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明治~昭和(戦前)が舞台の小説
こんにちは。タイトルの通り、明治・大正・昭和(戦前)期が舞台になっている小説が好きで、探しています。下の条件に当てはまるようなものでおすすめの小説はないでしょうか?あればぜひ教えて下さい。 ●舞台・・・日本 ●ジャンル・・・できれば家族もの、恋愛もの、大河もの(?)など (ホラー、ミステリー、シリアス系以外で) ●短編ではなく、中・長編のもの ●読み応えがあり、読み終わったあと満足感を得られるようなもの ちなみに、今まで多く読んできたのは三浦綾子さん、宮尾登美子さんの小説です。 その他、個人的に面白かった作品としては、「楡家の人びと」(北杜夫さん)、「紀ノ川」(有吉佐和子さん)、「女の一生」(遠藤周作さん)などがあります。 いろいろと探してきては手当たり次第に読んでいるのですが、時代範囲が幅広いため、まだ自分の知らない面白い小説があるかもしれないと思い、質問させていただきました。 よろしくお願いします。
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こんにちは。私も北杜夫さんの「楡家の人びと」読みました(北杜夫ファンです)。スケールの大きな家族小説という感じで故三島由紀夫が絶賛したというのも分かります。三浦綾子さんの本を沢山読まれていらっしゃるならもう既読かもしれませんが、「銃口」や「泥流地帯」はいかがですか?特に「泥流地帯」は正と続があるのですが、正より続の方が希望が持てる書き方ですので続けてお読みになると良いと思います。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/28349506 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01715048 有吉佐和子さんの「香華」は恋に生きる母とそれに翻弄される娘の読み応えある小説です。「一の糸」や「針女」も宮尾登美子さんがお好きなら気に入るはずです。こちらも既読かもしれませんが(^_^;)。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/06781673 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18646963 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01512421 戦争をテーマにした小説ですが横山秀夫さんの「出口のない海」も良かったです。映画化されましたが、人間魚雷に乗り込まなければならない一青年の野球に対する思いや恋愛などを書き込んでいますので、単なる戦争ものだけではないと思います。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31725247 浅田次郎さんの「天切り松闇がたり」も大正時代の話です。泥棒とその一家の話ですが、ホラーやミステリーではなく人情小説です。短編ですので、大河系がお好みでしたら物足りないかもしれませんが、一話一話がキッチリとして、啖呵を切る所ではスカッとするし、ある所ではほっこりしたり、またものすごく泣けたりします。良かったら読んでみて下さい。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30591536 長文失礼しましたm(__)m。
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- haruko-ori
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こんばんは。 質問者様の好みには合わないかな…と思ったのですが 明治~昭和(戦前)が舞台の小説 という事なので、参考意見まで。 熊谷達也 ・「邂逅の森」 マタギの家に生まれた主人公の半生 http://www.amazon.co.jp/%E9%82%82%E9%80%85%E3%81%AE%E6%A3%AE-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%86%8A%E8%B0%B7-%E9%81%94%E4%B9%9F/dp/4167724014/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1195134625666&sr=1-4 ・「箕作り弥平商伝記」 秋田で箕作りを生業としている主人公の半生。こちらは比較的軽い(読み易い)話です http://www.amazon.co.jp/%E7%AE%95%E4%BD%9C%E3%82%8A%E5%BC%A5%E5%B9%B3%E5%95%86%E4%BC%9D%E8%A8%98-%E7%86%8A%E8%B0%B7-%E9%81%94%E4%B9%9F/dp/4062141140/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1195134625666&sr=1-2
お礼
参考意見でもありがたいです。 熊谷達也さん、私の地元出身の方なのでお名前は知っていたんですが、著書は読んだことがありませんでした。あらすじやリンク先の書評などを見るとどちらも面白そうで、興味がわきました。さっそく読んでみたいと思います。 ご回答ありがとうございました!
- hiromixx
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こんにちは。 女流作家がお好みでしょうか? 大変面白く読んだのが 玉岡かおる「天涯の船」です。 長編ですがあっという間、没頭して読みました。 未読でしたら是非どうぞ。
お礼
明治~昭和の小説であれば作者の男女を問わず読んでいますが、割と女性の作品が多いかもしれません。 が、玉岡かおるさんの小説は読んだことがありませんでした。 ご紹介の小説、とても面白そうですね。没頭して読まれたとのこと、とても興味がわきました。 さっそく読んでみたいと思います。ご回答ありがとうございました!
- suika000
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宮尾登美子さん、いいですよね。 「陽暉楼」、「松風の家」、「一弦の琴」が好きです。(もう読まれているでしょうが・・) 「蔵」より前の作品の方が好きです。 あまり役に立ってないですね。
お礼
いいえ、そんなことありません。宮尾さんが好きな方がいらして嬉しいです。 作品はほとんど読んだつもりでしたが、挙げていただいた中では「陽暉楼」が未読でした。これから読んでみます。 「松風の家」は私も好きです。個人的に、数ある宮尾さん作品で一番のお気に入りですね。 他には、これで宮尾さんを知ったという意味で「櫂」に思い入れがあります。(長々とすみません) ご回答ありがとうございました!
- schnitzler
- ベストアンサー率20% (6/30)
三島由紀夫 豊饒の海 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E9%A5%92%E3%81%AE%E6%B5%B7 “日本”を堪能できる小説です
お礼
この四部作は、最初の「春の雪」だけ読んでました(映画化の影響で・・・)が、あとの3冊は未読でした。 これから探して読んでみようと思います。 『“日本”を堪能できる』というのは、まだ1冊しか読んでいませんが、何となく分かる気がします。 ご回答ありがとうございました!
お礼
たくさん挙げてくださってありがとうございます。 「楡家の人びと」は本当にスケールが大きいですね。読み終わったとき、とても充実感がありました。 三浦さんのものは既読でしたが、どちらも読み応えがありますよね。 「泥流地帯」、確かに正の最後は悲しすぎるので、続ですがすがしく終わるのに救われます。 有吉佐和子さんは「紀ノ川」と「一の糸」のみ読みました。「香華」「針女」も面白そうですね。チェックしてみます。 「出口のない海」は映画化のことだけ知っていて未読、「天切り松闇がたり」にいたっては全く知りませんでした。 リンク先を見ると、シリーズになっているようですね。短編ということですが、人情ものは好きなので楽しみです。 どちらもさっそく探してみたいと思います。 長くなってすみません。ご回答ありがとうございました!