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花の慶次風のタッチ
昔、漫画雑誌(多分少年ジャンプ)で読み切りの作品として掲載された漫画のタイトル、コミック化されているのか等、情報を探しています。 私の年齢から考えて15年から早くても10年位前で、「花の慶次」の作者原哲夫の話の流れ、タッチが似ていたように思います。 実際、長年原哲夫作品だと思っていましたが、最近の再販コミックの巻末等にも掲載されていなし、もしかしたら違うのかもしれません。 話の内容は ・江戸時代初期、ある藩のお家騒動 ・現藩主は心を病んでしまっている(悪人になったのではなく藩政が執行できない)ので、嫡男(まだ幼少)に家督を相続させようとする一派と現藩主派で藩内が二分されている。 ・この件が表沙汰になると幕府からお家取り潰しになる恐れがあるので大騒動に出来ない(藩主が病んだ事自体幕府の陰謀だったかも) ・主人公は老齢の下級武士ながらかつての合戦(関が原?)で、自分の足を犠牲にしても藩主の撤退させるための橋を守り抜き(壊れかけた橋げたをたった一人で支え挟まった自分の足を自分で切断)、家内随一のもののふとして幕府にも認識されている。(義足の老武士) ・主人公はその影響力から両派のトップから自派に入るよう勧誘されるが、この争いでお家が取り潰されることを見抜き、自らを「乱心者」として両派のトップと現藩主を殺害。(乱心者ならお咎めがないから) ・藩主は正気がないながらも主人公の行為を感謝しながら逝く。 ・主人公の最期は乱心者として笑いながら殺される。 ・結局幕府のトップ判断(多分家康本人か土井利勝)が「このようなもののふがいる藩を潰すわけにはいかぬな」と藩は救われる。 わかりにくかもしれませんが以上です。 加えて長く原哲夫作品だと思っていたもうひとつの理由は、主人公と話のモデルに隆慶一郎作「死ぬことと見つけたり」があったような気がしたからです。 エピソードは同じではありませんが、話のテーマは「もののふは如何に死ぬか」という点、原作の主人公の雰囲気や隆慶一郎と原哲夫の関係から考えてもおかしくはないと思うのですが。 当時泣くほど感動した作品で叶うならもう一度呼んでみたいと思っています。 是非心当たりのある方、情報をお願いいたします。
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「士魂 鉄忠左衛門の最後」 読みきりです。 どうも単行本化はされていないようです。
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原&隆コンビの作品、いいですよね。 同コンビの作品は、コンビニ本で、装丁変えで、出る可能性があるかもしれません。 ページあわせに、単発の作品が載ることも、過去、ありましたので、要チェックかと、思います。 「現代漫画図書館」にも、無いでしょうか。
お礼
単行本化は残念ながらされていないようです。 「現代漫画図書館」には行ったことがないのですが、過去に発行された漫画雑誌なども保存されているのでしょうか? 他に可能性があるのは国会図書館くらいなのかなと思います。 「影武者徳川家康」が打ち切りになってしまったのが残念です。 あとは個人的に原哲夫画の「捨て童子松平忠輝」を是非見てみたいです。 ありがとうございました。
お礼
なるほど、原哲夫じゃなくて「黄龍の耳」の作者が描いていたんですか。 見つからないはずです。 単行本化されていないのは残念ですが、気長に待ってみます。 ありがとうございました。