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感情知能が低い
企業の性格診断で、感情知能が極端に低く、開発せよ、と診断されました。 振り返ると、人に対して怒ったり、悲しみを表現したりということがとても苦手で、無理に出そうとすると、子供じみた言動が出てしまいます。それでは社会人としてみっともないので、なるべく自分の感情は抑えた言動を心がけていたら、いつしか、「感じる心」までうせてしまったように思います。 たとえば、こんなことがありました。 公園で、長男(4歳)が小学生と衝突してしまい、(双方の不注意)小学生が怪我をしそうになってしまいました。私は、とっさに、小学生の怪我を心配し「ごめんね。」とその子に言い、息子には「きをつけてね」と軽く注意しました。小学生は大きな声で「気をつけろ」と言い放ちました。息子は強く言われ、泣き出しました。この顛末を聞いた妻が激怒し、「あなたは男親としてやるべきことをやらなかった。まず長男の心の傷をいやすべくその小学生をしかりつけるべきだった。」といわれました。 そこで私は自分の感覚に問題があることを自覚しました。その場ではまず小学生が怪我をしようとなんだろうと向こうにも非があるのと、大きい子が注意すべきなので、「その言い方はないでしょ。まだ小さい子なんだから。」くらいは言うべきでした。 自分は、他人から不当な処置を受けてもあまり多言せず、「日ごろの行いがまずいからこうなったのだ」と処理してしまいます。しかし、同じことを他人に求めてしまっているような気がします。このままでは家庭を守ることに不安が出てきました。 私の結論では、おそらく「気力」が極端に低いのではないかと思います。心理学でいうところの「AC」という解釈では「自分に優しく」などという処方箋が多用されていますが、むしろ私は自分に厳しくすることが必要かと思います。 ちょっとまとまりないですが、私の心境について述べさせていただきました。アドバイス、お勧めの書籍、体験談などお聞かせいただければ幸いです。
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ACが低いというのは「自分に優しく」の意味ではありません。交流分析という心理学でAC(順応した子供の自我)で出てきますが、交流分析では高低の数値でいいとか悪いの判断はしません。よい面、悪い面の両面を見ます。 ちなみに行動パターンだけで分析してみると「自分の諭し、よその子をきづかった」これを交流分析で見ると母性的な優しさが高いと思います。感情が出ない=気力が低いのではなく、交流分析でいうならA(大人の自我)が高いので感情に左右されない、FC(自由な子供の自我)が低いので素直な気持ちが表現できない、CP(父親的な自我)が低いので相手の子供を叱らなかった、NP(母親の自我)は真ん中、両方に優しく諭したといえると思います。 奥さんが怒った理由としては、やはり「父親らしく怒ってよ!」っていう気持ちだけだと思います。普段から優しい部分が女性からみると「男らしくない」と写ります。そういう意味では、CP(父親的な自我)として「厳しく怒る」という行為を求めただけだと思います。 それと一般的にみて、優しいまじめな父親の行為だと思うので、感情に問題があるわけではありません。大人になると感情表現が苦手な分、どうしても分析的、常識的などにとらわれがちなので、FC(自由な子供の自我)多少ガス抜きするなり、多少、失敗してもいいやくらいの気分屋になった方がストレスはたまりにくいと思います。子供っぽいのが恥ずかしいから、子供っぽい表現が苦手なだけだと思います。 会社からの結果だけで、全てが決まるわけでもなく、そして感情の出し方に「正しい出し方」があるわけでもありません。ただ感情が押さえつけられているとストレスを無意識で感じていても気が付かなかたりという傾向があるので、会社的な心理テストとしては、表現が「感情知能が極端に低く、開発せよ」となっただけだと思います。 それと心理テストは一つのテストで判断できるとは限りません。いくつものテストしてみないとわからないので、深刻に考えることはありません。 今回の行動パターンの分析だけで見ると、多少AC(順応した子供自我)いい子度が高く感じます、そこへNP(母親の自我)母性が高いので、自分がしんどくなることがあるので、多少足をふみはずすくらいの遊び心FC(自由な子供自我)をもったほうがいいと思います。
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お子さんのことを心配しておられるのですね。 私の「女性的感覚」で言わせていただけるならば、 質問者さまはごくごく普通のことをされたと思います。 そして、泣くのもいい体験です。ストレスも全くなく、 大きくなる子供っているでしょうか?むしろそのほうが怖いです。 そして奥様がちゃんとお子さんをフォローする発言をされている。 きっとバランスのとれた良いご家庭だと思います。 何の問題もないと憶測します。 >企業の性格診断で、感情知能が極端に低く、開発せよ 性格診断を真に受けるかどうかは(必ずしもどれも正確ではない) 質問者さまのお気持ちひとつにかかっていますが、 さびしい、うれしい、かなしい、などの感情を感じきることが 大事だとアドバイスを受けたことがあります。そのことでは ないでしょうか。感情を押さえ込む強さがあれば、別に気に することでもないと思いますが、質問者さまのこころの幅が広がる 絶好のチャンスととらえられてもよいかと思います。
お礼
ご返答まことにありがとうございます。 女性の視点という部分は考慮しておりませんでした。妻とは頻繁に意見や価値観のすれ違いがあるので、不安な時もありましたが-皆さんそうだと信じています(?)-ご意見をいただき、バランスのとり方に注意したいと思うようになりました。 「感情」を感じきるという部分についてはゆっくりと答えを見つけてゆきたいと思います。
公園の件では奥様の方が間違っていますよ。 こういう場合、「自分の子供に気を使う前に相手を叱りつける」のは常識ある大人の対応ではありません。 若いお母さん方の多くがこういう「自分の子供が傷つけられる」事に過剰反応をしますが、そんな教育をしていたら、何でもまず自分が大事、という子供が育ってしまいます。 自分の感情を出すばかりが良いことではありません。 > 他人から不当な処置を受けてもあまり多言せず、「日ごろの行いがまずいからこうなったのだ」と処理してしまいます >しかし、同じことを他人に求めてしまっている これが本来日本にあった「自分は置いてまず人様をという常識」です。 少し前の日本の社会の方が、今より「お互いに気を使う」クッション性を持っていたことでも判ります。 まず自分に非があるのではと考えるのが常識。 それを「他人にも求めるな」「先に相手を制するべき」と言う今の社会の方がおかしいのです。 あなたは、今時貴重な「古き良き日本の男」なのです。 ただ、小学生があなたの尻馬に乗って「きをつけろ!」とお子さんに言い放った時にこそは、大人の男として「君も小さい子に気をつけないといけなかったんだよ」と諭すべきだったでしょう。 この頃は親すら自分中心ですから、あなたのような人が教えてやらなければ相手の子供もマトモな疑問をもつことさえないでしょう。 そこがご自身でおっしゃる「気力がない」という自己主張の低さなのだと思います。 おっとりしている人には、おだやかにゆっくり、理詰めで自己主張するという方法があります。 声高に自分の感情をぶつけるだけの人々の中で、それは必ず仕事の上でも有利に働く時が来ます。 自分に厳しくするなら、これ以上取り締まる必要のない部分でなく、自己主張を頑張るようにしてみては? 道理を通すには気力が要りますが、「怒る気力がない時には理不尽な点だけでも公に明らかにしておく」のも、物の道理というものですよ。
お礼
ご返答ありがとうございます。自己主張の弱さは自覚しています。そういえば「自分を売り込む」「自分の意見を筋を通して力説する」という要素が欠けています。少しでも突っ込みどころを発見すると意見を伏せてしまうのです。何でも「絶対に正しい」ことはありえないので「こうしたほうがよいと思いますが皆さんはどうでしょうか」という調子です。「絶対にそうすべきです」と自身を持って意見を述べられる人がうらやましいです。完成度如何にかかわらず、「主張」することが「ダメだし」にもなるのですから。その辺の「勇気」と「開き直り」が課題です。
- chirobu-
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感情機能が低いのではなく、とっさの時の対応能力が問題なのではないでしょうか?感情を押し殺すのではなく、普通に対応すればいいのだと思います。もちろん大人として常識の範囲内で。公園での衝突の場合は謝るのではなく、『大丈夫?』(相手の子供に対して)そして双方に『気をつけなさいよ』(やわらかい言い方で)だったら、息子さんだって、理不尽な思いをすることがなかったのではないですか?こんなえらそうな事言うわたしもいつもとっさの言動については後悔することばっかりで“ああ言えばよかった、こう言えばよかった”のオンパレードですが・・・。
お礼
アドバイスありがとうございます。 >謝るのではなく、『大丈夫?』(相手の子供に対して)そして双方に >『気をつけなさいよ』(やわらかい言い方で) この台詞は暗記できるくらい覚えていたいと思いました。 とっさの言動は、もう少し冷静になる訓練を意識したいと思います。
- isoyujin
- ベストアンサー率21% (145/662)
精神病理の話は分かりませんが、 息子さんの話は貴方のほうが正しいと思います。奥さんのは女親の発想です。ケガがあればまた別でしょうが、一緒にいた親としては事故の時はまずは相手を気遣うのは当然だと思います。 そしてこのことと性格のことは話が違うと思います。 そして、家庭を守ることとも別だと思います。
お礼
さっそくのご返答感謝です。性格と、行動と、「家庭を守る」ことを ごっちゃにしていた自分に気づかされました。客観的な目はなかなか持ちにくいものですね。自分の判断にも理があると心得つつ、妻の考えを 理解してゆきたいと思います。
お礼
専門的な分析と解説まことにありがとうございます。私もこの類の理論は立ち読みでしか知りませんでしたが、このように説明をいただくと自己を客観的に受け入れられそうです。公園の一件のあとは、自分が人格障害であるかのように思い、物事を悪い方向へ考えてしまい、GWは苦痛でした。いちいち気にするところもプラスに受け入れていこうと思います。