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末期がん患者を抱える家族が読むといい本ってありますか?

友人の家族に末期ガンが見つかってから闘病し続けて数年立ちます。 現在は、もう腫瘍が摘出できない段階で痛み止めでの緩和治療中です。 闘病を支えてきた友人も、いよいよこれから正念場を迎えることになる、と不安がっています。 大切な家族が目の前で苦しんでいるのに、もう何もして上げられないのが辛くて…と友人は落ち込んでいます。 最近はかける言葉にも困っているそうです。 私はがんと戦っている本人を支える周りの家族の心のケアを少しでもしてあげられれば、と参考になりそうな本を探しているのですが、 がん患者を抱える家族が読むとよい、メンタルケアを中心に書かれているオススメの本はないでしょうか?

みんなの回答

  • ecotomed
  • ベストアンサー率56% (34/60)
回答No.3

柳田邦男著 「死の医学」への序章 「死の医学」への日記 は私自身が読んで大変ためになると感じた本です。 ガン患者の心理も家族や医療者の対応も実在の人物をそのまま取り上げる形で紹介されています。 タイトルは過激ですが、著者の「死は自ら作るもの」という考えの現れであるようなので、内容に過激さはありません。 身近にガン患者などいない私ですが、読んでいると自然に涙が浮かんでくるような、共感できる本だと思います。 メンタルケアという観点からも勉強になりますが、既に告知されているようであればご本人に読んでいただくべき本かもしれません。 両方とも新潮文庫から出ています。 差し出がましいとは思いますが、本当にお勧めできる本なので紹介させていただきます。

回答No.2

はじめまして。 がんは患者さんご本人も、大切な方を支える家族の方々にも 辛いことが多く、本当に大変だと思います。 それを支える質問者様のお志には、医療現場で働く者としても頭の下がる思いです。 私たちががん患者さんの看護をするときに、一番に考える事は 安楽に死ぬ事ではなく、最後の瞬間まで、よりその人らしく、 より良い人生を生きる事ためには、どのような援助が必要かです。 その為にも、患者さん個人だけはなく、患者さんご家族をサポートする必要性を常に感じています。 がんの患者の看護をする前に、私が指導者から渡された本は「星の王子様」でした。 そこにはがんを看取る看護の基本が書かれていると言われました。 がん看護の基本。それは、そばに居る事です。 決して一人ではないのだと、見守る事の大切さが書かれていました。 がんで苦しむ人に、かける言葉がなく、 何もしてあげる事ができない自分自身に無力感に苛まれる事もあります。 それでも、ただ傍に居る事が、大切な意味を持つことがあるのです。 ただ握り締めた手の温もりに救われる事もあるのです。 話が横道に逸れてしまいました。すみません。 何かお勧めの本をと言う事ですが 「家族を看とるとき」 春秋社 NHKがんサポートキャンペーン 図書 「がんを生き抜く実践プログラム」 上記の二冊は、患者さん向けに当病院の図書室にも置かれている本です。 また、がん患者さんを支えるHPもあります。 何かお役に立てるかもしれませんのでリンクをはっておきます。 NHKがんサポートキャンペーン http://whttp://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html 国立がんセンター がん情報サービス http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html 上記サイト内 家族ががんになったとき http://ganjoho.ncc.go.jp/public/qa_links/brochure/family.html 参考図書リンク http://ganjoho.ncc.go.jp/public/qa_links/brochure/books.html

参考URL:
http://whttp://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html
lovejump
質問者

お礼

とても感慨深いコメントです。 周りのサポートが輪をかけてあれば、本人がどれだけ頑張れるようになれるだろうと私も思います。 教えてもらったサイトも非常にためになりました! 友人にぜひ勧めてみます。ありがとうございました。

回答No.1

鎌田 實さんの 「がんばらない」 お勧めです。 私の父も1年前に癌で他界しました。その時に読んだ本です。 母にも買って渡しました。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/dp/4087475891
lovejump
質問者

お礼

医療現場の方の本なんですね^^ 家族側へのメンタルケアとはちょっと違うみたいですけど、参考にしてみます

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