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溶媒に固体の試薬を溶かすコツ
大学で化学を専攻する学生です。実験で、固体の試薬を溶媒に溶かす時のコツを教えてください。 今反応を行おうとしている反応物を、同じような反応をしている論文に載っていた濃度で溶かそうとしているんですが、なかなかとけきりません。。。。超音波に2-3時間あててみたり、熱かけて2-3日間80℃でスターラーで攪拌してもみましたが溶け切ることはなく、小さな粒が懸濁している分散液のような(牛乳のような)状態にしかなりませんでした。 固体を溶かすコツなどをご存知な方がいらしゃったら、教えていただけませんか?よろしくお願いします。 ちなみに溶かそうとしてるのは、ポルフィリンの誘導体(電荷なし、そこそこ疎水性が強い)で、溶媒はDMSO(dimethylsulfoxide)です。
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質問者が選んだベストアンサー
溶解しやすくするための作業として思いつくのは、粉砕することで固体粒子を細かくする事ですが。。。 今回の例ですと、参考文献にどのような表現があったかわかりませんが、ご指摘のような懸濁状態のまま次の作業に進んでいる可能性もあると思います。
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noname#160321
回答No.2
ポルフィリンの誘導体はどの様な溶媒にも非常に溶けにくいので、溶けた分でしか定量生のある実験は出来ません。
質問者
お礼
ありがとうございます。今まで、ポルフィリン系の物質を扱ったことがなかったんですが、そういうもんなんですね。うーん、フィルターにかけて溶解した分だけ、使うことも検討して見ます!!
- c80s3xxx
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回答No.1
論文の記載が間違っていることも珍しくないし,もともとの試薬の粒度等によって溶解速度がえらく違うこともあります.
質問者
お礼
すばやい回答ありがとうございます。 確かに、参考したジャーナルはいまいち聞いたことのないやつだったので、間違っている可能性はあります。。。他の文献でも確認してみます!!
お礼
回答ありがとうございます。 文献を確認して見ました!!反応後の生成物(水に溶ける程度に極性があがる)を最終的に水に溶媒置換しているので、懸濁液のままで反応をを行っているかもしれません。今まで、普通の有機反応は均一系でだけ行っているものだと思っていましたが。。。この可能性は知りませんでした。本当にありがとうございます。