• ベストアンサー

愛情不足の子の噛み癖。

ゴールデンちゃんについての質問です。この子は4,5歳の男の子です。飼い主の飼育放棄のより、現在保護されています。何年もお散歩に行ってもらえずに、ご飯も2,3日に1度と言う生活をしていました。とてもお利口なのですが、噛み癖があります。攻撃に近いかもしれません。気に入らないことや、ご飯が関係すると飛び掛って噛みついてきます。1箇所ではなくて、数カ所、噛んできます。縫うほどの怪我をしたボラさんもいます。今までの生活を考慮すると、愛情不足の為のアルファ化?でしょうか。訓練士さんに見て頂いてもよくなりません。噛む子は安楽死もやむを得ないと考える方も多いようですが、せっかく保健所行きを免れた子です。それだけは避けます。どうしても直らない場合、犬歯を削るなど、命を救う為にできることと、そのリスクをご存知の方、どうか教えてください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

お返事ありがとうございました。 おかげで色々と分かりました。 まず歯を削る件についての私の考えを先に伝えさせていただけるなら、去勢が済んで暫くは様子を見ていただくか、犬歯を削る場合は、歯髄の処理もきちんと行なってくださる獣医師にお願いするようにしていただければと思います。(世話のお手伝いもしてない状況でおこがましい意見なのですが・・・) >・保護状態について >室内にて保護しています。無駄吠えもすごい子なので、アボアストップ(電流ではなくて香水のもの)をしています。 >・お利口について >訓練士さんの前では必ず指示に従う。明らかにこちらが油断している時に噛んでくる。飼育放棄した飼い主には牙を剥いたことはないそうです。理解する能力を持っているのに、使い方がわからないと言うか、教えてくれる人がいなかったという感じです。素人判断ですが。。。 >・訓練方法について >これは実際、見ていないのでなんとも言えませんが、体罰形式だったようで、戻しました。それ以来、噛みつきがひどくなってしまったんです。 ひとつだけ質問があります。 >体罰形式だったようで、戻しました。というのは、何に戻したのでしょうか?現在は体罰を使ってないという意味ですか?それとも使っているということですか?チョークチェインカラーは使用していますか? 上記を拝見している限り、以下の方法で多少の改善は見込めそうな気がします。 まず、15Mから20Mのロングリードを用意します。 できるだけ早朝や深夜の公園、広場など道具を使って遊べる場所に行き、繋げる場所を探します。 片方は犬のカラーに、もう一端は木や柵など、他人や他犬が来ても届かない場所に繋ぎます。 ハンドラーは音の鳴るオモチャや大きめのボール(飲み込めない大きさのもの)などを数個用意します。そこで、持来(トッテコイ)ができない犬であっても、トッテコイの練習をします。これはハンドラー自身が楽しむつもりで行います。オモチャが数個あれば、犬が抱え込んでしまっても、他のものを投げて遊ぶなどができます。それで1時間以上遊んでクタクタに疲れさせます。(これは自転車散歩などでは不十分です。自転車散歩は体力的に疲れるだけで、犬は頭を使わないので心地良いストレスとはなりません) さて、クタクタに疲れさせたら、トレーニングを始めます。 スワレ、ツケ、マテ、フセ、コイの基本です。 うまくできるように誘導し、たくさん褒めてください。 そこで興奮して噛もうとしたら、犬を繋いだまま犬から見えないところまで立ち去ってください。 1分ほどしたら顔を出し、5Mくらいまで近づきます。その際、吠えている間は絶対に顔を向けないでください。近づいているときに吠えたら、背を向けて数歩進みます。吠え止んだ瞬間に振り返るとかそばに向かうなどします。(なかなか近づけないように感じますが、耐えてください。話を伺う限り、この犬なら多分1日二日でトリックを理解します) 褒めることで興奮するようなら、ニコッと笑ってグッドと言うだけでも大丈夫です。 体罰はNGです。遊びのリードはこちらが取るようにします。知恵比べです。 重要なのは知恵とタイミングです。 体力を使わせる方法では、自転車で30分軽く走った後、上記を行なうというのでも大丈夫です。 とにかく、体力を使わせ、犬が精神的に落ち着いたときに失敗させないようにコマンドを出し、それを成功させて褒めるようにします。失敗を体験させないように誘導することが重要です。(でも、去勢するとしたら、抜糸まではあまり運動させないように気をつけてくださいね) モチベーションにフードを使うのも結構です。ただし、脅し取られないように(笑)気をつけてください。脅し取りを体験させるのは非常に好ましくありません。(これはオモチャについても同様です。脅し取られないように気をつけてください。また、力で取り合うことが起きないように数個用意して取り替えるという方法を取ってください) 長文失礼いたしました。 だいたい1週間くらいで驚くほど違った反応になると思います。

ninanina
質問者

補足

とても参考になります。本当にありがとうございます。 体罰形式だったので戻したのは、ボラさんのお家に戻したという意味です。良くなかったでしょうか。。。体罰は賛成できないので。。。従って、現在は何もしていない状態です。訓練も、体罰も。もちろん、去勢手術後ですので、様子を見てから教えて頂いたようにしたいと思います。頭と体を動かす運動を心がけて、頑張ります。まだ、ちょっと麻酔が効いていてポケ~っとしているようです。。。どこまで改善してくれるか分かりませんが、教えて頂いた知恵比べでやってみようと思います。脅し取りには十分注意します。また何かご忠告がありましたらよろしくお願いします。

その他の回答 (4)

回答No.5

回答ありがとうございました。 よく分かりました。 >体罰形式だったので戻したのは、ボラさんのお家に戻したという意味です。 正解です。情緒が不安定になっている犬に体罰は厳禁です。 体罰が有効な犬は以下のタイプのみです。 1:人間を信頼し、我慢強いタイプ 2:友好的で好戦的ではないタイプ 3:明るくめげないタイプ 4:飼い主を喜ばせたいタイプ すなわち、体罰を使わずとも意思の疎通ができるタイプの犬たちです。 ただし、上記の犬たちにも過剰な体罰によってトラウマを植え込んだり、攻撃性を引き出すことは可能です。 ですので、体罰によるトレーニングは効果が低いか、もしくは別の問題を内包してしまうかのどちらかということになります。 体罰形式の訓練所から引き離したというのは正解だったと思います。 ただし、暫くの間に受けた訓練所での経験は、しっかり刷り込まれているはずですので、世話をする方は気をつけてください。 体罰を受けた犬は、歯を使うことに躊躇しません。 食餌を与えるときでも、脅し取ろうという行動がなければ、食餌の前のトレーニングは有効です。ですが、あまり無理をしないようにしてください。というのは、食餌というのは犬にとって非常に重要な位置にあるものだからです。興奮や攻撃性を誘発しやすい状況であることをよく理解してください。 スワレ、マテくらいで十分です。ただし、食餌の器は下におかず、世話をしている人が抱えたままでコマンドを出します。 マテの状態の時に、犬の視線とアイコンタクトできる位置に器を抱えます。 犬は器を見ているつもりで、人の顔を見てしまいます(沿線上にあるため)。 それによって、誰から食餌を貰っているかを理解しやすくなります。 目を合わせたらニッコリ笑って「ヨシ」のコマンドと共に、器を下に置き与えてください。

ninanina
質問者

お礼

何度もご回答頂きまして、本当にありがとうございます。知識として参考になるのはもちろんですが、精神的にも皆様に教えて頂くことで、もっと頑張ろう、と言う気になります。 つまり、体罰が通用するワン=体罰が必要ないワン=体罰歯必要ない、と言うことですよね?あまりにもカミカミだったので、今回ばかりは体罰でも専門家にお任せした方が良いのか、考えた時期もありました。でも、お話を伺って、またひとつこの子に傷を負わせてしまうところだったのですね。今まで3日に1度しかご飯を食べていなかったことを十分考慮して、教えて頂いたことを頑張っていきます。アイコンタクトや誉めることに重点を置いてこの子に愛情を受け取ってもらえるようになりたいと思います。ニンゲンとの共存もいいものだ、を分かってもらえるように頑張ります。今後もお力をお貸し頂けたら幸いです。ほんとうにありがとうございました。

noname#17364
noname#17364
回答No.4

こんにちは。  HoundLoverさんの方法、私も賛成です。  それに加えて、餌を与えるときに、以下のことを心がけてみてください。基本的な考え方はHoundさんと同じです。  餌を与えるとき、与える前に必ずお座り、お手、ふせなどをさせ、できた場合にだけたくさん誉めてやり、えさをあげてください。イヌが全然応じず、ギャンギャン吠えたり噛んでくるようなときは無視して、餌を持って退散します。叱ったり、たたくことはしません。そしてしばらくほっておいて、イヌがおとなしくしているときに、再び試みます。上手くできたら、餌を与えます。騒いだり、噛んだりしても要求が通らないことを分からせる方法です。また、イヌに接するときは毅然とした態度で接します。おどおどした態度は良くないと思います。  吠えることや噛むことに対して、体罰で応じる方法は私は反対です。たたくことによってイヌは余計に興奮しますから、逆効果だと思うんです。それより、私がお薦めしたいのは「無視」です。イヌは社会性の強い動物で、他のイヌや、飼い主との関わり合いが大切な要素を占めています。ですから、飼い主に無視されることは、イヌにとっては「罰」として使えます。  要求を通そうと思って吠えたり噛んだりしても無視されるが、人間の言うことをきちんと聞いていればご褒美がもらえる。そういう状況を徹底して作り、ワンちゃんが吠えたり噛んだりする行動を抑制しようという考え方です。  ただ、上に書いたことは一般論です。試す価値は十分にあると思いますが、もしかしたら上手くいくかもしれないし、上手くいかないかもしれません。個々のケースで当然対応を変えてあげる必要があります。また、次の飼い主に引き取られたとき、何よりもその飼い主への教育が私は一番重要だと思います。そういった意味でも、サポートしてくれるような専門家を見つけた方が良いと、私は思います。  大変でしょうが、頑張ってください。くれぐれも、怪我にはお気をつけ下さい。

ninanina
質問者

お礼

ご回答、本当にありがとうございます。あくまでも素人の集まりになってしまいますので、大変参考になりますし、心強くも思います。確かに、里親さんが決まった時も、十分気をつけたいと思います。現在、こちらが少々躊躇してしまうことを敏感に察している様ですので、毅然とした態度を心がけます。叱るより誉める。叩くより無視。これをモットーになんとかこの子にもう1度幸せになって欲しいです。。。興奮し通しのこの子に果たして無視がバツとして通用するか、自信が無い点でもありますが、もともとニンゲン大好き、遊んで欲しくってかまって欲しくってしょうがない子です。今までの不幸を取り戻してもらえるように頑張ります。本当に、今までごめんね、の気持ちです。。。今後ともお力をお貸し頂くことも多いかと思いますがどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

回答No.2

こんにちわ。ボランティアご苦労様です。 有資格でドッグトレーナー、インストラクターをしています。 保護された犬ということですが、去勢されたのはいつですか? また現在の運動(散歩)の状況を教えてください。 保護状態はいかがでしょう?屋外の犬舎ですか? お利口というのはどういう意味ですか? 訓練士が見たというのは、どういう状況なのでしょうか?またどういう訓練方法だったのでしょうか。 ちょっと情報が少なすぎて、回答が難しいですね。 できれば大型犬、特にシェパやアキタなどをご存知の方たちで世話をするようにしてください。できるだけ感情を出さないような接し方を心がけるようにしてください。必要であれば布製の口輪の装着も止む得ないと思います。 アルファ化などのことは考える必要は無いと思います。 同時に査定のできるカウンセラーに相談することも良いかもしれません。 とりあえずJAHA(日本動物病院福祉協会)に連絡してみたら紹介してもらえるようです。 再トレーニング(環境を変えて行動を矯正する)には最低2ヶ月は見てください。ですが、それは初日から二ヶ月ではなく、その犬に付いての情報を集めた上でのことです。観察時期を持ち、冷静に対応することで、対応できることも変ってくると思います。 ちなみに犬歯を削ることは可能です。犬歯を削ったアキタが保護された話をどこかで見ましたが、削る必要は無かったという内容だったように記憶しています。 関東であれば東京に歯科の専門の先生もおいでです。犬に悪くないように削る場合、高額になることも覚悟なさる方が良さそうです。(ただ切りっぱなしであれば歯髄等が露出し、痛みを誘いかえって噛み付くという行動を頻発することもありえます)

ninanina
質問者

補足

回答、ありがとうございます。とっても参考になりました。少ない情報の中、とても詳しくお答え頂いて恐縮です。現在保護してくれているボラさんに確認をとりましたので、ご質問頂いたことを補足させて下さい。 ・去勢について まだ去勢はされていません。明日、明後日に行う予定です。 ・散歩状態について ごめんなさい、詳しくは分からないのですが、1時間程度の普通のお散歩であると思われます。GRちゃんには十分とは言えないと思います。 ・保護状態について 室内にて保護しています。無駄吠えもすごい子なので、アボアストップ(電流ではなくて香水のもの)をしています。 ・お利口について 訓練士さんの前では必ず指示に従う。明らかにこちらが油断している時に噛んでくる。飼育放棄した飼い主には牙を剥いたことはないそうです。理解する能力を持っているのに、使い方がわからないと言うか、教えてくれる人がいなかったという感じです。素人判断ですが。。。 ・訓練方法について これは実際、見ていないのでなんとも言えませんが、体罰形式だったようで、戻しました。それ以来、噛みつきがひどくなってしまったんです。 犬歯についての情報も交えて、獣医さんとよく相談をしてみます。この子がもう一度ニンゲンにチャンスをくれるように頑張ってみたいと思います。アドバイスいただいたことは早速実践いたします。再度ご回答、よろしくお願いします。

noname#17364
noname#17364
回答No.1

こんにちは。  問題行動の治療ができる獣医を受診されてはいかがでしょうか?訓練士さんのトレーニングでいい結果が得られなくても、問題行動に対する行動治療で、もしかしたら上手くいくかもしれません。  問題行動が扱える獣医は実際にはまだ日本にはとても少ないのですが、ボランティアさんの情報や、愛犬家の雑誌などに問題行動についてコラムを出している獣医さんなどにあたってみると良いかもしれません。ただ、行動治療には時間がかかりますし、すべての患者さんが完全に上手くいくという問題でもありませんので、そのことはその獣医とよく相談してみてください。  上手くいくと良いですね。とにかく、怪我にだけはお気をつけ下さい。大型犬をなめてはいけません。万全の注意で接するようにした方が良いですよ。

ninanina
質問者

お礼

回答、ありがとごうございます。そうですね、正直言ってGRちゃんなので私も油断していました。回答を頂いてからすぐに、獣医さんと相談をしてみました。まず、去勢を先にすること、そして、犬歯を削ることが決まりそうです。かわいそうだとは思いますが、まず、保護場所を確保しないといけないもので。。。獣医さんもこの子の命を救うために協力してくださるらしいです。問題行動治療の獣医さんについてもお話を聞いてみようと思います。いつも心強いアドバイスを頂き、本当にありがとうございます。

関連するQ&A