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社会保障制度の方向性について
今日の社会保障制度の方向性として (1)所得による利用制限の強化 (2)実施主体の市町村への移管 (3)利用者の一部負担の拡大 (4)職域に関わらない保険制度の一本化 という内容があるのですが・・・ (1)に関して、「所得による利用制限」とはどういうことなのか いまいちわかりません。 ご存知の方、説明していただけないでしょうか??
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社会保障制度は、難しいことを言うなら、憲法の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障するためのシステムです。 つまり、大金持ちには必要ありません。 したがって所得制限のあること(所得がたくさんある場合は保障しない)自体は当然のことです。 しかし、国や多くの地方公共団体は、ゼネコン奉仕の大型公共投資や軍事費聖域化で巨額な財政赤字をかかえるに至りました。 そのため、相当の貧乏人でも、「自助努力」と称して社会保障をやめ、税金を厳しくとりたてるという流れになっています。 生活保護をまともにやらないために、現代日本で餓死者をたくさん出しています。 社会保障制度を利用するのに、今までよりも所得の条件を厳しくするのが「所得による利用制限の強化」だと思います。
お礼
現代日本で餓死者をたくさん出ているということに驚きました! なるほど、だから所得による制限を強化していくことが求め られるのですね。 詳しい回答ありがとうございます。