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等時焼鈍ってどういう処理なんですか?
突然の質問失礼します。 院試の勉強で過去問を解いているのですが、本などで調べてもどうしても答えがわからない問題があって困っています。 問題は 「室温での塑性変形により加工硬化させた金属材料を、室温より高温度域において等時焼鈍した場合に生じる現象について、以下の用語に着目して説明せよ」 用語:空孔、転位、回復、再結晶、成長 です。ご存知の範囲で結構なので、等時焼鈍の効果などについて教えていただけるとありがたいです。
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こんばんは。 私なりの解説で申し訳ありませんが、 ○等時焼鈍と言うのは、試験材料の『保持時間』を一定(等時)にして、複数の温度で焼鈍することで、各温度での焼鈍による試験材料の諸特性等を調べるために行われます。 つまり、試験材料60℃で「20分」保持した場合と、80℃で「20分」保持した場合での諸特性の差、変化を調べるために行われた焼鈍を「等時焼鈍」と言う事になります。 参考までに・・・、 ●等温焼鈍と言う場合は、試験材料の『保持温度』を一定(等温)にして、複数の時間で焼鈍することで、各時間においての試験材料の諸特性等を調べる為に行われます。 よって、試験材料を「80℃」で20分保持した場合と、「80℃」で40分保持した場合での諸特性の差、変化を調べる為に行われる焼鈍は「等温焼鈍」と言う事になります。 さあ、これで問題が解けるでしょ!
お礼
親切な回答ありがとうございます。 こんな専門的な質問に答えてくれる人がいるのか不安だったので、とてもありがたく感じています。