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ツクシを土筆と綴るのはどうして?(筑紫と関係がある?)
ツクシを土筆と綴るのはどうして?(筑紫と関係がある?) つまり、筑紫国に多く生えるから?そして、土筆は後世の人がその形から連想してつけた当て字?
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その栄養茎であるスギナ(杉菜)に先立って地表に頭を出す子嚢穂は、古語では「ふでつばな/ふでのはな(筆花)」とも呼ばれ、漢字では「土筆」や「穂土筆」とも記されるが、古来は「つくづくし」と称され、近来は「つくし」という熟字訓となっている。「突く」を重ねて、どんどん突出してくる意味だともされていると。食用の観点からは「筆頭菜(ひっとうさい)」とも称される。 田井信之「日本語の語源」によれば、 「そのかわいらしい姿から、はじめ、ウツクシキモノ(愛しき物)と呼ばれていた。語頭を落としてツクシンボーに転音し、さらに下部を省略してツクシになった。これを重言したのが「源氏物語」に見えているツクヅクシである。香川県では語尾を落としてツクツクという地方がある。」 この「ウツクシ」説はそのまま、美称地としての「筑紫」と相通じるものがあるのかも知れません。 またその鳴き声の美しさからか「つくつくぼうし」という蝉が、「筑紫恋し」と呼ばれるのも洒落ていますね。
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- s-macwin
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ただ単に、土に生える筆(つくしが筆に似ている)ため と、聞いたことがあります。 それを当て字にして「土筆」になったそうです。 また、昔の農村部では墨を付け実際に字を書かせたりして 「土筆」を子供のおもちゃとしていた。 とも聞きました。
- aran62
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- sanori
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筑紫に多く生えるから、という理由なのであれば、「土筆」ではなく「筑紫」と書くはずでしょうね。 「土筆」は、その様子から付けられた当て字ということで、ほぼ間違いないでしょう。 (参考) http://homepage2.nifty.com/longstay-yokohama/kaiho/k_y_ateji.html