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地方色豊かなお葬式を知りたい
東海地方の田舎町に住んでいます。先日、市内の離れた場所の葬儀に参列したとき、自分が住んでいるエリアと全く違う『儀式』に遭遇して、同一市内なのにこんなに違うんだ!!とビックリしてしまいました。そこでお願いです。皆さんがお住まいの地域での《独特な習慣・しきたり》などを教えてください。着付け師をしておりますので、葬儀の際の服装で特徴があることなども教えていただけれはうれしいです。よろしくお願いします。
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福井県丸岡町の葬式に参列しました。 お通夜は、ふつう(だと思うのですが)お経に(浄土真宗)何となく メロディがついているんです。メロディって言うと軽いかな。音階が あるんです。それをみんながふつうに歌っているものですからびっくり しました。「知ってて当たり前」みたいでした。(汗;) あと告別式に喪主(男)が白装束でわらじ&頭に三角の布が・・・ (あの、スタンダードな幽霊についているアレです) 不作法な私&無宗教の私には死ぬほどビックリしました! その格好で霊柩車に乗り、焼き場まで行きました。 焼き場でのお骨拾いは身内だけしか入れず(これは普通かな?) その時どうなっていたのかは知りませんが、帰りにその喪主が どういう訳でそうなったのか分からないのですが、履いていたはずの わらじを履いていなくて・・・あれはどうしたのか今でも謎です。 履き物のない喪主はどうやって帰ったか・・・。履き物がなければ 歩けないじゃんという話になり、私の車に積んであった「オヤジサンダル」 を貸してあげました。 ああっ!思い出した!!あの~お供物っていうのがちょっと変わっている ような気がするのですが・・・。普通だとお花とか果物とかそういうの だと思うのですが、三方にスナック菓子や袋菓子がピラミッド状に 積み上げられてて、(しかも高さが1.5メートルくらいある) それを崩れないようにセロハンで成形してあるんです。 不謹慎だとは思ったのですが「あれは一体どうするのだろう?」 とかなり疑問に思っていたのですが・・・後に氷解しました。 精進落としの時に葬式を手伝ってくれた「婦人会」の方々に おみやげ(?)として配っていました。私も花を出そうとしていたのですが 喪主に打診したところ「菓子の三方を出してくれるとありがたいのですが」 と言われ、???の頭のまま業者さんに頼んだら、その例の1.5メートルの お菓子の三方が出てきたので・・・心の準備が出来ていなくて 絶句してしまいました・・・。 初めての経験でした・・・。
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- carlton1967
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#8です。こんにちわ。 「結婚式」側でもアンビリーバボーな体験しましたよ~。 ビデオ回しながら、「なんじゃこりゃ~??(℃゜)々」 というものを見ました。とにかく「自分の価値観」からは 「考えつかないもの」で(←でも地元では当たり前らしい) もう、くりびつてんぎょう…もとい、ビックリ仰天!しました。 何かの機会があったら、どこかでこれを書きたいと思っています。 日本って狭いようで広いようで、ホントにいろんな風習がありますね~。
お礼
けけけけ結婚式もですか!? OK解りました。『結婚式の部』もgooに質問します。 そしたら、また上記の"くりびつてんぎょう…もとい、ビックリ仰天!"の話、 教えてくださいね。何回も御答え頂き本当にありがとうございました。
- carlton1967
- ベストアンサー率40% (233/580)
#4です。友達のお父様に聞いたのですが・・・。 割と近年まで「土葬」があったそうです。(いや~こわいっ!) オマケに「墓堀当番(はかほりとうばん、と読みます。)」が 隣組というか、そんなような集まりの中で存在したのだそうです。 土葬の「穴掘り」が順番で回ってきたらしいです。 はかほりとうばん・・・。政令都市なのに・・・ほんの20年前までは そんなものがあったなんて・・・。絶句しました。 ちなみに横浜市北部の人の話です。 土葬にすると最初は土が「こんもり」しているそうですが だんだんその「こんもり」がへこんでくると「ああ・・・だんだんと 土に還っているのだな。」としみじみ思うのだそうです。 話のあまりのリアルさに、「怪談より恐いじゃんか!」と 思ってしまいました。 それから・・・お経の音階は御詠歌とは違うんです。 なんか「わらべうたの短調ヴァージョン」みたいなメロディで・・・。 ちょっとおどろおどろしい感じなんです。 頭の三角の例のブツ・・・。その方が亡くなったことはとても哀しかった のですが、あまりにも「唐突な姿」だったので笑いそうになったのは もちろんのこと、目がテンになりましたよ。 「ドリフのコントみたい・・・。」と思った私は、かなり不謹慎です。 でも、誰も笑わないので「そういうもんなのか・・・。」と納得してみたり お菓子の三方にしても・・・お菓子のパッケージってかなりカラフルだから 白黒の「お葬式」の世界には目に痛いというか、不釣り合いというか…。 他の方のご回答も拝読させて頂きましたが、いろんな「とむらい」の 仕方があるのだなと、私も勉強になりました。
お礼
再度のご回答、ありがとうございました。節のついた読経といい、土葬(それも比較的都会で!!)といい、日本って、やっぱり横溝正史の世界なんですね。私の住んでいる町の場合、何十年か前に赤痢などの伝染性の病気が大流行した時、感染防止のため、よほどの事情がない限り火葬にしないと埋葬できなくなりましたので、土葬はめったに見られません。「ドリフの…」は、全く同じ想像をしたので再び笑ってしまいました。結婚式はわりと儀式のパターンが同じですが、お葬式はホントにバラエティーに富んでますよね。
- manosuke
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きいた話なのですが、昔の京都の花街の女性は、 御葬式に髪の毛を結わずおろしたままで、 足許は足袋を履かずに素足で行かれたとか。 どちらの花街かまではよくわからないのですが…。 また、現在はそういう風習はなく、普通の喪服だそうです。 ただ、帯揚と帯締めが白で、舞妓さんの日本髪(割れしのぶやお福等)を 飾る赤等の布は、上から白い布で包んで隠してしまうそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。京都というと、特別な『何か』がありそうで期待していたのですが、やっぱりあったんですね!!花柳界って、一般の人のしきたりとはまた別の風俗習慣が沢山ありそうですね。manosukeさんのご回答をきっかけにして、ちょっと花柳界のしきたりを調べてみようと思います。帯揚げ・帯締めは、ウチのあたりでは黒なので、喪服は全身真っ黒で、半襟だけが襟元に白く覗く格好になります。好奇心をそそるご回答、ありがとうございました。
- fracco
- ベストアンサー率25% (2/8)
No.1です。度々申し訳ありません。 別件なのですが、こちらも宗教的な事だと思いますが、 出棺の際に、家に帰ってこないように、棺おけをぐるぐる回してから (方角をわからなくするため)霊柩車に乗せたり、 古い家で土壁などの家は、出口から出棺しないで、 土壁をわざわざ壊してそこから棺おけを出して (玄関から戻ってこないように)、出棺したらすぐに左官職人 さんが土壁を塗りなおすとか。 あとは、家から火葬場までの道を遠回りして行ったり、行きと帰り の道を変えたりなんかするそうです。 ちょっと着付け師という事とは関係ないかもしれませんが、 ご参考までに。
お礼
再度のご回答、感謝します。昔、ウチのあたりでも、出棺の時玄関から出棺せずに窓や別の出入り口から出棺していたのを思い出しました。我が町では、会館葬が増えつつあるのですが(人口15万程度の町で葬祭専用会館が3つ。開業予定も2ヶ所)そういう形式のお葬式が増えたお陰で、心情的に寂しいお葬式が増えているように感じます。面倒なことには違いないのですが、土壁を壊したり、道順を変えたりする情緒って無くしたくないなあとfraccoさんの書き込みを拝見して思ったりしました。有難うございました。
- ooyatyako
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愛知県北設楽郡東栄町の葬送習俗です。服装は特別変化はありません。葬送に用いる墓標や花立て、野辺の送りの持ち物などの諸道具を近所の人たちが手作りします。人が亡くなる飲まず女性が真っ先にお悔やみに行きます。(これを「義理」という)前後して男の人たちがお悔やみに行き、近所の人たちが寄り集まります。葬儀の日取りや葬儀の際の役割などを決め、即座に準備に取りかかります。皆慣れていててきぱきと進みますが、経験の浅い人は要領が分からずうろうろしてしまいます。 そうそう、服装といえば、通夜の後の湯かんの際に、近親者は故人が生前着ていた服を羽織り、撚ってない藁なわを腰に巻いて湯かんに参加します。
お礼
ご回答ありがとうございました。葬送の品々を手作りするなんて,何だかとても心温まる感じですね。ウチのあたりだと、量産された葬儀屋さんのセットで済ませてしまうことが殆どです。おばあちゃんのお葬式のとき、いわゆる副葬品が、やっぱり量産品だったので、とても粗雑に見えて、おばあちゃんがかわいそうだったのをおぼえています。心温まる情報、ありがとうございました。
千葉県南部の田舎町のお葬式です。 えーと、基本的に自宅でお葬式する人が多いのですが、自宅からお寺まで、遺影・位牌・お骨を持った人を先頭にお寺まで歩きます。まるでパレード・・。 知り合いの人たちは、最初は道でマラソンの観衆のように見送ります。 で、お寺についたらお寺の庭で、位牌・お骨・遺影の人々を真ん中に、残りの親族が周りを輪になって3周、練り歩きます。 で、知り合いの人々(さっきのマラソン観衆のような人々)はその周りで見守ってます。3周が終わると、見守っていた人々にお菓子とジュースが配られます。全然関係ない人でも、その場にいればお菓子がもらえます。(子供のころ、葬式があるとうれしかった・・) そして、葬式の法要が終わると、また親族全員でお寺からお墓までパレードです。 ちなみに納骨もその時にしてしまいます。しかも骨壺なしです。骨壺からお墓内部に「ざーっ!」と流し入れてしまいます。骨壺は葬儀屋さんが引き取って帰りました。 ちなみに服装は特に特徴はないです。 ・・こんな葬式ですが、変わってるのでしょうか?祖母が亡くなったときに、別の市に住んでいる従姉妹がとっても驚いていたので・・。 従姉妹が「変わってますよねぇ?」と葬儀屋さんに聞いたら、「○○市でも、この地域は特殊ですから・・」と言われてました。 (ああ、この回答解る人が見たら、どこの地域かわかっちゃうのかな?)
お礼
ご回答ありがとうございました。変わってます!とても変わってます!納骨の方法から察するに、きっとお墓の構造もそういうふうにしてあるものと想像しております。ヘンなこときいてゴメンなさい。骨壷はレンタルなのでしょうか?葬列を見学(?)しているだけでお菓子がいただけたりパレードしたりと、とても豪勢な感じがします。北関東で七五三を盛大に行うところがあるようですが、地域的に儀式に対して手厚いところなのですね。納骨の方法、ホントにびっくりしました。
- mitty1982
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我が家は岡山県の出なんですが、葬式だけでなく、法事の時にいたっても食事の膳に赤飯が出てきます。 なぜかと祖母に聞くと、「こんな時でないと食べられないから」という答えが返ってきました。農村でそう裕福な地域でもないので、こんな風習が生まれたのだと思います。 今は祖母も大阪に住んでいるのですが、大阪で葬式および法事をする時も必ず赤飯を頼みます。葬儀屋さんは「えっ!?」といった顔をするし、仕出し屋さんでも「赤飯はちょっと‥」と言われるので和菓子屋さんに赤飯だけは頼んでいます。 あとお餅も同じ理由でお供えされます。こんな風習、他の地域にはありますかね?
お礼
ご回答ありがとうございました。お葬式にお赤飯はビックリですね。ウチのあたりでは、すごく丁寧なおうちで黒豆で炊くおこわを食べることがあるそうです。お赤飯といえば、めでたい食べ物の代名詞だと思っていたので、とにかく驚きました。ところ変われば…ですねェ。『お餅』はウチのあたりでは団子になります。書き込みをいただいてから,出会う人ごとに『お赤飯』の話をしておりますが,今のところ「私のところも…」という人には出会いません。めずらしい情報、有難うございました。
- fracco
- ベストアンサー率25% (2/8)
うちの母親の実家が宮城県の涌谷町という田舎なのですが、 祖父が亡くなった時、地方、というよりも宗教的なものだと 思うのですが、亡者を自宅から霊柩車に運び入れる時に、 親族の女性は喪服(家紋の入った着物。スタンダードですね)に まっ白い手ぬぐいのようなものを頭にかぶり (ほっかむりを想像してください。あんな感じです。のせる程度の人もいました) その人たち同士で手をつないで見送っていました。 親族男性は何か持っていたような・・・。 ちょっとお調べ次第、ご連絡しますね。中途半端ですみません。
お礼
ご回答ありがとうございました。本当に御葬式って、地方色豊かですね。結婚式の時の綿帽子や角隠しも白い布ですが、清めたり祓う儀式のキーワードが『白』なのかも知れませんね。手をつなぐのは何だろう。「ここから内側へ帰ってこないで安らかにあちらの世界でお過ごしください」ということでしょうか。興味深い情報、ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。不謹慎でゴメンなさい。額の白い三角…想像したらとても可笑しくて…イメージの産物で架空のものだと思っていた『お化けの三角』が実在していたんですねェ。お経のメロディーは御詠歌とはまた別のものなのでしょうか。お骨を揚げた身内の方が裸足になるのもビックリですね。これも申し訳無いけど、格好を想像すると笑みが漏れてしまいそう…お菓子の御供物のことですが、北海道のお葬式も似た感じでした。お花や果物の代わりにカップ麺やレトルト食品がでっかい三方に乗ってました。ブツの行方は不明です。思わず喪主様にお断わりして記念撮影してしまいました。「絶句」なさったcarlton1967さんのお気持ち,理解できるような気がする…