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めもり

目盛りと目盛の違いってどう違うのでしょう? 「1めもりを1センチとするとする」という文章は 目盛り 目盛 どちらが正しいでしょう???

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回答No.5

ANo.1です。 調べてみましたら、『広辞苑』の「盛る」の項の5番目に、 碁盤・秤(はかり)・物差しなどに寸法を割り定めて目のしるしをつける。日葡辞書「ゴ、シャウギ、ナドノバン(盤)ニメヲモル」 とありました。「目盛り」の語源かどうかは分かりませんが、 「物差しなどに寸法を割り定めて目のしるしをつける」 という言葉から、普通に考えて、「目盛り」は「目を盛る」からきているものと考えてよいのではないでしょうか。 また、Google検索でも、「碁盤の目を盛る」という言葉がいくつかヒットしましたので、あまり頻度は高くないと思いますが、「目を盛る」という言い方は確かにあるようです。 ただ最初、私はそこまで考えて回答したわけではなく、「めもり」の「もり」という部分が、「盛る」から来た言葉とみなし、それに「目」が付いて、「目盛り」と表記するのだと単純に理解していました。なので、内閣告示「送り仮名の付け方」を引用したわけです。 どうしてこのように思ったかと言えば、過去、業界新聞社にいた時に表記の基準とした、共同通信社発行『記者ハンドブック』に、「もり」は「盛り」とする旨が書かれていたからです。 そして、その「もり」の例として、「酒盛り」や「大盛り」と並んで、「目盛り」もあったからです。 また朝日新聞社の用字用語辞典でも、「目盛り」となっていました。 もちろん、新聞表記が絶対に正しいというつもりはありませんけれども。

その他の回答 (4)

  • Ishiwara
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回答No.4

#1の方が、内閣告示「送り仮名の付け方」単独の語 1 活用のある語 通則4を挙げられましたが、同じ項の中に「許容 読み間違えのおそれのない場合は‥送り仮名を省くことができる」とあります。 「目盛」は“誤読のおそれがない”と考えられるので、OKとすべきです。つまり「目盛り」も「目盛」もOKです。 なお、文部省が省内で使う基準として設けた「用字用語例」には「目盛り」となっていて「目盛」が許容されていません。しかし、文部省から一歩外に出れば、省内基準よりも内閣告示のほうが優先度が高いと判断されます。 さかのぼって考えると、私たちは「目盛」という名詞として使い、「目を盛る」という動作の1活用形だという意識をまったく持たないで使っています。このような語に「活用のある語」というルールを適用すること自体に問題があると思います。

  • ringouri
  • ベストアンサー率37% (76/201)
回答No.3

どちらでも良いんじゃないですか。「目盛」と漢字で書いて「めもり」と訓で読むのですから、どちらが正しい、どちらが間違っている、という問題ではないと思いますが。「目盛」と書いて、「めもり」以外に読みが可能な場合(たとえば、「めもる」とか「モクセイ」とか)があるのであれば、誤解の無いように「り」を添えないと実用上も困ると思いますが、そうでなければ、どちらでも構わないでしょう。 ちなみに、今こうしてタイプしているPCの日本語FEPは「めもり」と入力すると、変換候補として両方出てきます。 内閣告示はガイドラインであって、正しい/間違い を示したものではないと自ら注意しています。 マスコミや教師、教科書会社の「お上のお触れ」にたいする過剰反応の結果の自己規制が、やたら正しいとか正しくないとか、テストの採点基準に取り入れて、学生をはじめとする国民を苦しめる(惑わせる)ことになっているだけです。

  • suzrun
  • ベストアンサー率25% (13/52)
回答No.2

補足。上記の使い方だと「目盛り」は誤りで「目盛」のみが正式であるそうです。ばあい広辞苑。

回答No.1

「目盛り」は送り仮名を付けたもの。 「目盛」は送り仮名を付けないもの。 です。 送り仮名の付け方は、一般には内閣が告示した「送り仮名の付け方」が基準になっています。 「めもり」に相当する部分を抜粋してみますと、 通則4  本則 活用のある語から転じた名詞及び活用のある語に「さ」,「み」,「げ」などの接尾語が付いて名詞になったものは,もとの語の送り仮名の付け方によって送る。    〔例〕    (1)活用のある語から転じたもの。       動き 仰せ 恐れ 薫り 曇り 調べ 届け 願い 晴れ       当たり 代わり 向かい       狩り 答え 問い 祭り 群れ       憩い 愁い 憂い 香り 極み 初め       近く 遠く 「目盛り」の「盛り」の部分は、「盛る」という動詞がもとになっていますから、「り」を送る、ということになります。 ただ、公用の文書や新聞などではそういう原則ですが、個人的なものや、作家などの文筆家さんで表記にこだわりのある人は、必ずしも内閣の告示した基準にはよっていません。 「目盛」としても間違いではないのです。

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