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「たす」と「かける」の違い
例えばの話で恐縮ですが、 世界の人口に占める日本人の人口の割合(仮にAとします)と、世界の人口に占める韓国人の人口の割合(仮にBとします)をデータで持っているとします。 この場合、「A+B」で得られる数値と「A×B」で得られる数値とでは、その効果にどのような違いがあると考えられますか? よろしくお願いします。
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たすとは、ある事象とある事象をくっつける事です。 日本人と韓国人の割合をくっつけると、世界の人口に占める日本人と韓国人の割合が出ます。 この場合、割合+割合、人数+人数、のように、単位を同じにしなくてはなりません。 対してかけるとは、ある事象をどのくらいの規模に広げるか、という事です。 この場合は、割合×数値、人数×数値のように、 後者は単位のなく、規模を表す数値でなくてはなりません。 りんご5個を4倍の規模にしたいのなら、5個×4=20個です。 なので今回の場合は、AとBはそれぞれ割合なので、意味のない物となります。 しかし割合とは規模を表す数値ともなりえるので、今回の例えもBを「数値」とみなすと、 例えばAを5%、Bを4%として、5%×0.04=0.2% これは何を意味するか。 これは、世界の人口を韓国の人口に収縮した時の日本の人口の、 現在の世界の人口に占める割合、となります。 つまり日本の人口が1億人とすると、1億×0.04=400万人に収縮した場合、 現在の世界の人口に占めるその割合は0.2%だという事です。
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- Ishiwara
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掛け算をしても、実用上の意味はほとんどないと思いますが、数学のセンスを磨くために、次のような仮定もできます。 世界中の人が、それこそランダムに結婚するとき、日本人と韓国人のカップルができる割合は「掛け算の答」になるでしょう。 「国籍」「結婚」を考えるから無意味のように見えますが、一般論として、このような統計モデルは、たくさんあり得ると思います。
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ご回答ありがとうございました。 「国籍」や「結婚」という条件付けによって、「かける」にも意味が出てき得るわけですね。 なんだか、目から鱗が落ちました。
「A+B」は分母が同じ「世界の人口」なので、世界の人口に占める韓国人と日本人の割合を表せます。 「A×B」は、なんの効果も無いと思います。。
お礼
早速のご回答、ありがとうございました。 この例えでは、「かける」には何の効果もない、とのこと。 参考にさせていただきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「たす」と「かける」に分かりやすく定義付けしていただいて助かりました。