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経営学 GMのスローニズム
大学の経営学総論という授業でT.フォードの「少品種大量生産システム」について勉強し、そこから派生してGMの「スローニズム(sloanism)」という言葉がでてきました。授業は聞いていたはずなんですがどうしてもその言葉どういったものだったか思い出せません。誰か助けていただけないでしょうか。
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経営学を修めてから、かなりの時間がたっているのでおおよそしか答えられそうにないのですが・・・。 「スローニズム」ですが、「あらゆる予算、用途、人のための車 (a car for every purse,purpose and person)」という意味があった ような記憶があります。 フォードと対比すると判りやすいと思います。 フォード→設立は1903年 お金持ちのみが購入できた車を、ほぼ同じ形の車を大量に生 産する事で大衆に手が届きやすいものにした。生産が増える 事で、1台にかかるコストを削減できるので。 同じ商品を作る事で規格化、標準化に寄与した。 この車の場合、同じ車がベースなのでマーケティングという 概念は殆ど介在していない。 車は一生に一度の買い物であるという考え方で、割賦販売を 嫌った。 GM→1908年に組織された自動車の持ち株会社。現在の経営基盤になっ たのは、デュポンが離脱した1920年ごろです。 GMは市場細分化とフルライン化を行い、個性を持たせそれぞれの 顧客が望む多種多様な車種を供給。高級から大衆までをフル ラインナップしました。 (高級:キャデラック 一般からそれ以下の層:ビュイック、 オールズモビル、ポンティアック スポーツ:シボレー) 巧みなマーケティングにより、デザイン性を高め常に顧客の目を 引く車を開発しシェアを高めていきました。 中古車の下取りや割賦販売、モデルチェンジという手法で顧客に 車の購買欲求を高める手法を取っている(新規の他、買い替え需 要も)。 これは、アメリカの経済が成長し自動車が大衆化した事により 「他と同じでは嫌、個性的な自分らしい車が欲しい」と顧客が望んだ事 により発生した現象です。(モータリゼーション、1920年ごろ) その市場の流れにのって、GMは大きくなったのです。 そんな内容だったと。。。 参考までに・・。
お礼
ネットで検索しても全然hitしなくて途方にくれていました。長々と回答していただいて...本当に助かりました。素直に感動しました!!ありがとうございました。