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過労死の発生過程について
僕は、睡眠を十分に取っているほうなのですが、 これからいろいろとすることが増えて、 睡眠時間を削る必要ができたのですが、 過労死というものがどうしたら起こってしまうのか、 心配で睡眠時間を削ることができない気がします。 どなたか過労死に対して、気をつけたほうがいいことや、 どうしたら起こってしまうか知っているかたいましたら、 回答よろしくお願いします。
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- albert8
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素っ気ない回答ですが、過労死に対して気をつけたほうがいいことは過労にならないようにするしかないのではありませんか。 過労死の中でも代表的な突然死に至る心筋梗塞についてお話してみます。 体力、気力とも十分な30代、40代の働き盛りが知らず知らず頑張り過ぎてストレス過剰になり適応力を超えてしまうことが原因でしょう。 疲れてる人を見るとなんとなく分かりますよね。あるいは疲れた時の自分の顔をみても。くすんだり顔色が悪くなっていませんか。これは働き過ぎが原因で血流が悪くなってるということです。 激しい心身のストレスは交感神経を極度に緊張させます。そうするとアドレナリンの作用が強く出て、血管が収縮、血行障害や虚血状態を引き起こします。また知覚の鈍磨とともに視野狭窄となり一心不乱状態、極端になると疲れすら感じ難くなって無理に無理を重ねてしまいます。 もう一つ、ストレスは白血球中の顆粒球を増やし過ぎて、リンパ球を減らします。免疫力が落ちたということですね。さらにこの顆粒球の増多はその活性酸素で組織破壊を起こしますが、はじめに狙うのが赤血球です。活性酸素によって破壊された赤血球は弾力を失ってパラパラと分かれて流れていたものが互いにベタベタとくっつき所謂連銭現象を起こして流れにくくなります。 一気に進むと全身が血流不全に陥りますが、心臓に酸素や栄養を送る冠状動脈が血栓と言ってその壊れた血液の塊で詰まると、心筋梗塞となります。脳の血管が詰まると脳梗塞です。 適応力を超えた働き過ぎが短期に集中すると起こりやすくなると思いますが、くれぐれも無理をなさらないようにして下さい。