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少年犯罪者の更生
少年犯罪者は高確率で更生できるとよくテレビなどで聞きますが、 (1)ここでいう『更生』の定義とは? 『更生』したかは、犯罪者個人の主観的な内容になる気がしますが、客観的にはどのように判断するのでしょうか? (2)少年犯罪者が高確率で更生できるとする根拠となるデータ(統計や心理学の有力な学説など)はどのようなものがあるのか。 (3)少年犯罪者が高確率で更生できるとすれば、教育現場に更生のノウハウを取り入れて、そもそも少年犯罪者自体を少なくすることが可能ではないかと思うのですが、教育現場に更生のノウハウは取り入れられているのか、取り入れられていないとしたらなぜなのか。 以上三つを教えてください。よろしくお願いします。
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お礼
回答ありがとうございます。 (1)犯罪者が更生したかどうかは、保護司の判断によって主観的に決定される。 (2)定義が無いから更生を判断するデータも無い。よって、定義が曖昧でも更生したなら再犯はしないはずという認識のもとで、釈放されてから再犯を今までしてこなかったかというデータである程度の判断をするしかない。 (1)(2)については結局、再犯をするかしないかで判断するしかなく、再犯率によって、今までの犯罪者の再犯率が昨年まで低いのだから、今までの犯罪者の再犯率は今年以降も低く、今後の犯罪者の再犯率も低いはずとの推測から、少年法や死刑制度の論議は進められているということですね。 (3)犯罪者の更生は多くのボランティアによって成り立つ制度であり、それを教育へと取り入れていこうとするには教師の数が圧倒的に足りないわけですね。 確かに、現在の教育制度では能動的に問題がありそうな生徒に働きかけを行うことを全ての教師に求めることは難しく、問題を起こした生徒に対しての働きかけしかできませんし(それも十分にできているかどうか疑問ですが)スクールカウンセラーなども学校に一人いるかいないか位で制度が受動的にならざるを得ないですからね。納得できました。ありがとうございました。