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「本の安売り」ができるのはなぜ?
書籍や雑誌は「再販売価格維持制度」という制度で、定価でしか販売できないと決められています。しかし、デパートなどでは、「ブック・バーゲン」として、発売からある程度の期間がたった新書が、定価の2~3割で販売されています。インターネットなどで、この「再販売価格維持制度」の例外について調べてみたのですが、どうも納得できる内容を見つけることはできませんでした。そこで、皆さんに、どうしてデパートなどでは、本を安売りすることができるのかをお聞きしたいのです。なにか、制度の例外があるのでしょうか。ご存知の方は、ぜひお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
青弓社という出版社のHPのQ&Aに、以下のような説明がありました。 再販制度でも本を安く売ることは認められています。そもそも再販制度は、出版社の権利ですが、けっして義務ではありません。そのため、再販商品として売るか非再販商品として売るかは出版社が商品ごとに決めることになります。そして非再販商品については本の安売り(もちろん値上げも)をおこなうことができます。これを部分再販といいます。 また、はじめは再販商品として販売していても、一定期間のあいだ、あるいは一定期間後に非再販商品として扱うこともできます。最近ではCDなどがこうしたかたちで安売りがされていますが、本の販売でも同様のことが可能です。これを時限再販といいます
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- shintaro-2
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それは「特価本」と呼ばれるものです。 再販制度はありますが、出版社の意思で再販指定制度をはずすことが可能です。 在庫処分として、出版社が再販指定制度をはずせば、定価販売の足かせはなくなります。
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ご回答ありがとうございました。「書籍の在庫処分」といった意味合いがあるのですね。
「古書だから」ということではないでしょうか。 >デパートなどでは「ブック・バーゲン」として~ この種の催しは、古書店業界が主催していて、 デパートは「会場を貸している」のが一般的です。
お礼
ご回答ありがとうございました。私も以前、デパートの「古書バーゲン」を見たことがあります。しかし、今回の疑問は、一度も人の手に渡ったことのない本が、定価の2~3割で販売されていたことに疑問を感じた、という内容ですので…。
お礼
ご回答ありがとうございました。なるほど、そういう仕組みだったのですね!「再販制度は出版社の権利」という点にも納得できました。