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敬語の使い方について
入社志望の履歴書を書こうとしているのですが,いつも敬語の使い方で迷ってしまいます. 会社の興味を持ったきっかけとして, ・貴社は~に携わっておられる点に興味を… ・貴社は~に携わっている点に興味を… といった記述が思いついたのですが,正しい書き方が分からず困っています. 「おられる」か「らっしゃる」か, また他の記述が正しいのか… よく分からなくなってしまいました. また,謝罪するときに ・ご迷惑をおかけしたことを~ ・ご迷惑をおかけしましたことを~ についてもどちらがいいのか迷いました. 正しい記述を教えてください.
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はじめまして。 1.「おられる」か「らっしゃる」か: ご質問文の「貴社は~に携わっておられる点に興味を…」の場合は、「おられる」が適しています。理由は以下の通りです。 (1)どちらも「いる」の尊敬語です。 (2)「いらっしゃる」は促音便「っ」の使用から、「おられる」より、より口語的で、親しい手紙や、会話に適している表現です。 (3)公的な文では、やや文語的なニュアンスのある「おられる」の方が、好ましいでしょう。 2.「おかけした」か「おかけしました」か: ご質問文の「ご迷惑をおかけしましたことを~」の場合は、「おかけしましたことを」が適しています。理由は以下の通りです。 (1)もとは「(迷惑を)かけた」になります。 (2)「ご迷惑」の「ご」は、次2つの意味で尊敬語・謙譲語になります。 1)「迷惑をかけた」という動作の主体である、話し手(自分)の行為をへりくだって使われている謙譲語 2)「迷惑をかけた」動作の客体である、相手に敬意を払うために使われている尊敬語 (3)「おかけ」の「お」は、迷惑を「かけた」動作の目的語となる客体(相手)に対する尊敬語になります。 (4)「しました」は次2つの意味の丁寧語になります。 1)「した」動作の主体である、話し手(自分)を品よく見せるため、という修辞的目的を持った丁寧語 2)「した」動作の客体である、相手に敬意を払うため、という修辞目的を持った丁寧語 (5)従って、「ご迷惑をおかけしました」は、尊敬語、謙譲語、丁寧語の修辞法が組み合わされた、より敬意のこもった表現になっています。二重敬語という危惧はありません。 (6)敬語の重複は使用を誤らなければ、より丁寧な敬語表現として有用なものです。謝罪など、誠意を示す場面ではより効果的になるので、ここでは、「ご迷惑をおかけしました」が適切となります。 以上ご参考までに。
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誤字 者汽笛にどの人に ⇒具体的に社会的にどういう人に 私は、純粋の日本人ですが、変換の際におかしくなっていました。
http://xn--i6q499bgg1akge.sblo.jp/category/217849-1.html より 一般的に時間が経てば学校で勉強していてもむずかしいですね。 質問者様では、謙譲語と尊敬語と丁寧語がごっちゃになっている気がします。 者汽笛にどの人に対して用いるかという大きなポイントをつかんで使えばいいと思われます。 敬語を大きく分けた中の一つ、謙譲語について。 謙譲語とは、自分自身や身内 また、会社取引の中でのことであれば 社外に対して社内の人の立場を低めて、相手を敬う言葉です。 ◆謙譲語の使い方 ・語彙を変える 例)行く⇒伺う 見る⇒拝見する 言う⇒申し上げる 聞く⇒承る ・「お/ご」をつける 例)持つ⇒お持ちする 相談する⇒ご相談する 挨拶する⇒ご挨拶する 敬語を大きく分けた中の一つ、尊敬語について。 簡単に言うと尊敬語とは・・ 話をしているものよりも、その話題の中心となる者の状態が 上位である場合に、敬意を表す言葉です。 ・動詞を尊敬語にするには・・・ 1.「お/ご」をつける。 例)持つ⇒お持ちになる 座る⇒お座りになる 2.語彙を変える。 例)行く⇒いらっしゃる 食べる⇒召し上がる 3.「れ/られ」 例)持つ⇒持たれる 座る⇒座られる ・形容詞や形容動詞の前には「お・ご」をつける 例)お寂しい ご多忙 ・名刺の前には 「お」「ご」「御(おん)」「み」「尊」「貴」「玉」をつける。 尊敬語専用の言い方 例えば、 「何を食べた?」 これを尊敬語にする場合、あなたならどうしますか? 尊敬語の基本として 「お(ご)と?~になる」ではさむとよいので 「何をお食べになりましたか?」 これでも間違いではないのですが、 食べるの尊敬語は⇒「召し上がる」ですので 「何を召し上がりましたか?」となります。 そのほかにも ・言う⇒おっしゃる ・行く・来る⇒いらっしゃる ・見る⇒ご覧になる 尊敬語を使う場合。 「お」と「ご」が用いられますが、間違った使い方をしていませんか? 相手のことを高める為に使われるのが「お」と「ご」です。 例えば・・ 例)あなたのお名前は? 例)あなたのご出身は? など・・・・ しかし、相手を高めるだけに使うのではないのも ちょっと難しいところです。 へりくだった言い方のときも「お」や「ご」を用いることがあります。 例えば・・ 例)お送りいたします。 例)ご挨拶が送れました など・・・ 自分だけではなく、相手が関係している事柄については このようにへりくだった言い方で「お」と「ご」を使いますが 自分だけの事柄については、「お」と「ご」は使わないので 要注意です。 敬語の不規則動詞とは 「お~になる」などの言葉を使わずに その言葉の補充形が使われる場合の動詞。 ↓がその一覧です。 ある → ござる(ございます)【丁寧語】 いる・行く・来る → いらっしゃる・おいでになる【尊敬語】,伺う・参る【謙譲語】,おる(おります)・ 参る(参ります)【丁寧語】 もらう → いただく 【謙譲語】 あげる → さしあげる 【謙譲語】 くれる → くださる 【尊敬語】 する → なさる 【尊敬語】,いたす【謙譲語】,いたす(いたします)【丁寧語】 言う → おっしゃる【尊敬語】,申し上げる【謙譲語】 申す → 申す(申します)【丁寧語】 見る → ご覧になる【尊敬語】, 拝見する【謙譲語】 会う → 規則変化(お会いになる等)【尊敬語】, お目にかかる【謙譲語】 知る → ご存知だ【尊敬語】, 存じている 【謙譲語】,存じている(存じております) 【丁寧語】 着る → お召しになる【尊敬語】 食べる・飲む → 召しあがる【尊敬語】, いただく(いただきます)【丁寧語】 寝る → お休みになる【尊敬語】, 休む(休みます)【丁寧語】 死ぬ → お亡くなりになる 【尊敬語】,亡くなる(亡くなります)【丁寧語】 http://www.weedes.com/office/keigo/ ここも参考にしてください。 ご質問の ○ 貴社は~に携わっておられる点に興味を ○ ご迷惑をおかけしましたことを 二重敬語でないような気がしますが これでいいと自分では思います。
お礼
ありがとうございます. 確かに尊敬語と謙譲語がよく分からなくなってしまいます. あと,二重敬語も意識しすぎているのかもしれません. サイトや具体例は今後のために参考にさせていただきます.
お礼
ありがとうございます. ものすごく分かりやすい内容・構成で助かります. 後者のほうは二重敬語ではないかと心配していましたが 違っていたんですね. ネットで検索すると両方とも引っかかるので迷ってました.