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国土交通省 港湾局と河川局の海岸事業の事業内容の違い
質問タイトルのままですみませんが 国土交通省 港湾局と河川局は共に海岸事業を行ってますが 2つの局の役割はそれぞれ違うのでしょうか? どなたか役割の違いをご存知でしたら教えてください。
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海岸行政をしている役所は、実は、港湾局と河川局だけじゃないんですよね。 国土交通省河川局砂防部保全課海岸室 国土交通省港湾局海岸・防災課 水産庁漁港漁場整備部防災漁村課海岸班 農林水産省農村振興局整備部(課までは不案内です。すみません) の4つです。 メインは国交省河川局砂防部の海岸室です。「海岸法」(昭和31年5月12日法律第101号)の所管はここです。 その他の役所の違いは何かというと、 港湾局・・・港湾区域とその隣接区域の海岸 水産庁・・・漁港区域とその隣接区域の海岸 農水省・・・干拓区域の海岸(?) という具合に、エリアで分けているのです。 これらのいずれのエリアにも属さない海岸は、砂防部が所管します。 もっとも、実際の管理は、都道府県知事や市町村長などへの委任事務ということで、管理者はこれら首長になりますが、所管ということになると、これらのエリアで分けた各省庁ということになります。 「高潮対策事業」など事業名だけを見ているとダブっているように見えますが、実際はこういうわけでダブりは(ほとんど?)ありません。
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- gootaroh
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No.2です。再び失礼します。 もう少し分かりやすく説明しますね。 まずはこちらのサイトをご覧ください。 http://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/shouwa45/ind070203/frame.html これは、昭和45年度の運輸白書です。 このうち「2)海岸事業5カ年計画」の図表が分かりやすいと思います。 つまり、海岸には「農地関係海岸」、「漁港関係海岸」、「港湾関係海岸」、「一般海岸」の4種類があり、現在は、それぞれ「農林水産省」、「(農林水産省傘下である)水産庁」、「(旧運輸省である)国交省港湾局」、「(旧建設省である)国交省河川局」が所管しているのです。 参照サイトは、昭和45年度の内容なのでかなり古く、図表では「農林省農地局」となっていますが、これは現在の「農林水産省農村振興局」のことです。 なお、No.2の回答の中で、「海岸法」は国交省河川局の所管と記述しましたが、実際はこれら関係省庁による「共管」でした。水産庁は農林水産省の傘下ですので、「主務大臣」は「国土交通大臣」と「農林水産大臣」の2相が正解です。お詫びして訂正します。 その他の(所管区分が分かりやすいであろうと思われる)参照サイト 焼津市河川課http://www.city.yaizu.shizuoka.jp/Gyosei/gyosei_kasenka_03.html 国交省河川局http://www.mlit.go.jp/river/kaigandukuri/h17gaisan/h17gaisan_2-3-2.pdf 「森田実の時代を斬る」サイトhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02576.HTML (このうち「日本の海岸線と所管別の海岸線の特徴」は所管の違いをうまくまとめてあります)
- debukuro
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お礼
早速の返事ありがとうございます。 ただ、両方の海岸事業の内容を見たのですが 違いがよく分からないのです。 それで、今回質問させていただいてます。
お礼
こちらの想像以上の非常に詳しい説明ありがとうございました。 なかなか自分では見つけることができなくて困ってました。