の大きな動物病院も多数あります。 薬代だけで月に数万円もの出費をなさっていたのであれば、十分精密検査が行えると思いますが。 また、すでにご存知とは思いますが、フェノバールは投与量で決めるのではなく、血中濃度といって薬を飲ませた後の血液中の 薬の濃度で投与量を調節する薬剤です。その検査も定期的に行いながら投与量を決めていきます。 同時に長期投与すると肝臓に負担をかける可能性がありますから、そちらの検査も定期的に行います。 ちなみにフェノバール30mgの1錠あたりの薬価は6円40銭です。 病院への納入価は通常この価格程度です。 個人的には100円よりも安い病院の方が多いと思います。 (当院では20円ですので。)
お礼
回答していただきありがとうございます。 20円ですか・・・安いですね^^; 近くの病院でそのようなところを見つけることが出来ると助かります。 服用量ですが・・・確かに多いのです。安楽死よりは薬での延命を望んだ結果なのです;; 多分てんかんの中でも重症だと思います。発作を抑えることを優先に考えました。どんな刺激でも誘引となり発作がおきていました。病院に行っても注射をしても発作、我が家ではチャイムはもちろん私が引く椅子の音にも発作、照明も暗めにしてTVも音量を押さえ日々暮らしています。血液検査などもしましたが、その日から発作が止まらず真夜中に往診していただいて注射で抑えてもらったりしました。 散歩なども出来るだけ他のワンちゃんとは会わないようにし雨には絶対あてないようにしています。雨にあたっても発作が起きるのです。 ですが、今は無謀とも思える薬の量によって発作がおさまっています。それだけでも私には救いとなっています。 肝臓腎臓系のチェックは時々行っています。遊びに行くふりをしながら・・だましだまし行っています^^; 回答いただいて 本当にありがとうございます。頑張っていこうと思っています。
- m-u-b
- ベストアンサー率58% (47/80)
獣医師です。 先に御質問の回答だけを述べるとすれば「近隣の病院に電話で確認する」のが確実だと思います。 少し気になったのが投薬量です。 今10~15錠/日との事ですが、きちっと決まっているわけではないのでしょうか? 仮に10~15錠の間で増やしたり減らしたりしているとなると血中のフェノバール濃度を測定する際、 評価できなくなるのでオススメできません。 また京都に越してきてから病院は受診されたのでしょうか? 病院によってはフェノバールの粉末を扱っているところもあると思いますから それらもあわせて確認してみたほうが良いと思います。 当院の場合は錠剤、粉末両方あるので飼い主さんに選んでもらっています。 大型犬であまりに錠剤が多い場合は粉で処方することが多いですね。 癲癇の場合、基本的にずっと薬を飲み続ける病気ですから飼い主さんに非常に負担がかかります。 大変でしょうが、お大事にしてください。
お礼
回答いただきありがとうございます。 獣医さんからという事で、大変心強く思いました^^ 服用量ですが、通常は朝、昼、夜で4錠、2錠、4錠です。 ただ、台風などの気圧の変化があったときなどに様子を見て増やしています。あとは顔に発作の前兆が見られたときなどにもです。 9歳のビーグルです。2年ほど前に発作が止まらなくなり安楽死を考えたのですが、その時の獣医さんが薬で抑えられるだけ頑張ってみましょうと励ましてくださって、通常域を超えた量の服用となりました。おかげで発作は一年で2回ほど、しかもとても短い5分ほどの軽度のものになりました。それは喜ばしいことなのですが・・・金銭的にピンチになってしまいました^^; でも どうにかこの子と最後まで頑張って行きたいと思っています。京都市内の獣医さんを探して電話で伺って見ます。 ありがとうございました^^
お礼
お礼が遅れ申し訳ございません。回答ありがとうございました。 今のところ薬の量は増えることはあっても減ることはないと思います(泣) 服用量が多いとのご指摘ありがとうございます。確かに知識のある方にとっては異常に多いと思います。それを承知で選択致しました。東大病院での検査なども考慮いたしましたが、その検査自体が発作の引き金になる可能性が高いとのことであきらめました。フェノバール濃度測定をしながらの投与では発作が抑えきれずに今の状態に至りました。普通てんかん発作で死の危険はあまりないと思うのですが、発作が連続して起こり体温が上がりすぎ死にかけました・・・横で獣医さんが濃度検査をしている時にです。人間の大人3人でお風呂場に駆け込み 氷やシャワーで体温を下げ、どうにか一命は取り留めましたが、それからは発作を抑えることを優先しました。フェノバールの濃度が大事とおっしゃっていた獣医さんも、その日からは測定より発作のあるなしで判断しているようです。てんかんも色々あって本当に大変です(涙)いろいろな情報をありがとうございました。