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敬称について教えて下さい
手紙の宛先や本文で、「○○社長」や「○○部長」という「名前+役職」の後には敬称(様や殿など)をつけるのかつけないのかがわからないので教えてください。 「○○社長」だけで殿などをつけないと失礼な気もするし、「○○社長殿」とすると何だか変な気もしまう。 また、知り合いのある会社のトップは、「社長」ではなく「代表」という呼称をお使いになっていますが、この場合についても教えてください。 よろしくお願いします。
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「海山商事株式会社 総務部 株式課長 磯野波平」さんの場合 1・海山商事株式会社 総務部 株式課長 磯野波平 様 2・海山商事株式会社 総務部 磯野波平 株式課長 殿 3・海山商事株式会社 総務部 株式課長 殿 4・海山商事株式会社 総務部 株式課長 様 >× 1「様」の場合、私信扱いになります。 磯野波平さん個人宛の手紙です。 磯野波平さんが、他の部門に転勤している場合、転勤先に転送されます。 転送先で受け取った磯野波平さんが、開封し、自分で処理するか、後任に任せるか決めることになります。 2「殿」の場合、1よりも事務、業務文書の色合いが強まります。 磯野波平さんが他部門に転勤している場合、磯野波平さんの転勤先へ転送するか、後任の株式課長が受け取るかは、基本的に直属の上司の判断に委ねられます。 3の場合、個人ではなく株式課長宛ての事務、業務文書になります。 4の場合、一見すると3の丁寧な書き方に見えますが、誤用です。 扱いは3の場合と同様。 キモは、個人名には敬称「様」、役職名には敬称の変わりに「殿」ですよ。 「海山商事株式会社 代表取締役社長 磯野カツオ」さんの場合 「A海山商事株式会社 B代表取締役C社長 D磯野カツオ」 ABCDの4つのパーツに分けられます。 A・会社名 B・代表権を持つ取締役 C・取締役の役職 D・名前 BとCをもう少し詳しく見て行くと、 Bの会社の代表権とは、極端な事を言うと、その会社を解散する事が出来る権限を持つ人。 C・取締役の役職・・・・・・相談役、会長、社長、専務、副社長、常務など 質問者様がある会社のオーナーで代表権を持つ役員として、その会社の運営は全て人に任せている場合。 質問者様の肩書きは、代表または、代表取締役。 質問者様が誰かを社長として雇った場合、その人の肩書きは社長。(つまり雇われ社長) なお、少規模の会社などで、偉ぶらないために、名刺などに社長と書かず、代表取締役と書く人もいます。 雑談: 良く、サラリーマンが自分の会社のことを「我が社」と呼びますが、本当はこれは誤用。 我が物の会社、といえるのは代表権を持つオーナーや役員だけで、一般社員が「我が社」を使ってはいけません。
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「○○社長」だけで殿などをつけないと失礼な気もするし....... 社外の者が一企業の社長さんに書簡を送る際には、○○社長だけでもどこか変ですし、さりとて○○社長殿と書くのは失礼です。 まず最初に申し上げたいことは、元々「殿」は目下に対して使うものですので、最近では万事偉そうなお役所を除いてあまり使わなくなったことです。「殿」を使わないと内規ではっきりと定めた企業も多く見られます。 ということですから、社員が報告書を提出する際の表書きなどでしたら、今日では○○社長とか○○部長だけでいいと内規で定めた企業も多くなりましたが、その面でまだ遅れている会社の場合は○○社長様とか○○部長様とするのがいいでしょう。 社外の一般人の場合も同様に○○社長様とか○○部長様とすればいいでしょうが、企業対企業、たとえば得意先、取引先などへの場合は、こうした略式の書き方は出来るだけ避けて、やはり代表取締役社長 ○○○雄様とか、技術開発部 部長 ○○○太郎様と正しく書くべきです。このことは年賀状などでも同じです。 それから企業のトップの呼び方、一番多いのはやはり代表取締役社長ですが、なかには代表取締役だけのこともあり、単に社長だけのこともあり、また代表とか代表社員といった呼び方をしていることもあります。これらは企業毎にそれぞれの商法上の立場や組織の上での立場などから呼称を決めているものですから、分っていればその通りに書くのがもちろんいいことですが、知らなかったというばあいは代表取締役社長と書いても、それはしかたがないでしょう。
お礼
ご親切な回答をありがとうございます。 特に「殿」に関しては全く知らなかったことなので、とても勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
大変ご丁寧なご回答を頂き、ありがとうございます。 読み応え充分な内容に感動しました。 それなのに、お礼を申し上げるのを忘れていました。 本当に申し訳ございません。 社会人として失格ですね。 本当にありがとうございました。