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献体された方へのお香典は?
お尋ねいたします。 母からの質問なのですが、母の友人のお父様が亡くなられたとの事、お父様は火葬して荼毘にふされたのではなく、大学病院へ献体されたそうです。 亡くなられたのは少し前になるらしく、葬儀はやったかどうかはわからないのですが、御自宅にはお骨もないということになります。場合によっては2年ほどお骨が戻ってこない事もあるようです。 そういった場合、お香典をお渡しするには、何という熨斗になるのでしょうか? 四十九日前なら「御霊前」、後なら「御仏前」という通常の形でよいのでしょうか?同じような経験をされたことがある方、いらっしゃいましたら、アドバイスをお願いいたします。
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まさに我が家の祖母が二年前に亡くなりそのまま献体、大学へと旅立ち、二年経った先日、大学での合同慰霊祭に招待され遺骨を受け取ってまいりました。 我が家でもいろいろな方に相談もしたり家族内でも話し合いましたが、そもそも告別式、お通夜、初七日、四十九日、納骨・・・等、一連の手続きは宗教の宗派により多生違いはあるのでしょうが、紛れもなく宗教の中での解釈、行事であるはずです。 しかし各宗派にそれぞれ歴史があってのことだとすれば、たぶんそれらどの宗派の歴史の中にも「献体」という近代医療の取り組みはしきたり、慣習としては解釈などあるはずもなく、よってどうすることが正しいという物もないのかと思います。 となれば宗派のやり方とらえ方云々、というよりはそのご遺族の姿勢、とらえ方次第かな?とも思われます。 我が家の場合、遺骨なきまま何をどうしようもなかったわけで、かといってご近所、親戚に対してなにもしない、させないというのも何か失礼にも当たるかと考え、菩提寺よりいただいた戒名の書かれた位牌と遺影(写真)だけを祭壇に置き、当然献体により遺骨はまだないことを説明した上で略式の葬儀を行いました。 経緯や解釈自体がそんな事情ですので、香典も何が失礼と招いたこちら側が憤慨するとかという筋合いでもありませんが「御霊前」が多数の中、「御仏前」もありましたよ。 慣れない、あまり経験がないのは招く方も招かれる方も当然のこと。 いっそ「慣れない中、失礼があっても申し訳ないので。」と相手方にお電話でもして「御霊前でよろしいでしょうか?」と素直に聞かれたらいかがでしょう? 相手方も「ああ、そういうことひとつも、皆さんに迷惑かけてしまうんだなあ」と、ひとつの経験が、逆に他の告知した方々への配慮として「お気持ちは『御霊前』でお願いします。」とおふれにつながったりもするのかもしれません。 お互い様ですって。 ちなみに、先日受け取った遺骨をお墓に納骨にも行ってきましたが、酢での葬儀はしませみなさまからもお気持ち、ご挨拶もいただいたわけですので、この度はごく身内だけでひっそりと納骨だけ済ませ、ご近所、親戚には、事後「無事、遺骨も帰り納骨を済ませました。」と挨拶・報告のお手紙をお配りしました。 大げさなことをすれば、また何かしらご用意いただくこととなり、下手すりゃ二重取りにもなりかねませんからね。 それらを含め、、恥ずかしいとか失礼とかではないと思います。 ご遺族に一つひとつお聞きになられた方が良いかと思います。
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- simakawa
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献体しようがしまいが,儀式は何ら変わりません.従来通りです. (身内でもありました.)
お礼
早速のアドバイス、ありがとうございます。 実際経験された方の御意見を聞けてよかったです。 母に伝えます。
- myeyesonly
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こんにちは。 その方の宗教によりますが、お葬式も判らないようであれば、ご霊前が一番無難でしょう。
お礼
お答えありがとうございます。 初めてのケースなので、母も困惑しているようでした。 早速伝えてみます。
お礼
大変丁寧な御意見をいただきましてありがとうございました。 私も母も、初めてのケースでしたので、戸惑いましたが、nabe710さんの御意見を聞いて、世の中にはいろいろな最期の迎え方があるのだと気づかされました。たとえどのような形にしろ、亡き人を敬う気持ちが第一なのですね。早速母に伝えます。ありがとうございました。