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予見可能性か、注意義務を怠ったか
数年前の、「海外での出来事」です。現地の焼肉屋で、お酒を飲みながら食事をしていました。そこで私は、ほろ酔い気分になり、トイレへ向かいました。 そこのトイレは、男女別になっていて、当然、それぞれ男女別の標識が付いてました。 トイレに入る瞬間、私は一瞬の判断と言うよりは、習慣的に赤い標識の隣にあった、黒い標識を選び入りました。 用を足した後、洗面所で手を洗っていると、現地の女性が入ってきました。その女性は、私の存在に一瞬、驚ろいた様子でした。 しかし、トラブルに発展することもなく、そのまま通りすぎて行きました。 私は、何だろう?変態かあの女は?と思いつつ、トイレを出るとき、再度、出口にあるその標識を注意して確認しました。 ところが、私の入ったトイレは「黒い色の女性標識の女性トイレ」でした。一方の男性トイレの標識は、赤い色の男性標識でした。 海外のアクシデントと言うことも重なって、冷や汗をかいたのを覚えてます。 Q、もし、上記の出来事が日本国内であった場合、私とお店がその女性に迷惑行為で訴えられた時、私の今回の行為はどの程度の過失が認められるか? お店と私の過失の割合を判断するのは、難しいと思います。しかし、あえて過失の割合を出すとしたら何対何くらいになるでしょうか。 私の考えとして以下の2点を記しておきます。 ・お店(国内)の過失としては、お酒が飲める環境でトイレの男女標識の色を逆転させる標識の設備は、安易に間違って入ることが予測できる。 ・私の過失としては、予めどの程度、男女マークが逆転してる可能性を予測できたか、或いは、注意義務を怠ったなど、になるのかなと考えてます。(あまり自信ないですけど) 参考までに、マウスを重ねるとトイレの男女標識の色が逆転する便利なサイトを見つけたので、URL添付します。 http://yellowblog.livedoor.biz/archives/7892952.html
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お礼
何度も、ご回答ありがとうございます。 おかげで、JIS規格の案内用図記号を確認できました。 ここで、私の考えも述べてみたいと思います。 さて、今回、私のミスは本当に100%過失があるほど重大なものだったのでしょうか。 国内での男女別の色の分類で公共トイレのマークが、「赤⇔青か黒」を用いられるとき、恐らくはその99%以上が「赤→女、青か黒→男」と標識され、結果、慣習化されていると言えます。 これは、完全に国内で慣習化された公共トイレの男女の色別の標識方法と言えます。 この場合の慣習化とは、社会秩序において、トイレの標識を色別(赤⇔青、黒)で判断しても困らないで社会生活が成り立っているとも言えます。 では、この慣習化された色別を、真逆にした場合は、どんな結果が予測されるでしょうか。 テレビで、同じ色を真逆にしたケースの実験がされています。 http://www.y-morimoto.com/haisetsu/mark.htmlの実験によると、日本人のほとんどは、トイレ標識を色別で判断して間違って男女別へ入ったようです。 以上の理由からして、「真逆の色」が使われ、それに対して「慣習的な判断」をした場合は、「誰もが同じミスをする」という事になります。 もし、お店に管理責任なるものが存在するのであれば、今回のお店の都合で(国内だと仮定する)極めて間違いを犯しやすい真逆の標識方法を用いることは、慣習から反れていると言う事になります。 よって、そのお店にとってその色を真逆に用いることは、利用客が安易に男女別に間違って入ることは、十二分に予測可能なはずです。 なぜ、わざわざ間違いが極めて起こり易い慣習の真逆の色で、トイレマークを表示する必要があるのでしょうか。 慣習法(かんしゅうほう)とは、慣習のうち、法としての効力を有するものをいう、とあります。 一方で、JIS規格やISO規格には法的な効力はありません。 法的な有効性から見ても、今回のケースが慣習法の範囲で判断されるのは明白です。 nrbさんと私の考えが違うなと思ったポイントを簡単に2つ挙げます。 私に100%の過失があるとは考えにくいこと。明らかにお店側の方に、大きな過失があると言う意味です。 >裁判になれば・・・・確実に犯罪者ですね 犯罪者を刑罰違反とするなら、上記のようなケースでは刑罰違反になることは考えにくいと思いました。 第三者の意見もお待ちしてます。