幌延深地層研究センター
北緯35度40分39秒 東経139度36分13秒 稚内の少し南、幌延町に「日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター」があります。
HPは下記です。
http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/
学者っぽいキタキツネをキャラクターにして説明していますが、要するに日本全国の原発から出た高レベル放射能廃棄物を地下深くに貯蔵する研究をしているところです。
どれだけの期間貯蔵するかというと100000年です。ゼロの数が5個です。10万年です!!
10万年でも短くて足りないはずですが、原発から出る高レベル放射能廃棄物は10万年も貯蔵しなければならないものなのです。
鉛で覆ったりコンクリートで固めても10万年など持ちません。せいぜい数百年とか1000年です。残りの9万9千年は地面深くに埋めておけば何とかなるだろうというものです。
安上がりだとか環境にいいとかいって原発を推進してきました。ところが原発から出る高レベル放射能廃棄物は10万年も放射能を出し続けるのです。
原発を推進してきた人たちは10万年という時間をどのように思っているのでしょうか。
このセンターは研究を行っているところです。全国の原発から出る高レベル放射能廃棄物を地中深く貯蔵する場所はこれから選定しなければなりません。
10万年も埋めておいて大丈夫でしょうか?
どこに貯蔵したらいいでしょうか?
お礼
参考資料すごく興味を持ちました。 自国で出した廃棄物を、自国で処分するということは、特に高レベル放射能廃棄物ともなると危険で、拒否反応しがちですが、考えてみれば、当然のことなのでしょう。ですから、宇宙に捨ててしまおうという考えも、ある意味危険なのではないかと思いました。 普段の生活では、考えもしないことを学びました。どうもありがとう。