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百貨店

今後百貨店の業績が回復していくためにはどのような経営戦略を打ち出していけばよいと思いますか?

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  • sionn123
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回答No.2

 radiokunさん こんばんは  小泉政権末期の頃から、政府は「経費回復傾向がある」と言っていますよね。こう言う理由として、政府が景気の指標としている大手企業の企業投資額が増えている事を政府は理由にしている様です。しかし実際は社員をリストラさせる等の経費としての出費を抑えた結果として、結果黒字を出しているに過ぎないわけです。言ってしまえば売上が上がったから黒字額が増えたのではなくて、出費を抑えたから結果的に黒字額が増えたに過ぎないんです。もし本当に景気が良くなって企業の売上が上がった結果の黒字であれば、多分私たち街場の商店街の商店も売上向上と言う事が有って良いと思うのですが、今だに不景気で売上は低迷しています。ですから政府の言う事が正しいのではなくて、不景気と言うのが事実なんでしょう。  質問の百貨店の業績回復の件ですが、まず百貨店の売上は外商と呼ばれる大口お得意先の売上と店頭での一般売上に大別されます。外商の売上は昔な企業のお歳暮・お中元・会社のユニフォーム等企業がお得意様となっての売上が主なんです。今の企業は売上が低迷している中で出費を減らす事で黒字を出そうとしていますから、当然今まで送っていたお歳暮・お中元も減らす傾向が有ります。したがって百貨店側から見たら外商の売上が下がる事を意味しています。したがって百貨店の売上が悪くなるのもうなずけます。  百貨店の売上って、大口の外商売上で成り立っていたと言える位外商売上が占める割合が昔は多かったのですが、上記した時代ですから一般売上に頼らざるおえないのが現在でしょう。  百貨店のイメージとしては、「質の良い商品を売るお店」と言うイメージが有るかと思います。例えば田舎にお土産を持って行くなら、同じ値段の品物なら街場の商店で買うより百貨店の包装紙に包まれた商品が喜ばれると言う感じです。つまり「質が良い商品=若干値段が高い商品」ですから、百貨店の販売商品は決して安い商品ではないと言う事です。現在「ダイソー」等の100円ショップの流行っている理由は、「100円でこんな物まで買えるのか??」と言う位にありとあらゆる商品を扱っている事だと思います。つまり需用としては「質の良い商品(値段が若干高いかもですけど)」より「きちんと使える程度の質なら低価商品が良い」と言う需用が多くなっているのではないでしょうか???  一部ではブランド品が売れている時代ですから、「質の良い物を長く使う」と言う需用は有るのでしょう。しかし企業の売上が左程上がってない時代で給料の伸びが少ない時代ですから、質の良い商品(言い方を変えたら「値段の高い商品」)を買える人達は限られていると思います。多くは「値段の高い質の良い商品」よりは「低価格で使用に耐えられる位の質なら良し」的需用が多いのではないかと思います。  以上の事を考えると、今までの百貨店の販売方針の「質の良い安心して売れる商品」だけではなくて、100円ショップとまでは行かなくても「低価格でそこそこな質の使える商品」を沢山扱って、一般消費者でも買える値段帯の商品を増やす事が良いのでは・・・と思います。  私は時々銀座の「プランタン」に行く事が有るのですが、ここですと時々店頭ワゴンセールで「1000円とか2000円のアクセサリー」を売っています。そう言う売り場は黒山の人だかりです。私もその中に紛れ込んで買うのですけど・・・。そう言う低価格商品の売り場が常時有っても良いのでは・・・と私は思います。  以上が私が考える「百貨店の業績が回復していくためにはどのような経営戦略」です。何かの参考になれば幸いです。

radiokun
質問者

お礼

詳しくありがとうございました。マーケティングの授業の役に立ちました。

その他の回答 (1)

noname#77757
noname#77757
回答No.1

 百貨店と一口に言ってもいろいろな会社つまり売り場を出して居ると思います。ある売り場で眼鏡を5万数千円で買いました。2~3ヶ月でレンズが外れてしまいました。即、行って随分簡単に破壊するのは整備がシビアになっていないと言うと、店員が中にはそのような品物もあるから修理しますと言うのです。  私はこの商品は気になるから外の商品が欲しいといいました。そうすると、どの商品でもあり得るといいました。反省の念が見られないのです。私は思いました。百貨店全体の売り上げに影響するのではないだろうかと言うことです。  やはり月に一回は全チーフが集まり商いとは何かを話し合い。売れさえすればよいという考えを止め、保障期間だけでなくケアのような接し方をすることで、信用が生まれ売り上げにつながると思います。  余計なことですが、P/L・B/Sを全ての店員から裏方まで理解することが大切です。そのことで経費節減。創意工夫。整理整頓をすることで無駄な時間や行動がなくなり業績に反映すると思います。

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