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木造在来とツーバイフォー
木造在来とツーバイフォーのそれぞれの、いい所と悪い所 おしえてください
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- fishnet
- ベストアンサー率0% (0/0)
日本の工務店・設計事務所は、木造在来(軸組工法)をやっているところが非常に多いので、 ツーバイ(枠組壁工法)に対して否定的な面を指摘する傾向があります。 一般的に言われる、木造在来の特徴は、 設計・変更の自由度、伝統による信頼、風土に合っている、などです。 一方、ツーバイの特徴は、 耐震性、高気密高断熱、工期の短縮、コストの低減、などです。 公平に比較すれば、建築物としての「強さ」は、ツーバイが優ります。 これは、構造上の特性から来るものです。 一方、高温多湿の日本の風土や、自然条件に合っていない、という指摘は正しい部分もあります。 現在の木造在来は、1960年代以降、新しい素材の出現や基準でできたもので、 昔からの木造住宅とは別物なので、古民家などとの比較は、間違っています。 大空間は、むしろツーバイの方が造りやすいですが、 掃き出し窓を多用するなどは、在来が優ります。 将来のリフォーム、増築に関する難易度は、事前の計画があれば、どちらも同じようなものです。 (大きな子ども部屋を将来2つに区切る、和室をLDとつなげて大空間をつくるなど) 最大の特徴は、 在来木造は、完成度がばらつきがある(工務店によって技術レベルに差がある)が、 ツーバイは、規格化されているので、完成度は比較的一定水準であることです。 できあがりの外見は、どちらも似たようなものです。
- 2bay4
- ベストアンサー率66% (2/3)
ツーバイフォー工法というのは 日本中何処で建てても、殆ど変わりません。 と言うのは、 部材、金物、釘などなど 全てにおいて、打つ間隔や何処にどの部材を使うか 全て決まっているのです。 後は強度的に強くする。だけです。 例えば、在来工法でしたらパソコンのソフトや 工務店側の意向で、部材などを変えたり出来ますが、 ツーバイフォー工法と言うのは 床は何。柱は何。と決まっています。 ツーバイフォー工法の前身は ブレースド・フレーミング工法といいまして 通柱と筋交い中心の建築方です。 (日本の在来工法と同じようなものです) そして、バルーン・フレーミング工法というのが 次に出てきました。 全ての柱を通柱とする工法です。 そして、大規模災害を想定して作られた工法が ツーバイフォー工法です。 ツーバイフォー工法の前身は、在来工法のようなもので 在来工法の行き着く先は、ツーバイフォー工法 のように思います。 現に在来工法でも金物止めや外合板を貼って 施工しています。 ご参考までに。
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
北国の設計屋さんです。 貴方が将来どの様な過ごし方をするか、また将来家族構成が如何変わるかによって工法を決める必要があります。 大方の説明は、前の解答者が言うとおりです。 木造在来軸組工法とツーバイフォー(枠組壁工法)の大きな違いは、建てた後の間取りの自由度が大いに違います。 ツーバイフォーの場合、大きな窓を別の位置に付け替える事も、部屋の仕切り壁を取り除いて大きな部屋にする事は、原則として出来ません。 また、増築には大きな制約が課せられ、思う様な改造ができません。 木造在来軸組工法は、梁の入れ替えや補強などで部屋の仕切り壁を取り除いて大きな部屋にする事は、可能となります。 また耐震補強も状況に応じて可能です。 増築も、可能です。 二階上げは、注意が必要で一階の耐力壁の補強と梁の補強が必要となります。 18~20帖の大きな部屋を望むのであるなら、木造在来軸組工法をお薦めします。 ご参考まで。
- nsan007
- ベストアンサー率30% (941/3104)
基本的に木造在来工法は日本の気候風土に合った伝統的なもの、2×4は外国産を日本にあわせるよう工夫した物です。 2×4は工事が早い、安い、耐震性に優れている3階建てにも向いているなど良い所が有りますが、 欠点は湿気に弱く、年数が経つと合板や釘の経年変化で弱くなる、ガタガタになる。特に壁全体で耐震性は確保していますが、それも弱くなります。 将来の間取りの変更で壁を抜いたり出来ない。壁量の問題で好きな間取りに出来ない(特に開放的なプラン)などがあります。 在来工法は時間も費用もかかりますが、きっちりした仕事をすれば耐震性も充分確保できます。 2×4は30年程度で建て替えが多いですが、きっちりした在来工法の木造建物で数百年以上経過している物も有ります。
- my-hobby
- ベストアンサー率21% (659/3045)
ツーバイフォーはマッチ箱と同じく構造的には地震には強いでしょう、又高級材木使用してない、 又壁構造で工期が短いので、安く出来るので建売等に多い、 ベニア板湿気が出れば腐るの何年も掛かりませんよ 欠点はベニア構造又通気性が悪く、リホームで見ると、腐ってるの多い、でも壁構造ですので 倒壊は無いですね ですが一目有るのが栃木の有る工務店はパネルごと防腐剤自社工場で注入してます、真っ黒ですが、 在来工法は工務店の能力で差は有りますが 通気が良いので長持ちすると思います 日本の高湿環境は古来の建物が保存されてる見ても、鉄、コンクリート建築より寿命長い ですが 一般の方は良い工務店にめぐり合う機会 少ないとと思います 建築に携わっていても 十件に一軒位しか良い工務店無い 建築会社監督も図面殆ど書けない、 1級建築士も勉強だけで経験無い 本来木造住宅て 棟梁が管理で数奇屋から入母屋、等 出来る工務店に知り合うことですね 自分も数件仕事の関係で色々お願いしてきましたが 最後の家は匠の気性がある方にお願い予定です 値段は高いです、コスト安いは安いだけと思います 同じく働いて良い材料使って安く出来るはず無い 最近エアコンでもお金安く頼んで手抜きの質問 多いが可笑しく無いですか、 最近安いが風潮ですが、安くて良いの有る分けない 皆生活してるので、手間稼ぐには責任工事したい けど目を瞑って手抜き過去の仕事見ない見ると 直したくなる、手間が無くなるです。 話ずれましたが 予算有れば在来工法です、
補足
すごく、勉強になりました、とても丁寧に説明してくれて ありがとうございました。
- taropon4
- ベストアンサー率15% (11/71)
ツーバイフォーは在来工法にくらべ高気密高断熱といわれます。 したがってツーバイフォーは冷暖房の効率がよいわけですが、高気密ゆえに冬などは換気に気をつけないと結露で窓まわりがぐしょぐしょになります。 また、ツーバイフォーは壁で家全体を支える構造のため、リフォームをするときに、在来工法にくらべて自由度が低くなります。
補足
回答のほう、ありがとうございました、勉強になりました。
補足
わかりやすく、説明してくれてありがとうございました。 とても勉強になりました。