- ベストアンサー
宮尾登美子
宮尾登美子「仁淀川」を読み終わりました。 綾子ものはこの作品で終わりなのですか。 綾子の離婚のこと、再婚しての上京のこと、それぞれの状況を知りたいのですが、まだ作品化されていないのですか。 「序の舞」「櫂」~「仁淀川」と五つの作品に目をとおして、いずれも感動を覚えましたが、綾子ものがほかにないとすると、つぎに何を読めばいいのか道に迷ったような気持ちでいます。 何がいいですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。 宮尾登美子さんの作品ですと、 ★「蔵」 をおすすめいたします。 「蔵」は宮尾さんの代表作で、わたしが今おすすめしなくても、 必ずどなたかが推薦される宮尾作品だと思います。 読後、しばらく余韻が残る作品です。 主人公は、烈という女性ですが、その育ての母となる 烈の叔母、佐穂に焦点を当てて、読み進めていっても 面白いと思います。 一人の女性の悲しみや、(ささやかな)幸せがよく伝わってきます。 下に宮尾作品の書評が載っているURL、貼っておきますね~。 (ご参考までに)
その他の回答 (1)
- onji0813
- ベストアンサー率37% (30/80)
自伝的四部作の続き、気になりますよね。 綾子ものではありませんが、著者の父親をモデルにした「岩伍覚え書」、著者の家にいた仕込みっ子をモデルにした「寒椿」はいかがですか? #1の方が勧めていらっしゃる「蔵」もお勧めです。
お礼
離婚のこととかは、まだ小説にされていないのですね。綾子ものは、上京に至るまでを書き切って「完」にしてほしいなあ。「岩伍覚え書」も読み終えてます。五つでなく、六つでした。目をとおしたのは。それにしても、すごい作家ですね。「序の舞」にこころ奪われ、ついで「櫂」もおなじ按配、思わず、「夏目漱石より上じゃ!」。漱石も黄泉で苦笑いしてることでしょう。ありがとうございました。
お礼
おすすめの「蔵」、余韻が残る作品とか。そういえば、いままで読んできたどの作品もそのようでした。余韻にしびれ、酔い心地のうちに、べつの作品におのずと手がのび、そこでの余韻がまたつぎの作品へといざなって、あれよあれよで、六つ読み終えました。名作ぞろいの作家なんて、ほかにいたのかな。「蔵」。楽しみです。ありがとうございました。