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冷凍保存について(生物)
冷凍保存について教えてください。 冷凍と言っても食品ではなく生物(いきもの)です。 例えば人体そのものを冷凍保存することは可能でしょうか。 映画なんかで見たことがあるのですが、あれは全くの作り話の世界なのでしょうか。 私は凍りきる前に凍死ると思うのですが、周りの人はそんなことはないと言い張ります。 その人曰く、オタマジャクシの冷凍保存を見たことがあるそうで、解凍したところみごとに復活したそうです。 もしかして凍死するヒマもないくらい急速冷凍すれば人体の保存も可能なのでしょうか。 もちろん解凍後に元通りの健康な姿になると言う条件で。 (解凍作業も大変そうですね)
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オタマジャクシや金魚を冷凍するのは、 体の周りの水分を瞬間冷凍して、 動けなくしているだけです。どちらかというと手品です。 それに解凍してから泳いではいますが、 ダメージもひどくて、おそらくは死んでしまいます。 低温で細胞が死なない生物で、 全体が同時に冷凍、解凍できるものなら可能でしょうる たとえば、種子、乾燥卵、それから細胞の少ない生物などです。
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- chunsanz
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生き物といってもいろいろあります。 植物の種や細菌のうち数種類のものは現在の技術でも可能と思います。 もちろん生き物といえるかどうかわかりませんが、人工授精のための精子や卵子は日常的に冷凍保存され使用されています。 ただ、高等生物になればなるほど難しくなります。 動物など恒温動物などになると一番難しいと思われます。 それは進化の過程において冬眠をすることすらなくしてしまい、常に一定の温度を発熱できるような仕組みになってしまったからです。 (実はこれはすごく難しいことだったのです) 一番問題になることは生き物の体の中にある水分のことです。細胞の中と外の圧を一定に保つための水が冷凍することにより膨張されてしまいます。これによって組織破壊がもたらされると思います。 確かに現在緩衝液が開発されていますが、体の中にいたるところにある水が入ってはいけない器官(たとえば肺)などはかなり難しいかもしれません。 また体の中には自己融解を起こす組織があるのでそちらのほうも大変でしょうね。
- Mell-Lily
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参考ホームページです。
- vrog
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あまり自信がありませんが、 生命を保ったまま冷凍保存する方法は、まだ開発されてなかったかと思います。 オタマジャクシや金魚などは瞬間なら冷凍に耐えられるようです。 高校のころ金魚を液体窒素につけ、数秒待った後、水にもとして蘇生させるという実験をやった覚えがあります。 おそらくその方は、こうした実験を見られたのではないでしょうか。 しかしこの方法も、耐えられるのは数秒ぐらいだったと思いますので、冷凍保存とは言えません。 アメリカでは、移植用の臓器などを冷凍保存しているようですので、冷凍による水の膨張で細胞を傷つけるといった問題はクリアーされているのかもしれません。 ただ、映画の様に人体を保存し、また復活させるといったことは、まだ難しいかと思います。