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帰化について
イタリア人と結婚し、期限なしの滞在許可を持っています。選挙権がないというだけで、仕事にも問題なく就いています。ただこのまま年をとれば年金がもらえません。両親も亡くなっていて、日本には家も残っていないので、イタリアへの帰化を考えています。日本の国籍を失うことのデメリットはなんでしょうか?
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イタリア人がどうかということは分かりませんので、日本の国籍だけの話をしますが、海外に出ると、意外と「日本人」に対する評価はたかいそうです。 日本人が「入国したい」と言った時に、「日本人だから」という理由で入国を制限したり、渋ったりする国はあの国くらいじゃないでしょうか。 日本人だと分かったとたんに敬意をもった態度に改めてくれたとかいう体験は、何人かの本で目にしています。また、かなり前の話ですが、イギリスで「仕事を奪われる」としてアジア系の人間が入国制限された時、日本人だけはフリーパスでした(新聞で読んだ)。理由は、日本人は仕事が終われば必ず帰るから。行方不明にならないのですね。 イタリアのパスポートを持っていればEU内は自由自在ですから、「不自由になる」とも言えませんが、イタリアのパスポートを手に持って、「私は日本人」と言っても信じてもらえないと思うのですが、どうなんでしょ。
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- nanapatkal
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御返事ありがとうございます。 うちもカトリックですよ。私は結婚の前日に洗礼を受けました。 結婚の決意は同じです。ただ日本に逃げ帰る前、夫がそれで幸せになるのなら離婚してもいいと思ったこともありますが。結局夫も日本に来て暮らしてます。そういうケースもあるということで、無理して国籍を変えることはないんじゃないでしょうか、というのが私の意見です。もちろん、人それぞれですが。
お礼
こちらこそ、ご返信ありがとうございました。 ゆっくり考えてみることにします。
- nanapatkal
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>帰化のことを考えたのは、年金のこともありますが、夫とは一生添い遂げる意志を持って結婚したわけで、うまく表現できないのですが、日本に逃げ場を作ってはいけないような気がするのです。 あなたの考えは間違っています。 あなたはイタリアという国と結婚したのですか?違うでしょう! あなたはご主人という個人と結婚したのであり、たまたまそのご主人がイタリア人だっただけではないですか?たとえご主人の国籍がどうあろうと、日本人の両親から生まれ、日本に育ち、日本の文化がその身体と思考に染み付いた上で、あなたという個人を構成している事実は変わりませんし、変える必要もありません。 あなたがイタリアが好きで好きでたまらない、変えうるものはすべてイタリアに染めたい、というのならイタリアへの帰化も賛成です。またイタリアで生活するうえで必要不可欠(年金しかり相続や不動産の取得等)と考え実利を取るのならそれもいいです。 でも、イタリア人のご主人に添い遂げる決意のためとか、日本に未練を残さないためとか、そんなのはナンセンスです!まるで「婚姻は両性の合意のみに基づく」と日本国の法律で明確に宣言されているのに、「嫁入り」だの「婿入り」だの「家を継ぐ」だのの戯言を言ってる、家に女性を隷属させる前時代の「家制度」にこだわる人々のようじゃないですか? ご主人に添い遂げる意思は結構ですが、ご主人を構成するものの一部でしかない「イタリア」国籍というものをあなたの身に纏うことによってしか証明できないものでしょうか?あなたを構成するものの一部である「日本」国籍を捨てなければ証明できないものですか? 結婚してもあなたはあなたです。ご主人の色にすべて染めなければならない理由はどこにもありません。ご主人は日本人であることも含めて、あなたを愛して結婚したのではありませんか?それとも、ご主人が帰化を望んでいるのでしょうか? 日本に逃げ帰ってきた私が言うのもナンですが、日本に逃げ道があるのがそんなにイケナイことですか?不退転の覚悟も結構ですが、例えばお子さんが出来ても日本国籍の選択肢も与えないのでしょうか?日本のあなたの兄弟が歓迎するかどうかとか、まったく関係ありません。国際結婚の子供をハーフとか呼びますが、私はダブルと呼びます。幸いにも私の子供は父母両方の国の文化を受け継げる、恵まれた環境に生まれたのですから。 >任意加入できたとしても、支払う余裕はありません。 イタリアの厚生年金保険料は支払う余裕はあるのですか?ほんとうに永住権だけでは老齢年金は受け取れない規則があるのですか?何年かければいくらもらえるのでしょうか? 日本の厚生年金加入期間と海外在住のカラ期間の合算でおそらく日本の年金は受け取れます。65歳になったら忘れずに手続きをなさってくださいね。 イタリアの厚生年金保険料を支払う代わりに日本の国民年金任意加入の保険料を支払って上乗せした場合の、受給予定の老齢年金の額を比べてみて、日本の方が有利だったら検討の余地もあるんじゃないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 夫は特に帰化を望んでいるわけではありませんし、家制度にこだわっているわけでもありません。夫は結婚前以上に私を愛してくれていますし、私も同様です。国籍がどうであろうと、貴女がおっしゃるように愛情面でなんら変わることはありません。私たちは結婚の際に<人は神が結ばれたものを解いてはならない>という神の法律に誓ったことを忘れてはいないからです。古い、とお思いになるかもしれませんが、カトリックとはそういうものなのです。 ともあれ、具体的なアドバイスありがとうございました。
- nanapatkal
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>ただこのまま年をとれば年金がもらえません。 >日本の国籍を失うことのデメリットはなんでしょうか? 反対にお聞きしたいのですが、イタリアへ帰化することのメリットはなんでしょうか?選挙権が欲しいのですか? イタリアへ帰化するだけでイタリアの年金がもらえるのでしょうか? 日本国籍のままでは、イタリアで働いていてもイタリアの年金制度の対象外なのでしょうか? ちなみに日本では、一年以上日本に在留する外国人にも年金への加入が義務付けられていますし、25年以上加入していれば年金ももらえます。国籍は関係ありません。 あと、日本での年金加入歴はまったくないのでしょうか?海外在住期間はカラ期間と言って、年金受給の加入年数に合算して計上してもらえますよ。たとえば、10年間厚生年金なり国民年金なりに加入していたとして、15年間海外に在住していれば足して25年になり、年金が受給できます。もちろん、年金額には反映されませんので、微々たる金額でしょうが。また、日本にいる親族(兄弟でも)を通じて任意加入もできます。
補足
ご回答ありがとうございました。 こちらでは正式に就労していれば、いわゆる厚生年金制度があります。また、老齢年金を受け取るためには、イタリア国民であることが必要だそうですが、国民年金のような支払い義務はありません。 ユーロに変わってから、物価は実際、倍になり、季節労働者である夫の収入、私のパート収入、姑の老齢年金を使っても、4人(奥さんと別居中の義兄が一緒なので)が生活するにはキチキチです。夫が仕事を変えたくても、この田舎町では見つかりません。万が一仕事ができなくなって、それでも長生きしてしまったら、老齢年金があるとないでは、たとえ多くはないとしても助かるのは確かかな、と。帰化のことを考えたのは、年金のこともありますが、夫とは一生添い遂げる意志を持って結婚したわけで、うまく表現できないのですが、日本に逃げ場を作ってはいけないような気がするのです。兄弟たちにもそれぞれの生活があり、実際、日本には仕事のために行くだけで、会うことはない、クールな関係なのです。 あと、日本では厚生年金に加入していました。親族を通じて(国民年金ですよね)任意加入できたとしても、支払う余裕はありません。 でも、正直よくわからなくなってきました。。。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。おっしゃる通り日本のパスポートは信用度が高く、また、盗まれた日本人パスポートは高く売れるとも聞いたことがあります。こう言っては何なのですが、貧しい国の出身だったら、すぐにでも帰化するところなのでしょうが、私が相談箱に投稿したのも、若干の躊躇があったからです。在伊日本大使館員の方が<日本の国籍を失うんですよ>と叱るように言っていたのも、帰化のデメリットをにおわせるものでした。正直また迷いがでてきました。。。。